『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』より
- YEAH!!!! WE GOTTA MOVE ON (from bottom of the hell)
- 戦隊への復帰と玩具と私
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ:DXドンオニタイジン
- ドンオニタイジン:各隊員ロボ
- 桃谷ジロウ?! ドンドラゴクウとドントラボルト
YEAH!!!! WE GOTTA MOVE ON (from bottom of the hell)
※我らの道
オビワン!!!私です。最近はと言うとようやく重い腰を上げてThe Book of Boba Fettを全話視聴し「こんなもん!マンダロリアンシーズン2.5じゃねーか、どんだけディン・ジャリン頼りなんだよ」と、アンバンスナイパーライフルのナーフ(上記画像)を米アマからお取り寄せしてみたり、先日公開されたオビワンが明らかに"ダメな方のスターウォーズ"のオーラを放ち、まだ終わってもいないドラマシリーズにじんわりとガッカリしてみたりと相変わらずの日々である。
前回のブログから1ヶ月ぶりとの事で、そうこうしているうちにレガシーのブリッツウィングが到着したりと、前回の怒涛のレガシー連投から更に進捗があるのだが。
バンダイが戦隊玩具で規格外の馬鹿でかプラスチック塊をブチかましてきたという事で、ちょっとアンバンスナイパーライフル・ナーフ撃ってる場合じゃないぜと引っ張り上がってまいりました。This is くるーるめろでぃーです。
戦隊への復帰と玩具と私
これまで気が狂ったようにトランスフォーマーの話ばかりしていたTFキ印が、唐突に商売敵であるバンダイ商品をフィーチャーするという異例のポスト。
とは言え子供が出来た事をきっかけに、これまでの悪魔に魂を切り売りするような自堕落な生活も一変し、強制的に「休日の朝も元気に7時起き」の生活となり、また、子供は女の子なのだが、プリキュアを軸としてその後のスーパーヒーロータイムへとごく自然とスライドしていくことで、長らく半リタイアしていたスーパー戦隊シリーズへもキラメイジャー辺りから完全復帰。
続くゼンカイジャーでは既に腰どころか眉間あたりまでどっぷりと浸かりきり、子供を引きずりシアターGロッソへと向かい、当然のように変身玩具関連は完全に抑えてはいた、という経緯もある。
しかしながら、腐ってもTFファン、俺は変形ロボには屁の突っ張りと、一家言があるんだぜ、と、可変ロボットという最後の砦だけはバンダイにも陥落はさせられず。
特に前期ゼンカイジャーのロボがなかなかに厳しいルックをしていた辺りも影響し、どうにか手を出さずに済んでいた。しかしながら実のところ、キラメイジンはめちゃくちゃキラキラしてたので買った。あれ、私の最後の砦ってば早々に城門突破されてない?
しかしながら暴太郎戦隊ドンブラザーズときたら、この最後の砦を「AKIRAっぽいバイク」という非常に残忍で高い殺傷能力をアイテムで速攻で崩しにかかり、ドンブラザーズ1体目ロボへと変形するDXエンヤライドンは発売日に買っていた。
何よりも箱のジャケがエグいほどカッコいい。
このエンヤライドンは前戦隊となるゼンカイジャーのロボとニコイチ合体をして「ドンゼンカイオー」へと変形する、という単体では合体を果たせない仕様だったのだが、普通に単体で買った。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ:DXドンオニタイジン


※ドンブラザーズの玩具はどれもパッケージイラストがめちゃくちゃかっこいい。
初っ端のロボ玩具から高い殺傷能力を持った暴太郎戦隊ドンブラザーズから、満を持して正式1号ロボ「ドンオニタイジン」がリリースとなった。
余談が続くのだが、今回の暴太郎戦隊ドンブラザーズの玩具展開は若干特殊で、前述の通り1体目のロボは前戦隊「ゼンカイジャー」とのニコイチ合体と若干の消化不良気味でのスタートとなり、その後チェンジヒーローズ枠での「モモタロウアルター」シリーズがリリース。この流れに対して、正直当時のネット上ではかなりネガティブな発言が散見された。
が、これに関して、私は仕事の役得もありこれらのリリースと今後=ドンオニタイジンのリリースをかなり早い段階から知っており、上記の消化不良が続く中でのネット上の多くのディス、時にはそのネガティブ発言の矛先がドンブラザーズの作品内容にまで波及するような状態に非常に歯痒い思いをしていた。
違うんだよ!ドンブラザーズには今後「ドンオニタイジン」っていうヤバいロボが登場するんだよ!
あと、ドンモモタロウがアルターにチェンジした瞬間に魂抜けてぶっ倒れる演出、普通におもしろいじゃん!
と、ひたすら家の裏に掘った穴に叫ぶ日々。しかしながら、ドンオニタイジンが発表されて完全に風向きが変わった。
当時ディスっていた面々の手のひらは恐ろしいほどのドライブ感でくるくると返りまくり、遂には昨今の戦隊、なんならライダー玩具でも異例の売り切れ続出という事態。各WEBショップでは売り切れが相次ぎ、アマゾンでは早々に高額転売が開始。発売日の店頭在庫を奪い合うという信じられない光景へと発展している。
だいぶ前置きが長くなったが、では何故このドンオニタイジンが昨今の低迷する戦隊事情にて番狂わせを行い、売り切れ続出するほどにバズっているのか。
TF界隈の辺境タトゥーインでお馴染み当ブログをチェックしている奇特なアウトロー共(紳士・淑女の皆様)には最早説明は不要かと思うが、しかしながら私は今回のバンダイの男気に「惚れ申したぁーーーー!!」といった具合で、つまりダイレクトにマーケティングに加担したいので、敢えて切々と語っていこうと思う。
ドンオニタイジンの魅力1:再現性が映像を超える(謎理論)



こちらがDXドンオニタイジン。まず一目で劇中の再現度が異様に高く、戦隊ロボ玩具として見たときのスタイルの異常な良さが分かる。戦隊ロボをそこまで所持しておらず、はっきりとど素人である私にも分かる凄まじい再現度。
今今で気付いたのだが肩に配置したキジンソードを逆につけており、以降も逆配置の画像が続くが相変わらずのご愛嬌である。
前日の通りキラメジャーで戦隊復帰し「キラキラしててめっちゃカッコイイ」というアホみたいな理由でキラメイジンを購入していた私にとって、戦隊のロボ玩具はリアルターゲットの子供達が安全に、またはノーストレスで遊べるようにという点にウェイトを置き、劇中の再現度は二の次という大前提があるという認識であった。
特に前作ザンカイジャーには腰どころか眉間まで、いや、実際のところ眉間すら超えてほとんど姿が見えないくらいにどっぷりと浸かりきっていたのだが、しかしながら、ゼンカイオーはそうした「玩具的アプローチ」の色が濃く、完全に食指が動かなかったのだが。
DXドンオニタイジンを見てくれたまえよ。めちゃくちゃにスタイリッシュで劇中の再現がエグい。というか、最早劇中に出ているスーツよりも手足が長く、劇中のきぐるみがこの玩具に追いつけていない、という凄まじい逆転現象。
信じられない事に玩具の方がカッコいいのである。
敢えてディスるとすれば、というか、個人的に気になっているのは手の短さだろうか。ここがもう少々長ければ、恐らく私は発売日の次の月曜日に会社を休んでこのポストを書いていたはずだ。正直なところ、ルックの部分ではそれ以外に一切の非の打ち所がない。
また、後述はするもののそうしたルックを維持しながらも安全性や耐久性に配慮され、こんな姿だというのに対象年齢3歳以上という化け物である。
ドンオニタイジンの魅力2:可動性の獣
既に公式からもかなりの勢いで推されていて、今回のドンオニタイジンが過去の戦隊ロボから大きくブレイクスルーを果たしている点として可動面の充実具合がある。
戦隊ロボというと、動く部位はせいぜい肩の前後のスイングによる腕の可動と、股関節による足の可動程度が一般的なイメージだったのだが(そして前作ゼンカイジャーのゼンカイオーは足の可動すらない、足の可動完全に0である)、今回のドンオニタイジンは
- 首がボールジョイントで回転と角度付
- 腕周りで肩の前後スイング・水平スイング・肘にロール・肘の折り曲げ・手首がボールジョインでロールと角度付・拳の指が稼働し手のひらが開閉
- 腰にロール
- 足に股関節の前後スイングとロール・膝の折り曲げ・足首の角度付・傾斜付
と、昨今のトランスフォーマーばりに動くのである。
我々トランスフォーマーファンが、ER版オプティマスに付いた握り手の開閉ギミックに泣いて喜んでいたのも記憶に新しいというのに、まさか対象年齢3歳からの戦隊ロボがこうもやってのけるとは。
ドンゼンカイオーの半身を持っている身()として、あるいは前作ゼンカイオーや前前作のキラメイジンからは想像がつかない程の動きっぷりで、公式が謳う「フル可動・驚異的なアクションポーズ再現」に偽りなし。


とにかく動きまくるのだ。TF畑の腐ったミカンこと私なので、どうしても比較対象がトランスフォーマーに向かいがちだが、特に足首の水平の傾斜なんかはトランスフォーマーですらつい最近標準化されたぐらいで、この前まで完全に子供騙し(良い意味で)程度にしか動かなかった戦隊ロボがいきなりこのレベルで可動するなどミッシングリンクも甚だしい。マジで何がどうなっているんだろう?と、不安になるレベルである。
しかしながらこの可動性には問題もある(のか?いや、ないんじゃないか)
戦隊ロボは想像力とロマンで遊ぶものなので、そんなに細かい指摘をしなくても…。と、思われるかもしれないが、今回のドンオニタイジンはそうした「見立て」で遊ぶ前時代的な領域を遥かに飛び越え、かなりの飛躍を遂げてしまっているので突っ込まずにはいられない点として。


各部の可動だが、スイングも折りたたみもロールも、何れもカッチリとしたクリックが仕込まれており、この点は後述する巨体を支える上やお子様が安心して遊べるような配慮として非常にクオリティが高いのだが。
私のようないい年してロボットおもちゃに入れ込む糞おたくおじさんとしては、このクリックの定位置のズレ感がどうしても気になるところなのだ。
画像のように恐らく立ちの際の標準位置に持ってくると若干前かがみとなり、それが嫌で背面にワンクリック動かすと結構な勢いで後ろにのけぞってしまう。
また、カッコよくハの字立ちをさせようと足の付根のロールを回すと結構な勢いで足を開いてしまい自立がかなり厳しい状況になってしまう。
これら可動面の気になる点の多くは下半身に集約されており、上の画像だとめちゃくちゃいい感じにポーズが決まっているような印象があるかと思うが、このポーズを取らせるためには完全にクリックを入れきらない、つまり半クリ状態で立たせているような状況。
また、これらのクリック問題以上に気になっているのは足の付け根の可動。ドンオニタイジンの腰回りはガンダムのようなスカートを履いた形状となっているのだが、このスカートに一切の可動がないため足にめちゃくちゃ干渉してしまい、せっかくのパワフルなアクション性が十分に発揮できない点は本当に残念である。


パーツの構成上、腕を上げることでキジブラザーのパーツと干渉してしまう点もウィークポイント。
しかしながら!である。もう完璧に感覚がバグり対象年齢15歳以上のトランスフォーマーをいじっている感覚で「可動があーだ・こーだ」と喚いているのだが、このドンオニタイジン、対象年齢3歳からの戦隊ロボなのである。
本来であればこれら可動面にケチをつける等、お門違いも良い所な話なのだが、尋常じゃないほどアクションしてしまうので、ガタガタ抜かさずには居られないといった具合で。平たく言えば、この戦隊ロボが年齢のターゲッティングを飛び越える可動性の獣であり、シンプルに異常なだけなのである。
ドンオニタイジンの魅力3:馬鹿でかい


もう既に何度かチラ見えしているのだが、ドンオニタイジンの最もプリミティブな魅力として、シンプルなバカでかさが暴力的に君臨している。
詳しくは後述するが胴体となるレッドロボからして、平気で前回のゼンカイジャーのメインロボと同等のサイズ感を誇っており、とにかく馬鹿でかいのだ。
※画像はドンゼンカイオーの半身であるが
バンダイとしてもここはストロングポイントとして大々的に打ち出しており、パッケージにも戦隊ロボ史上最大級と書いてある。
私は復帰組のため過去作への造詣はまったくもって皆無と言って良いが、それにしても馬鹿でかい事だけは理解できる。そういった根源的な魅力がある。
冒頭でも触れた通り、昨今手を出し始めている変身玩具と並べてこれである。ツーカイザーの持つ武器ギアダリンガーよりもデカく、もはやこっちを持ってぶん殴ったほうが攻撃力が高いのではないかという重量感。そう、このロボット、持ったときにズシンと来る重みがある…!のである。
これまでの写真もそうだがデカすぎるアイテムの個人的なボーダーとして「撮影を行う机に乗り切らずに床置きして写真を撮る」という分かりやすい基準値があるのだが、今回のドンオニタイジンは当然ながら床置き一択であった。
TFファンの皆様に伝わりやすいかなという所で、ER版オプティマスとタイタンクラスのスコルポノックと比べると画像の通り。
もちろんスコルポノックは規格外のデカさというか、もはや「デカい玩具作る企画」という点をベースに作られているキチガイアイテムなので、大きさのパワーという点では比較対象に当たらないかと思うのだが、それにしても子供向けの戦隊ロボとしては異常なまでにデカい事はおわかりいただけるかと思う。
こいつぁ、まだデカくなるぜ…!
また、こちらも既にWEB上では話題だが、今回のドンオニタイジンには其処此処に未使用のパーツ受けが付いている。
この受けは足の底面にも付いており、これだけ馬鹿でかい玩具が今後下駄を履くことで更にデカくなるのか!と話題となっている。
ドンオニタイジン:各隊員ロボ
相変わらずポスト内での各文章ボリュームコントロールの下手糞っぷりで、かなりブッちぎってしまっているので、ここからは駆け抜けていきます。
通常であれば戦隊員が乗り込むミニロボやマシン関連が変形しロボットになるような印象が強いが、今回のドンブラザーズはストーリーの他、各設定もだいぶ攻めており、各隊員がロボットに変身(アバターチェンジ)し、人のサイズ感でのミニロボ「ロボタロウ」となる。
見ての通り、今回のドンオニタイジンは何よりも合体後の姿へとステータスを全振りし合体前はだいぶ粗い印象である。が、そもそも戦隊ロボの合体前は前提としてだいぶ甘いので、それに関してどうこう言うつもりもない。
<6/5追記>


ドンオニタイジンの兜と腹筋は完全に余剰だとばかり思っていたのだが、このパーツ類はドンロボタロウとサルブラザーロボタロウに取り付けが可能とのご助言を頂いた。
確認したところ完全に取付可能、特にサルブラザーはめちゃくちゃナチュラルに腹筋パーツをドンオニタイジンと共有しており、更なるクレバーさに驚かされている。
ドンロボタロウ


赤であるドンモモタロウが変身するロボタロウのドンロボタロウ。
各可動は基本はドンオニタイジン時のものに準拠し、更に割り切った点としてドンロボタロウの腕にほとんど可動が無い。
一応ドンオニタイジンの可動域を使用してポーズをとらせることはできる。が、シュール!
再現性という点ではだいぶ粗い作りとなっているが、劇中のドンロボタロウの姿の補完はチェンジヒーローズで行うわけで、中途半端に回収されておかしな事になるよりは完全に切り替えてくれた方がこちらも安心できるというものである。
サルブラザーロボタロウ


だいぶ粗い仕上がりのロボ太郎達の中、ドンオニタイジンの腕がそのままついている状態で、再現性や可動面では中々に優れていると感じるサルブラザー。
青いゴリラ(実際は猿だが)を見ると反射的にメタリックに光る青いゴリラが浮かんでしまうので並べてみた。…親戚かな?
オニシスターロボタロウ


だいぶ粗さが目立つ面々の中でも一際荒れまくっている印象のオニシスター。
が、各メンバーがロボタロウ化でモチーフの動物の姿に回帰していく中で、「鬼」としてまんま人モチーフのまま重装備化していたりと、ロボタロウ化自体がケイオスにある中、四肢のパーツを担当するという訳だからもはやこうなるしかあるまい。
首のロールと肩のごく一部のみが本当に気持ち程度スイングする。特に背面はつま先がド鎮座している。
しかし再現性という点を捨て去った事により恩恵として「ロボの足」としての完成度は非常に高く、また可動の部分でも子供向け戦隊玩具としては異例の足首の平行軸可動までついているというロボ側のメリットが突出している。
また、先程のロボタロウ形態で対象年齢どストライクな我が娘もうすぐ4歳は特に問題なく「オニシスターロボタロウ」を上手く見立てて遊んでいるので、私のようなおっさんに最早出る幕はなさそうだ。
イヌブラザーロボタロウ


もう片方のロボ足となるイヌブラザーロボタロウはオニシスターに比べだいぶ頑張っている印象。犬としての足は変形の恩恵も有り各々カッチリとしたクリックで可動し、尻尾の「ブースターテール」も左右・上下に可動が可能で画像のように大喜びの犬尻尾のようにすることも可能。
ただ、どういった経緯かは不明だが劇中のイヌブラザーロボタロウが手足尻尾も含め黒ワントーンであることに対して、今回の玩具では一部グレー(オニシスターロボの肩のガンメタとも違う)になっている。
キジブラザーロボタロウ
そして最後のキジブラザー。
「僕は肩だけ!?」と本編では若干ネタっぽくあしらわれていたのだが、こと玩具では恐らく最も劇中の再現度が高く、また、主要の翼もシッカリと可動したりと玩具的なクオリティーは非常に高い。


他のメンバーと違い唯一クリアパーツが使用されており、これがシンプルにめちゃくちゃキレイでアガる。
特に胴体は内部のメカモールドの上にクリアパーツが配置された、TFで言うところのグリムロック率いるダイノボットの当時品のような仕様となっており、こうした内部モールド+クリアパーツの構成が子供を興奮させるカジュアルドラッグとして今も脈々と受け継がれていることを感じさせる良い構成だ。
劇中の映像を見る限り尻尾であり、武器となる「キジンソード」の付き方が逆なのだが、玩具のパッケージに収められた写真ではその逆となる上の画像のような配置になっており、とりあえず今回はパッケージに合わせてみた。
桃谷ジロウ?! ドンドラゴクウとドントラボルト
以上、ドンオニタイジンは公式の謳う
・戦隊ロボ史上最大級のデカさ
・驚異的なアクション性
の通り、いやそれに加え「スタイリッシュ且つ高い劇中の再現度」が加えられるような、おしっこ漏れちゃうレベルにカッコよく、これが定価9,350円(税込)、店頭価格で7~8,000円は間違いなく「買い」としか言いようのないイカれた玩具だった。
予約開始後売り切れ続出し、現在もなかなか買いづらい状況ではあるのだが、今回のドンオニタイジンには今後拡張されるであろう謎のパーツ受けがあったりと、今後の2号ロボとの合体も予想されているため、必ずメーカー在庫がしっかりと復活し、適正価格で出回るので、訳の分からない転売屋からとんでもない価格で買う必要は絶対にない。
また、前述の仕事柄の役得もあって登場や玩具展開の内容は把握していたのだが…追加戦士が~2号ロボが~と書いている中で調べてみたら、先日本編で登場した意味深な新キャラ「桃谷ジロウ」に関連するであろう追加戦士、
・ドンドラゴクウ/ドントラボルト
の玩具が既に予約開始されていた。
ご覧の通り、通常変身後のドンドラゴクウやドントラボルトはダイレンジャーのキバレンジャーを完全にオマージュした姿となっており、前作のツーカイザーのような当次世代への目配せとファンサがエグい。
玩具展開に関しても、まずはアルターからとなっているが、ドンモモタロウアルター発売時に鬼の形相で戦隊玩具を憂いてボロクソに叩きまくっていた諸君も、流石にその後のオニタイジン展開を見た今であれば、このドンドラゴクウ関連のその後の展開も予想できるだろうし、消化不良感によるブーストでこのドンドラゴクウアルターを袋叩きにする気も起きないかと思う。
乗りかかった船(あ!桃太郎だぁけぇにぃぃいぃ~~~!!)という訳で、ドンブラザーズのロボ関連は今後もポストを行っていきたいが、取り急ぎはトランスフォーマー開封おじさんに戻るはずだ。
おそらく次はジアクサスじゃないでしょうか。(ブリッツウィングはスキップ確定ぇいい!!!)
おわり