くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

オレカバトル:新1章 ロボ零四式と零式部隊 零式の起動

オレカバトル新1章『魔海の侵攻』より

 

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古代のロストテクノロジー

昨今はオメカマスターやメカニック称号が頻発するほどに機械族メインの戦闘が続いているのだが、この機械族を使用することでいくつか気になる事がある。

ロボ零参式「アップデートヲ ヨウセイシマス」

ロボ零四式「ゼロシステム、キドウ セントウデータ、ソウシン」

 これらの発言からはオレカ界への「ネット」の存在を感じられなくもない。アップデート事態はオフラインによる作業だったとしても戦闘データは完全に何かしらの電波に乗せなければ送信ができないのではないだろうか。

 

 

またブラドラ戦にて黒化から救出したロボ四式要塞型。こちらのイラストの背景が信じられないほどに発展している。お城や魔法といったファンタジー界と相反するようなビルディング。さらに右の方には結構デカめのアンテナまであり、これは完全に電波を送受信している痕跡が有る。

そもそもドクトルを筆頭とする機械族達だけが、魔法と剣のファンタジー世界に対して異様なオーバーテクノロジー具合を見せている。個人的にこちらは「エーリュシオンの浄化」前に存在した、あるいはその後の数千年の砂縛時代に生まれた古代のロストテクノロジー説に着地したい。

これは以前、古代核戦争説と共にオカルトなことをつらつらと書いたのだが、つまりこれらのテクノは一度栄えたが何らかの形で消滅したんじゃないでしょうか。

*以前のブログはこちら

cruelmelody.hatenablog.com

 

ただその世界には現在も古代の遺物であるロボ達が点在し活動をしているのでは、というのが個人的なファイナルアンサーです。そうです、そんな訳で本日もまた機械の話なんです。

 

ロボ零四式

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先日育成を始めて「わりとえげつない!」と嘆いていた零四式。2リールの★→5配置は無理だと本能的に悟ったので形を整える為に2リール上から2個目の移動をあえて潰した。

その後LV10以降のラック全振りのコマンド調整(a.k.a.エクストリームコマンド調整)をしていく中で、★移動が来てほしい各リールの上から4段目全てに最終リール到達後発動してほしいセントーンが入り、あれ、これはなんかこれでいいんじゃない?的な空気感に包まれている。

今後はこのセントーンが★→系になるのをなんとなく期待しつつ、4リール上2段への「ずっとかばう」変化をゆっくりと待っていくことに。

 

ロボ零壱式

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ロボ零壱式は”ハートの記憶”によって「かばう」を覚えるのだけど、零四式の高いHPからのずっとかばうや★1かばう枠代表のベージの存在を考えると素早さも低いためアイアンクロー一択に。初期リールからミス2を残したまま、アイアンクローを一つ増やした段階でそれ以降の提案が来ておらず。

 

ロボ零弐式

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ロボ零弐式も育成中。初期1リールに★移動無し、LV10以降でないと書き換わらないチャージ×2と機械族特有の重厚なコマンド構成なのだが2リールのみの★2なのでサクッとLV10にあげてラリアットをベースに育成中。ハートの記憶から弁慶立ちを習得するが、このままだと零式部隊で組んだときに戦闘行動を起こさずにただひたすら仲間をかばいまくる謎のロボット集団と化してしまうので。

いや、なんだかハートウォーミングと言うか、これはこれで悪くはない。―平和な世界のために作られ・ハックされ・破壊の為に強制的に自爆している―特に彼らのそういった生い立ちを考えると、暴走させられる中でハートの記憶を頼りに攻撃を起こさずに、しかし容姿は改造されたグロテスクな”モンスター”であるために破壊のために攻撃され、しかしながらただHPの高いロボが弱いロボを庇い1機、また1機と大きいもの減る。そうして破壊されるのを待っているだけ…。とか、目頭が熱くなる。これは!これは、これで!そういう育成と、ただ庇い続けていく零式部隊を見るのもありなのでは、多分泣く。あと日曜のモーリーファンタジーとかでやったら、キッズ達におっさん早く死ねよ!と超キレられそう。

 

ロボ零参式

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こちらは以前にもブログにまとめたのだけど、零式部隊ということで再掲。

この零参式の緊急治療による回復能力と★4クラスに匹敵する高HP(四式とはクラスの差を抜きにして張り合えるレベル)やドロップキックなどの機動力も含め、個人的には一番安定感があるように感じており連れ回している確率が高い。あと若干グロテスクで見ていて不安になるルックスがメタルギアソリッドの月光を彷彿とさせるのも恐らくめちゃくちゃ関係している。

 

ロボ零式、オレコマンドにて起動

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Ghost in the shellのパロです。 

 

先日更新されたオレカ野郎全員集合にてロボ零式が登場した。

愛や優しさが誰かを苦しめることもある。

ロボ零式は創造主のその感情ゆえに、哀しみを知り世界を再起動しようとした。

知らずにいれば起こらぬ悲劇。ハートに彫られた温かい+は、重い-をも刻み込む。

それでも、愛も優しさも、消すことはできない。

―オレコマンド紹介文より

 

ロボ零式の排出台詞、

ゲット時「ワタシハ…オリジナル… スベテノ… オリジナル…」

常排出「ワタシハ…コピー… フクセイ…」

 零式は全てのロボのオリジンであり、公式説明文では強力な力によって封印されたとも説明されている。オレコマ紹介文の創造主はカイス=ドクトルの事だと思われ、彼がたくさんのロボを生み出す上でのベースとなった存在から、排出台詞にて自身を「スベテノ オリジナル」と表現しているのだろう。しかしながら、LV2以降では「コピ―…フクセイ…」へと変貌している。

 

傀儡謡

完全なる憶測だが、創造主によって生み出された零式はハートによって心=自我を獲得する中で、ぽすか先生版の漫画に登場した家族=創造主の愛した誰かに自身がなりえないこと事に気づいた。

ハートによって芽生えるアイデンティティや創造主への愛と、自身の出生・自身は誰かの代わりなのか?という疑問。「家族」という唯一無二の「オリジナル」への羨望。零式の中でこれらの感情が衝突し最終的に世界に初期化をかける暴挙へと出た。

*ここで言うところの愛は4つの愛で言うところのストルゲー(親子・姉弟等、血縁者に対する愛)に近いものも感じるが、あるいは他者へと向けられた純粋でより単純な愛なのかもしれない。

ドクトルの作ったハートは、ロボ達に魂を与え同時に優しさや愛の存在を理解する心を与えた。個人的にそれは良しとされる事だとばかり思っていたのだが、アイデンティティの確立と共に”人へと成り得ない”に深い悲しみも与えたのだろう。考えてみればフランケンもまたこのハートを獲得する中でキカイ(人造)と人との間を彷徨い、死の概念を知ること無くハカセを探し続けた。零式も人形だった体に与えられた魂とそこから生まれた自我によって苦悩したのだ。

 

 

零式の性別は各所で議論され答えも賛否両論なのだが、個人的にこの魔海へのロボットの侵攻や世界の初期化はそういった性別を超えた上での、結果として歪んでしまった純粋な愛の物語のようにも感じる。ドクトル、隅に置けねぇな。

ぽすか先生の漫画のフロウ編にて登場するハカセが失ってしまった大切な家族の写真、全てはこれに帰結するかと思われる。創造主であるドクトル=カイスは説明文や様々な台詞にてこの失ってしまった家族に対して言及しているが、零式の人格に影響を与え、結果として世界の初期化へと向かわせたこの”家族”についての詳細は不明である。

 

 ロボ零式、再起動

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そんな訳で以前「また今度ね」と投げ出してしまったロボ零式。

オレコマンド登場を機に再育成を始めようかと思う。ゴールは金剛立ちと打撃技or波動砲をメインに据えた形に。零式のカイシン・ヒッサツ等の攻撃コマンドは使用後ミスへと変化してしまうのだが、攻撃モーションはかなりカッコいいので出来れば入れてあげたい。このミス化した攻撃はEX発動でしか復帰ができないのだが、ドクトルのロボ修復で直せるとかそういったギミックがあっても面白かったのになあ。

 

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