オレカバトル:2/6章 カイスと無幻の引き金
オレカバトル新6章『孤毒の浄化』より
これまでのあらすじ
ドクトルの出現率よ、上がれ。
前回のブログ
無幻三銃士
無幻の戦士が3人揃えば無幻三銃士だよね、ドラえもんのび太と夢幻三剣士みたいな感じで。ダルタンの敗北台詞にも登場する「夢幻」を聞いて思い出すのはまさにこのドラえもんの映画であって、無幻は恐らくこれが元ネタなんじゃないだろうかと思っている。
わしドクえもんじゃ!(*フィクションです)
ドラえもんの映画ではドラえもんの道具で夢の中のみに存在するユミルメ国へと旅立ったのび太くんが徐々に拡大する夢の中の世界に飲まれていくっていう。
夢幻三剣士でものび太くんとしずかちゃんが死んだりと結構ヘヴィな内容となっているがオレカにおける無幻戦士もバッドエンドルートではジャンヌが幽鬼と化していたり、あれ?わりと共通点ある気がしないでもないけど完全に気のせい。
テケテケン!魔法のランプ~!
からのデストロイ!(*フィクションです2回め)
ランプが出てくるとなんかドラビアンナイト感も凄い!あれは舞台が砂漠だしアブジルっていう金ピカでマッチョの親父みたいな響きの名前の敵も出て来たりするし。もちろん全て冗談です。
研究者カイス
LV7から良化がパタッと止まり実に1年近く微動だにしなかったので、これはキャパに余裕が無いのかしら?と3リール最下段にロボ召喚★★★を配置してみたが結局ダブル等は来ないまま★10となったカイス。カイスの育成記録をあまり見かけた事がないので、たまには真面目にコスト考察でも書いてみるか!…技コストとかよくわかんないけど…と現在のリール状況を整理してみたのがこちら。
こういった攻略とは無縁であり正直今でもコストとキャパの感覚がよくわかっていないワタクシが送る、「多分だいたいこんな感じ(な気がしないでもない)」くらいのリール状況。
粘着攻撃―2、アイテムパーツ―3、ロボ召喚★★★/ロボ修復―4、試作魔銃―5
くらいなんじゃない…?よくわかんないけど…。
そして読んで頂いているあなたに「おい、ド素人があまり無茶するな!」と思われているだろうに、更に追撃を仕掛けてしまうワタクシが送る、「将来的にはこうしたい。できればの話だけど…」くらいの希望的観測。
ドクトルと違い試作魔銃による攻撃サポートを追加し、CPU相手ならロボ修復があれば異常にHPの高い機械族だしなんとかなるだろうと言う事で召喚は省いた。
Accident2
新旧2章において重要なツールの無幻戦士の銃を作ったであろうカイス。前回のブログでも触れたようにオレコマンドへのジャンヌ登場にて、そんな戦いの最善の結末の断片が語られた。しかしながら同様のオレコマンドへの研究者カイス登場時の説明文を見ると、「無幻戦士の銃」による砂縛を解放へと導いた過去の改変は副産物のようにも見えてくる。
大切なものを再び失う恐れから研究に没頭するカイス。
死者を蘇生する?機械に魂を吹き込む?カイスの命に対する情熱が、人を繋ぐ優しさをもたらし、またすべてを拒む哀しみを生み出した。
ああ、もしも時を巻き戻すことができたならば。
…時を戻す?それは新たな選択肢。行き着く先は無幻か、それとも…。
オレコマンド説明文より
このように撃つことで使用者を過去へと飛ばすこの銃の誕生は魔王討伐に向けたあるいは世界を救うことの為に作られたというよりかはカイスの個人的で明確な「目的」の為に作られたように見える。時を戻すための「目的」である”失われてしまった大切なもの”、これは出水ぽすか先生の漫画に登場する事故で死んでしまった”たった一人の家族”なのだろうか?
ぼくのかんがえたさいきょうのカイスのレキツ
ーーーーーーーーーここから全部想像ですーーーーーーーーー
ではカイスは彼自身の「目的」のために銃を撃ったのか?そんな訳でカイスの辿った足跡を前回のブログの物に加筆してみた。ここで考えてみたいのはカイスはいつまでカイスでいつからドクトルだったのか?という部分と銃がいつ作られたのか?という部分。
*全部妄想です。
マッドサイエンティストによって創り出された恐るべき人造人間。しかし、彼が死の直前に取り戻した良心をハートに込めて取り付けた。
フランケンボーイ公式説明文より
旧6章時代に登場となったフランケンの公式説明文。こちらではカイスはフランケンボーイに”自身の死の直前に”良心回路のような「ハート」を取り付けており、フランケンが「大人の姿」へと成長した際には死んでしまっているような説明が入っている。
このハカセ=カイスの死こそがエーリュシオンによる沼地の浄化の発動ポイントであり、おそらく自身の機械化によるドクトルの誕生にリンクするのではないだろうか。個人的に気になるのはこの過去にあたる新旧6章のそれ以前、カイスがマッドだと揶揄された時代だ。
マッドサイエンティストの時代
ドクトル登場前、オレカ界に点在するロボを作った科学者が存在する事が明らかにされ旧6章フランケンの登場によりその科学者はマッドサイエティストだったということが判明した。個人的にはドクトルの登場→カイスへの進化にてこの「マッドだった時代」が語られるのかと思っていたのだが結果として現状この時代は語られていない事になる。
おそらくフランケンボーイの誕生前がカイスのマッド全盛期であり、”大切な何かを失い”「命」に執着しフランケンボーイを蘇らせ、戦闘特化したロボを作ったりとしていた頃かと思う。しかしその後自身の行き過ぎた研究の過ちに気づく。
わしは多くの間違いを犯し、多くの家族を失ってきたのじゃ…。
ドクトルlv10排出より
すまない事をした…取り返しの付かない事を。わしは…許してくれ…。
カイス、フランケンとのカットインより
こうした多岐に渡る懺悔と共にカイスは良心を取り戻し、自身が創造した家族たちに「ハート」を埋め込んでいく。つまり、命へと執着しマッドサイエンティストと化していたカイスは自身の過ちに気づき、家族達ににハートという良心的な思考能力を与えて解放する。
ああ、もしも時を巻き戻すことができたならば。
…時を戻す?それは新たな選択肢。行き着く先は無幻か、それとも…。
オレコマンド説明文より
その後、自身の過ちを悔いる中で「時を巻き戻す」事を思いつく。こうしてこの贖罪の研究の為に時間を費やし、足りない寿命を拡張するために自身を機械化していく中でカイスはドクトルへと変貌していったのでは?という。
沼地の浄化(エーリュシオンの審判)というアクシデントにより物理的にドクトルへとならざるを得なかったとしても、少なからずその変化には贖罪の意味も含まれていたのではないだろうか?
無幻戦士の誕生
しかしながら、その後ドクトルの手によって生まれたであろう無幻戦士の銃は、当初の目的とは異なった「仲間を守るため」に必要とするダルタンの手に渡ることとなる。
今を変えるには過去を変えるしかない。
許されざることだが、あの子に賭けてみたくなったのだ…。
研究者カイスLV10排出台詞より
ここがぽすか先生版の原作とどうしても噛み合わなくなってしまう部分なのだが。もしも、ドクトルの作った試作魔銃が無幻戦士の銃であった場合、ドクトルは仲間を救うために過去の改変を願う青年に自身の願いと共に無幻戦士の銃を託したのではないだろうか?
カイス「おや、お前さん。…はて?どこかで会ったかね?」
ダルタン「ああ、俺達は、遠い未来で会ったことがある。探したよ、ハカセ。」
新6章カットインより
ドクトル・カイスの願った”自身が狂わせてしまった”時間軸の改変は、砂縛を救ったダルタンの「再過去」への到達によって、これから始まろうとしているのかもしれない。
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