くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

トランスフォーマー:ざっくり紹介 トランスフォーマーのパラレル展開をざっくりまとめてみた

トランスフォーマー雑記

 

 

最後の騎士王の公開迫る…ッ!前にTFのパラレル展開をおさらいしたい

ついに公開まで一ヶ月を切ったトランスフォーマー実写版第5作目「最後の騎士王」。予告では超ロボット生命体であるトランスフォーマーの創造主とされるクインテッサ星人と思しき存在がチラ見えしていたり、アンソニー・ホプキンスが出ていたり、オプティマスがバンブルとぶん殴り合っていたり、アンソニー・ホプキンスが出ていたり、と色々と不穏な空気が漂っていたりアンソニー・ホプキンスが出ている内容に公開が待ち遠しい。

さらに今回はアニメ版映画「ザ・ムービー」にてキーパーソンとなった「ホットロッド(ホットロディマス)」の登場も決定。個人的にロディマスはお気に入りのキャラクターなのでこちらもある程度、つまりマイケル・ベイが例のごとく色々とぶっ壊す(キャラ崩壊も含め)であろう事を念頭にジワジワと期待している。

 

cruelmelody.hatenablog.com

さて前回のブログでは、実写で興味を持った方やこれからTFを見てみようという方に、初代TFを中心にメインとなる世界観を大まかに(そして個人的な主観込みで)まとめたのだけど、今回は前述の実写TFの世界も含めた「パラレル展開」を超ざっくりとご紹介させて頂きたい。

以前にも触れたのだけどトランスフォーマーの世界には様々な世界線、別次元、ある分岐点での選択の分岐によるパラレル展開が多々存在する。今回はそんなパラレルのお話。

 

トランスフォーマーパラレルざっくりガイド

前回に続きご理解頂きたいのは、このざっくりとしたパラレル展開表は僕が「こうなんじゃない?…たぶん」と個人的憶測でまとめたものなので必ずしもこれが正しいとは限らないよ、ということ。

*前回に引き続き、トランスフォーマーのメインライン/パラレルの線引は日本国内と海外においても公式に違いが言及されていたり、後々「あのシリーズはやっぱりメインラインって事にしようぜ!」みたいなパラレルの習合みたいな物があるような、公式もざっくりしているので諸々笑って許して下さい。

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こちらが映像で展開されている作品をざっくりとまとめた物。冒頭で触れた実写の他にも、ここ最近放送されていたプライムシリーズのフルCGアニメや国内で制作されたマイクロン伝説等。これらは超ざっくり言ってしまえば「初代トランスフォーマーアニメと出ている人たちはだいたい同じだけど、まったく別の世界線で起こっている事」といった感じ。

 

実写版トランスフォーマーシリーズ

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こちらが現在最も有名なパラレルラインとなる実写版シリーズ。WEBでは「見たいけれどどれから見ればいいかわからない」といった意見が散見されたので軽くまとめてみると

1作目:トランスフォーマー ―メインヴィラン:メガトロン

2作目:トランスフォーマー「リベンジ」 ―メインヴィラン:ザ・フォールン

3作目:トランスフォーマー「ダークサイド・ムーン」 ―メインヴィラン:ショックウェーブ

4作目:トランスフォーマー「ロストエイジ」 ―メインヴィラン:ロックダウン

5作目:トランスフォーマー「最後の騎士王」 ―メインヴィラン:???

の順となっている。*リンクでそれぞれの商品ページ・公式サイトへと飛びます。

登場するキャラクターはメインラインのTFをわりと踏襲しているのだけど、バンブルが喋れなかったり、ジェットファイヤーがおじいちゃんだったりと結構な改変がなされている。

TFの荒廃した母星「サイバトロン」を再生するための鍵「オールスパーク」を求めメガトロンが地球へとやってくるも北極で機能停止、眠りについていた―

という部分は初代アニメで400万年眠りについていた設定を引き継いてでいるように見える。またトランスフォーマーではメジャーな人間主人公名「ウィトウィッキー」もきちんと引き継がれていたのだけど、4作目から主人公が変わりウィトウィッキーさんではない。

トーリーが進むに連れてオートボットを含めたTF達が人間から迫害されていく様子はアメコミ作品で描かれたリアルでシリアスな展開にも近い。

*アメコミのお話は後日まとめます。

トランスフォーマー トリロジー ブルーレイBOX(6枚組) [Blu-ray]

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 上記発売済みの映画はトリロジーとしてまとめられている。

 

なにそれ補足:プライムとマトリクスってなに?

ほぼ全ての作品に登場するオプティマスプライム(日本ではコンボイ)。「プライム」とはサイバトロン星の叡智「マトリクス」を授けられることにより得られるリーダーの称号。マトリクスはこれまでのリーダーの知恵が詰め込まれた物であり、これを使うことで前回のブログで触れたユニクロンに対抗するパワーを得たり、誰かを生き返らせたり…とわりとなんでも出来るなんか凄いオーパーツ的な物として登場する。

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*ロディマス(赤い人)がYou gotta the power!(開いている)しているのがマトリクス。

オプティマスがプライムになる前は「オライオンパックス」という配送業者(初代アニメ)・情報収集員(プライム)・警官(コミック)だったとされ、強力な戦士だったという描写は少ない。彼が瀕死の重傷を追った際にサイバトロン星の長老からその勇気を認められマトリクスを授かりオートボットの司令官オプティマスプライムへ再生した。

オプティマス以前にもプライムは存在し、実写版では前任のプライム「センチネルプライム」が3作目にして登場している。そもそもサイバトロン星には「最初の13人のプライム」が◯賢人的なスタンスで存在していたが、大抵の作品ではサイバトロン星は荒廃しオプティマスが最後のプライムとされている。

トランスフォーマーリベンジ トランスフォーマームービー RD-10 フォーレン

実写2作目のザ・フォールンはこの「最初の13人のプライム」の1人で(映画では4人だっけ?)本来はメガトロナスという黎明期のプライムだった。実写においてメガトロンは彼に師事しており、またいくつかの作品ではメガトロンがプライムの1人「メガトロナス」にあやかり"メガトロン"を名乗っている、といった設定も存在したりする。

 

トランスフォーマー カーロボット

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まずちょっと謝らないといけないのですが、前回のブログで僕はこの作品を「パラレル物」としてG1展開のメインラインから外したんですね。しかしながら、ちょっと調べてみたところ、公式がカーロボットを”初代TFの世界線において「日本」で起こっていた事”にしたよ!という発表をしたようで、これは実際にはパラレルではないのです、申し訳ない。

*こんな感じでストーリーの立ち位置が後々変わったりする大味具合がTFの世界観。

発表されたのはビーストシリーズ終了後。猫も杓子も動物変形で、さらに海外でのビーストシリーズ最終シーズンがあまりにもナンダコレ状態…と、落ち目になっていたTFというコンテンツを再燃させた作品。原点回帰しサイバトロン(オートボット)戦士は全員乗り物へと変形するという正統派TF。特に海外での評価が高い。

*海外ではRobot In Diguise(R.I.D)名義。

トランスフォーマー カーロボット Vol.1 [DVD]

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何それ補足:ロボット・イン・ディスガイズとモアザン・ミーツ・ジ・アイってなに?

カーロボの海外版タイトル「Robot In Diguise」はTFの海外展開で頻繁に目にするワードだ。これと同様にMore Than Meets The Eyeというワードも頻出する。これらは初代アニメの歌詞であり、TFのキャッチフレーズ的なワードである。

  • Robot In Diguise=擬態するロボット
  • More Than Meets The Eye=見た目以上(変身する的な意味で)

的な意味合いで、現在海外で展開するアメコミもこの2つのキャッチフレーズをタイトルにしていたりする。

Transformers: More Than Meets The Eye Volume 1

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トランスフォーマー マイクロン三部作

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これぞ、ザ・パラレル!といった感じのパラレルの王道(?)的作品。

海外ではこれら三作品を繋がりのある三部作としているが、日本版では明言されていない。キャラの掘り下げやストーリーの完成度が高く、特にマイクロン伝説ではオートボットとディプティコンの共闘等、これまでのTFにはない熱い展開が見られる。

コンボイ(オプティマス)をライバルとして認めている等、メガトロンに美学があったり、スタースクリームに信念があったり…とドラマティックな展開は国内外で話題に。ある敵キャラクターの敗北に敵だと言うのに思わず涙を流してしまう等、少し大人のTFが楽しめる。

 

 

トランスフォーマー アニメイテッド

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カートゥーン・ネットワーク制作のトランスフォーマーカートゥーン超にディフォルメされたTF達だが、アゴが異様にせり出しているのが特徴。

日本では実写映画と連動し、ここでサイバトロン→オートボットへ、デストロンディセプティコンコンボイオプティマスプライム…等、キャラ名等の名称が海外版に統一された。以降の国内展開においても基本的に海外と統一されている。

トーリーはわりとシリアスなのだが、国内吹き替えがビーストウォーズのようなめちゃくちゃな物へと変更されており、より子供向け(一部当時見ていた大人向け)な雰囲気になっている。

*ビーストシリーズの際にも書いたが、コミカルな内容のほうが子供にフィットしやすく受け入れやすさがあるというメリットもあり、決して悪ノリ吹き替え=悪とも言えない部分もある。

しかしながら、ビースト―特にメタルス以降―の時から漂う「声優があまりにも前に出すぎている薄ら寒さ」はどうしても感じてしまう。この辺はアニメ=商品の販促となっている国内事情も大きく絡んでるかと思う。仮面ライダーや戦隊もそうだけど、玩具売上が主体になっちゃって物語やギミックが玩具売上に支配されちゃってる雰囲気はなんだか残念でもある。(すげぇ沢山出て来て特別感のないライダーとか、すげぇたくさん出てくる戦隊ヒーローとか)

 

話は逸れてしまったが、このアニメイテッドにて初登場となった新キャラクター「ロックダウン」。彼はその後実写映画にも登場しメインヴィランを務めるなど活躍している。

 

 

何それ補足:アニメ・アメコミ・実写映画のリンク

 トランスフォーマーでは初期作品放送以降、常に新キャラクターが登場し続けている。

*名前が似ているそっくりさんも多く登場する。

トランスフォーマー TLK-10 オートボットドリフト

前述のロックダウンの他にも実写映画に登場する侍の甲冑をまとったような「ドリフト」というキャラクターはアメコミ作品から誕生しその後実写へと抜擢された。

 

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ちなみにコミック版のドリフトと実写版のドリフトは似ても似つかないルックスをしている。また、コミック版においては「元々ディセプティコンに所属するデッドロックという凶悪な戦士だった」という壮絶な過去もオマケでついている。

トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン (ShoPro Books)

トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン (ShoPro Books)

 

 ドリフトのスポットライト(読み切り)はこちらの漫画で読める。

 

このようにトランスフォーマーでは常に新キャラクターが生み出され、登場作品からメディアをまたぎ様々なTF世界へとクロスオーバーしている。

ちなみに海外では新キャラクターの登場がファン投票で決められていたりして、昨今では日本のテイストを随所にあしらった女性トランスフォーマー「ウインドブレード」というキャラクターが誕生した。アメコミ作品に登場後、アニメ「トランスフォーマーアドベンチャー」へとクロスオーバー。

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江戸時代の女性のような髪型(島田髷って言うらしい)、頭にかんざしのようなものがあるがこれはまさかの扇子、歌舞伎役者のような隈取り…等、外人がいい感じに勘違いした、「ジャパン!ゲイシャ!イチバン!」といった強烈なデザインとなっている。

が、コミックではとても可愛らしく海外での人気度も高いらしい。

*というかドリフトと言いウィンドブレードと言い、昨今TFのジャパン推しがアツい。

 

トランスフォーマープライム/ビーストハンターズ

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ビーストウォーズシリーズ以来のフルCG作品。アニメイテッドのようなカートゥーン感を残したキャラクターデザインだがオプティマスやバンブルは実写版により近づいている。

 

サイバトロン星での戦争や戦争以前のオプティマスとメガトロンの関係・彼らのバックボーン等、これまでのアニメ作品、実写、コミック等の要素を取り入れた内容で、これ単品でもTFのバックグラウンドをなんとなく理解しやすく、個人的にはオススメ。しかしながら群像劇であるTFとしてはキャラが少しばかり少ない点が気になるところ。

また、国内版が途中で打ち切りとなり海外で放送されていた最終シーズンが放送されず最終回がまさかの展開となっているのも残念なところ。

 

トランスフォーマープライム AM-04 ラチェット

トランスフォーマープライム AM-04 ラチェット

 

 「それまだ使うのに!」でおなじみのラチェット。キャラクターは少ないがオートボットディセプティコンの面々が共にいい味を出している。魅力的だっただけに正統なラストが国内で見届けられなかったのは残念だった。

 

何それ補足:なんでメガトロンてそこまでして支配したいの?

ほぼ全てのシリーズにおいて破壊大帝であり宇宙を支配しようとするメガトロン。過去の作品では勧善懲悪的な、漠然とした「絶対的悪者」として君臨していたのだが、昨今は”何故支配しようとするのか?”に対する理由付けがなされ始めている。

前述のTFプライムにおいても剣闘士として名を馳せ、サイバトロン星の政治の腐敗に対して革命を起こそうとしていた背景が若干語られてはいて、アメコミ版ではさらにそれ以前の、彼が下層階級のエネルゴンを採掘する炭鉱夫であった過去

彼がかぶっているメットは炭鉱夫の物=ブルーカラーの象徴だとか…そうじゃないとか…

や、カースト上位を優先し下層階級を虐げた前プライム「センチネルプライム」への粛清、その後プライムとなったオプティマスとの衝突…等、この辺が”後付だが”もう少しかっこよく描かれていたりする。

メガトロンは「全てのサイバトロニアン(サイバトロン星人)が平等になるために、力と恐怖で支配を行おうとしている」が最近のメガトロンのオートボットとの衝突理由とされていたりする。

 

トランスフォーマーアドベンチャー

前作トランスフォーマープライムの後日譚。トランスフォーマープライムがわりとシリアスな内容で暗く本国での受けがあまりよろしくなかった。(しかし大友層には受けた)

もう少し子供たちが楽しめるようにと制作されたシリーズ。今現在Youtubeで配信されているので今この瞬間から無料で視聴できる。(ビーストウォーズYoutubeで配信中)

 

とてもざっくりでした

ちょっと長すぎになってしまった、ここまでお付き合いいただけたのならそれはマジで感謝しか無い。G1世界からパラレル展開を見せている作品(特に日本で気軽に視聴できる作品)はこんな感じなのかな?と思っている。

今回やたらと追記で「アメコミでは~」「アメコミだと~」とアメコミ版に対して言及したのだけど昨今のパラレル展開でいうと、このアメコミ展開が最もアツい。前述のメガトロンのキャラの掘り下げなど、これまで多くを語られなかったキャラクターの詳細や、アニメなどであれば「戦争」がメインとなりあまり語られることのなかった「敵をやっつけた後」のお話であったり。アメコミの展開はそういったトランスフォーマーサーガがサーガたるべき為に必要な「前日譚・後日譚」を掘り下げている。

そんな訳で、この次は「トランスフォーマーのアメコミ展開」を勝手にざっくりと説明したいなぁと考えてます。くっそ長くなりそうだけど。

 

トランスフォーマー LG57 オクトーン

トランスフォーマー LG57 オクトーン

 

 

トランスフォーマー LG50 シックスショット

トランスフォーマー LG50 シックスショット

 

 

トランスフォーマー トランスフォーマーの世界観をざっくりまとめてみた

トランスフォーマー雑記

 

ファルシのルシがコクーンでパージしてたかも知れない

昨今はトランスフォーマーに関して幾つかブログをポストしたのだけど、そもそもトランスフォーマーっていっぱいシリーズあるし、更にそのシリーズによって未来が分岐していたり、完全に別次元のパラレル展開だったり…と「ちょっと実写映画を見て気になっているよ」といったビギナーの方にとって取っ付きにくさがあるのではないだろうか?と疑問に思った。

個人的にトランスフォーマーの魅力は多種多様なキャラクターと善と悪だけに縛られない壮大なサーガ(クロニクル的な意味で)だと感じている。2014年に30週年を迎え2017年で33周年となるだけあり、前述の通りストーリーは様々な世界線へと分岐しその世界設定も常に肉付けされていっている。

つまり逆に言えば。初めて見るという方にとっては専門用語が飛び交いすぎてファルシのルシがコクーンでパージしちゃったんですよ」的な、いきなり専門用語だらけで「ファルシのルシがコクーンでパージしちゃった」って言われても何が何だか言ってる意味よくわかんねーよ、みたいな。

そんな訳で是非ともめっちゃサーガしているTFの世界をあなたによりわかりやすく理解して欲しいのでトランスフォーマーの世界観・世界線をざっくりとまとめてみることにした。

 

トランスフォーマーざっくり年史

まずご理解頂きたいのは、このざっくりとした年史は僕が「こうなんじゃない?」と個人的憶測でまとめたものなので必ずしも全てが正しいとは限らないよ、ということ。

特にトランスフォーマーは本国放送の英語版と国内で放送される日本語版で台詞や設定に若干の違いがあったり(日本発信→国外へ、も然り)と”結構ざっくりと”輸入されているので、公式設定の若干の差異は常に存在し続けているように感じる。

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こちらがこれまでのTFをまとめてみた画像。これがG1(ジェネレーション1)と呼ばれるアニメトランスフォーマーの中心的世界線だと僕は理解している。ふられている年代はTF世界の時間軸。これからこちらの補足をしつつ説明をしていこうと思う。

まず「G1」とは?

トランスフォーマーでは頻繁にG1やG2等の単語が飛び交う。

これは世代を指していて大元となる初代アニメのトランスフォーマーからトランスフォーマーZという作品までを第1世代=G1と定義している。

G2とはその後登場した玩具展開のみの世代を指しているが、ストーリーのメインを追うという意味ではG1を抑えていれば問題ないような気もする。

世代で言えば、G2以降大きな変革となった「ビーストウォーズ」シリーズはG3とかになりそうなのだけど、ビーストウォーズは実はちょっと複雑な存在で僕は個人的にG1世界に組み込んでいる。*後述

 

最初のトランスフォーマー~ザ・ムービー~2010

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G1としてもっともポピュラーに定義される一連の作品。明確に続編の形を取っていてオプティマスプライム(コンボイ)率いるオートボット(サイバトロン)とメガトロン(後にガルバトロンへ)が率いるディセプティコン(デストロン)の戦いを中心としたストーリー。「トランスフォーマー」と「トランスフォーマー2010」がTVシリーズとなっており、主役も交代している。

Transformers: The Movie [Blu-ray] [Import]

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 この2作品を繋ぐ架け橋となるのが「トランスフォーマー ザ・ムービー」で、アニメ史に残る日米合作の超大作なのだが、現在こちらの映画は権利関係?の問題により国内版DVDは絶版でブルーレイは日本未発売となっている。僕が所持しているブルーレイは海外版(日本語音声・字幕共に無し)。レンタル店でも見かけることは少ないのでもしあったら是非見て欲しいオススメの一作。

*いきなり見ても問題なくついていける内容になっている。また、英語がわからなくても話の展開はなんとなく理解できるような話なのでリーズナブルな値段で手に入る海外版でもむしろ有りかもしれない。

*一部ネタバレ注意

サイバトロン星で戦争をしていたオートボットディセプティコンの船が地球に落ちてその後400万年眠ってた!戦ってる途中でオプティマスが死んだり、メガトロンが死んだり。オプティマスの後をロディマスが引き継いだり、メガトロンがユニクロンの手でガルバトロンとして復活したりしたけど、正義は勝つ!

 

和製トランスフォーマー

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トランスフォーマー2010で一旦区切りがついた海外のTF展開。アニメや玩具展開のヒットを受けて日本で制作されシリーズがヘッドマスターズ・マスターフォーストランスフォーマーV(OVAのZ)。ストーリーは海外制作のトランスフォーマーから続く形になっているが、変形シーンにバンク(日本のロボットアニメでよくある腕ガキーン!足バキーン!最後に顔がドーン!みたいな)が多用されたり、今まで以上に少年たちの活躍がクローズアップされたり、少年たちがトランスフォーマーと合体したりと日本アニメ的(後の勇者シリーズの源流となるような演出)なテイストが特徴的なシリーズ。

*ネタバレ注意

★ヘッドマスターズ

色々あってガルバトロンは死んだ、ちーん。メガザラックが新たな破壊大帝として君臨するが、新たなサイバトロン司令官はくっそデカイ!正義は勝つ!ロボットが変身してロボットの頭になるのがナウい

★マスターフォース

コンボイにそっくりなサイバトロン司令官ジンライ、新たな敵はデビルZ!なんか永井豪っぽい響き!人間がロボットのエンジンに組み込まれるのが今の気分。かなりの珍品感、正義は勝つ!

トランスフォーマーZ

新たな司令官スターセイバーはこれまでの赤青のコンボイカラーに黄色が入ったぜ!ギリトランスフォーマーかな?あと一歩踏み込んだら勇者シリーズ(なお後発)なスリリングデザイン。

尚ストーリーは前作2作のトンデモ的展開から軌道修正された原点回帰的展開と日本的なヒロイックさの組み合わせでいい感じにケミストリーおきてます!正義は勝つ!

 

ビーストシリーズ

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死にかけていたトランスフォーマーの人気を再燃させた人気作でも有りトランスフォーマーにとどめを刺した存在とも呼べる異端作品。初のフルCG作品で当時としてはかなり豪華な仕様。動物から変身するという新たなコンセプトと、かなり自由な声優さん達のアドリブが話題となったがこれに対しての反応は賛否両論。

しかし、ビーストメガトロン(以下Bメガトロン)が初代オプティマスの殺害=未来の改変の為に「初代TFにて墜落した"アーク"の中で両軍が眠っている状態の、数百年万年の地球」へと飛ぶという設定があったり、さらにBメガトロンと共に行動をともにするタランスはユニクロンの手先でBメガトロンの行動を監視している等、実際のストーリーは極めてシリアスでG1作品との関連性を持っている。僕がビーストシリーズをG1に組み込んでいる(前述)のはこのため。

またTFの身長は5~10メートルサイズが平均的だが、ビーストのTFたちは2メートル前後と実はかなり小さい。これは彼らがそもそもサイバトロニアン(サイバトロン星人)とは違う、有機物へと変形(トランスフォーム)可能な新世代のTFという設定が関係している。国内ではサイバトロンとデストロンで統一されているが彼らはそれらに属さない「マクシマルズ」と「プレダコン」という新たな種族なのである。

*なのでゴリラコンボイや恐竜メガトロンはコンボイ・メガトロンのそっくりさんで全くの別人である。(Bメガトロンは初代の末裔を名乗っている。)

和製ビースト

海外制作ビーストウォーズの続編制作待ちの間に作られたセルアニメ作品。人類がまだ猿人だった頃のビーストウォーズから、一気に数万年後の未来にぶっ飛んでいて、舞台となる惑星ガイア(地球)から人類は避難してしまっている。ビーストウォーズネオにてユニクロンが登場しその終焉が描かれている何気に重要な作品。

とどめ

ビーストウォーズリターンズ(海外ではビーストマシーンズ)ではこれまでのキャラクターがアーティスティックな見た目へと変貌。陰鬱な展開、変形シーンの削除、日本での放送枠の縮小、声優達のアドリブの悪乗り等、様々な因子が絡み合い、結果としてビーストで盛り返したトランスフォーマーの人気に完全にとどめを刺した。実際のところ全てのテンションが振り切れていて今見返しても映像的にも音声的にも全てがナンダコーレ・クオリティ。

  • ビーストシリーズまとめ

*ネタバレ注意

メガトロンもどきが過去に戻って本物のオプティマス殺して未来変える!大昔過ぎて機械がないから動物をスキャン、サイバトロン(マクシマルズ)司令官はゴリラだ!色々あったけど正義は勝つ!勝ったんだよね?

 

ユニクロンて誰ですか

トランスフォーマーのお話の中でやたらと首を突っ込んでくるユニクロンさん。ラスボス的な立ち位置である場合が多く、トランスフォーマー ザ・ムービーにて初登場してからG1作品やビーストシリーズ、昨今ではトランスフォーマープライム(次回のブログにて触れます)にも登場している。

超ロボット生命体 トランスフォーマー MX-00 ユニクロン
 

 アニメ作品ではトランスフォーマーの創造主に作られたとされているが、昨今活発に展開しているアメコミ作品において「宇宙を破壊し尽くす破壊神」として神霊的存在のように描かれている。宇宙のバランスを保つためにトランスフォーマー界の創世神的存在としてプライマスという存在が描かれ、プライマスユニクロンは善と悪の象徴として存在している。

基本的にはオプティマスをやっつけようとしているディセプティコンとは別の巨大な悪いトランスフォーマーといった立ち位置。

 

とてもざっくりでした。

かなり長くなってしまったのだけど、G1とされる初期トランスフォーマーとそれに関係している作品群、時間の流れはこのような感じなのかな?と思っている。

トランスフォーマーには他にも「実写版」や近年放送された「アニメイテッドやプライムシリーズ」、完全なパラレル展開を見せる「マイクロン三部作」等、まだまだ多岐にわたっている。なので次回は「トランスフォーマーのパラレル展開」をざっくりと解説したいなぁと考えてます。

また次回!

 

トランスフォーマー LG50 シックスショット

トランスフォーマー LG50 シックスショット

 
トランスフォーマー MB-01 オプティマスプライム

トランスフォーマー MB-01 オプティマスプライム