くるめろとは違う

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オレカバトル:幻定モンスター 舞王ナタラジャ ナタラジャ×ナタラジャ

オレカバトル『幻定モンスター』より

 

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白のラスボス感

大魔皇トカイ杯が終了しナタタイシのイラチェンが登場してから1週間、昨今は幻定モンスターとして登場となった舞王ナタラジャを家のカードストレージからディグし育成。大合戦の属性縛りから開放されたというのに相変わらず赤いカードばかりスキャンしまくっている日々が続いている。

マハデーヴァから派生したナタラジャは「白」で統一されたカラーリングが気に入っている。かなり主観的なイメージなのだけど、ロボットやモンスター等そういった戦う存在って「色」が少ない方がより強そうな気がしてしまうのだ。なので一色で統一されていると(例えばシャアザクとか)非常に強そうな匂いを感じ、さらにこれが「白のみ=無配色」となるとそこにさらに神聖な雰囲気が漂い始めるような、なんだかとんでもないラスボス味を感じてしまうのだ。

たぶんあなたも「色味が多い色彩ガッチャガチャの豪華な奴」と「全身真っ白の質素な奴」が敵の本拠地みたいなところで一緒に出てきたら、「あ、これはこの豪華な方は”噛ませ”だわ…。」とか、そんなフィーリングを得るはず。つまりナタラジャはそういった意味で非常にラスボス感に溢れているのだ。

 

舞王ナタラジャ

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現状はこんな感じに。2リールは「こうげき!」が「生命の踊り」に変化するが「★→」は無理っぽい。また1リールへの提案が渋く初期のリールから変更がない、これに関してはWEBで検索をかけてみてもコマンドの推移の傾向が概ね一致していたりして、全体的にかなり渋いようだ。

以前も纏めたのだけど念のため技の説明を書かせていただく。

  • 火神の踊り→60%の全体攻撃(水特攻)/踊り連続発動で90%へ
  • 踏魔の踊り→60%の全体攻撃(悪魔特攻)/踊り連続発動で90%へ
  • 生命の踊り→HP50回復の単体指定/踊り連続発動で65回復+ターン毎35回復加護付与
  • 再生の踊り→HP30%で蘇生/踊り連続発動で HP50%AT・SPアップで蘇生

 

イラチェンや技の百式観音感

己の厳選とコマンド育成に限界を感じ悩み抜いた結果

彼がたどり着いた結果は

 

感謝であった

 

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1日1万回、感謝の課金。

 

一連の動作をこなすのに当初は5~6分…(*カード排出を含む)

1万回を課金し終えるまで初日は18時間を費やした

 

課金を終えれば倒れるように寝る

起きてまた課金を繰り返す日々

 

2年が過ぎた頃、異変に気づく。

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一万回の課金を終えても 日が暮れていない

 

そして

ゲーセンを降りた時バトラーの課金は

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音を置き去りにした

 

こうして、百式舞王は完成した。

 

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百式舞王!「火神乃踊」(…ッ…チャリン!)

 

 

 

はい、完全にハンターハンターに登場するネテロと百式観音です

 

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*画像は解禁当初に即イラチェンさせたナタラジャ

個人的にナタラジャのイラチェンポーズや踏魔の踊り(巨大な足が空から落下)モーションが凄く百式観音っぽいなっていう。以前から言ってはいたんですがせっかくなのでどうしようもない絵を描いたぜ!

ちなみに火神の踊りは太鼓でぶん殴る技ではないです、あしからず。

 

舞王の真髄

ナタラジャはマハデーヴァをベースにした派生として限定で登場するも、元となるマハデーヴァが300%OVERの必殺「ピナーカ」を持っていたりする部分に押され亜種感が強くなってしまっている。しかしながら個人的にナタラジャの真髄は上記技の生命・再生の踊りの回復・蘇生効果にあるような気がする。

同じ蘇生要因であれば「不死鳥フェニックス」、加護であれば「聖獣バロン」の競合が存在し、それらの効果と比較すると確かに効果は下回ってしまっているのだけど。

しかしながらこれら2つを同時に併せ持ち、水特攻・悪魔特攻等さらに比較的攻撃力の高い「火属性・悪魔族」と属性種族統一も組めるオールマイティな強みを持っている。(器用貧乏とみられる方もいるのかもしれないが。)最強決定戦等の疑似対人等ではないCPU戦(特に通常戦)であればその力を遺憾なく発揮してくれる。

 

大抵1人足りないオレカ界

ナタラジャはヒンドゥー教に登場し、マハデーヴァとは同一の存在とされている。彼らはヒンドゥーにて破壊神とされるシヴァが無数に持つ別名。ヒンドゥー教からは他にクリシュナ(ヴィシュヌ)が登場しており、あともう一人「ブラフマー」が揃いヒンドゥー教の三神とされている。

しかしながら、僕が個人的にこの中で一番推しているブラフマーはオレカには登場していない。頭が4つあったりして宇宙を作ったり知恵の象徴だったりと非常に重要な存在だと思うのだけど、実際ヒンドゥー教においてもブラフマーは他の破天荒な神(主にシヴァとヴィシュヌ)に比べると影が薄いような印象を受けるのも関係しているかもしれない。

そう考えるとオレカ界はこういったそれぞれのストーリー(神話だったり)の主要人物において、大抵1人足りてない事が多い。

パッと思いつくのはオレカでも人気がある孫悟空・牛魔王が登場する西遊記で言うところの「三蔵法師」、ロキ、トール等が登場する北欧神話物であれば他ゲームでは確実に登場する「フレイorフレイヤ」、アフロディテアポロン、アテナが登場するギリシャ神話のオリュンポス十二神からはそもそも肝心のゼウスが出ていない。

ゼウス等の象徴的な存在は、あるいはイメージが確立しすぎていたりもするので、そのせいもあるのかしら?ソロモン72柱のアモン(デビィール!)とか、サタンとか。

もちろん、オレカはオリジナルキャラをメインに展開するゲームなので必ずしも出ないとおかしいってわけではないのだけど、こういった“ある種の不在感”に関しては公式が意図的に残した「伸びしろ」=「惹きつけつつ、いつか出るもの」であって、さらに言えば「アイツはでるのかな~」と楽しみにしたり、想像できる余地でもあると勝手に思っていたのだけど。

通常解禁が停止してしまった今、ブラフマー等上述の不自然に1席空いた椅子が埋まることはないのだろうなぁ…と考えると、少しばかり寂しい気分でもあったりする。

 

 

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