オレカバトル:新2章 大地の闘士ロックがオレカバトルの主人公の根底を覆す?
オレカバトル新2章『砂縛の解放』より
歴代主人公を並べたら仮面ライダーのような迫力がある
遂に解禁された新2章、既にWeb上では様々なカットインが報告され旧2章や6章との関連性等が大きな話題となっている。僕はというと今回の解禁に大きな予定がかぶってしまい、未だ確認やモンスターの捕獲もままならない状態となっておりそんな中でバタバタとオレカバトルに勤しんでいる。そして、何より初回解禁は楽しい。そんな中で一番最初に気付いたのは今回の主人公はこれまでの主人公と大きな違いがあるところ。
これまでの主人公、旧序章~3章のタンタ・ダンテ・ダルタ・レオン、4章~7章のアレス・アズール・ダイヤ・ヒエン、そして新序章~のバーン・フロウ達。(多い!主人公が既に10人、仮面ライダーやウルトラマンレベルの並びだ。)彼らにはそれぞれの意思があり、そして常に熱く真っ向から向かっていく真面目さがあった。
しかし、それに比べると今回の主人公ロック君は良い意味でやや逸脱気味だ。
囚人が主人公という意外性
鉄球をじゃらじゃらと引きずるロック君は第一印象からして異質だ。主人公が(事情にもよるが)囚人で特徴的な頭部、そしてカッコいい剣や槍では無く己の拳で打撃を与える姿はしかしながら非常にかっこよく、意外性が良い方向にバーストしているのを感じる。
これまでの章であれば主人公はあくまでも「助けに行く側」であったはずで(タスクのポジション的な)、捕まっている張本人という部分に崇高な挑戦の意思すら感じる。
そしたら、育てるしか無いじゃんという事で解禁カードのイラストのカッコよさもありコロコロ付録のカードを育成してみた。
コロコロのカードは育ちやすい説を提唱する僕なのだが、今回もかなり素直に健やかに育った。しかし、ロック君の場合は1リールをわざわざ★で埋めず、そこにコンボが入るのであれば少しは入れた方がいいかと思う。
大地の闘士ロックは現代風主人公
大地の闘士ロックは風貌だけでなく判明しているカットインもかなり異質だ。これまでの主人公達が様々なスタイルのカッコいい台詞で、数多くのカットインで彩ってきたことに対し、ロック君のカットインはどうか。
魔神とのカットインでは「ちょ、えー?」とラフな返答、続いて仲間であろう剣闘士タクスとのカットインでは何故かやさぐれている。これまでの主人公であれば「魔神よ!俺に力を貸せ!」とカッコよく決めていただろう。また、仲間割れとも見れるカットインは、これまで主人公やその仲間が闇に堕ちたような状況で無い限りは見られない会話だ。
ここから個人的に感じるのは、ロックはこれまでの古典的主人公とは違う新しい世代の、現代的な主人公のスタイルだという事。
一時期、漫画や映画等のストーリーでも多く見られたムーブメントなのだけれど。清廉潔白な熱血漢で情に厚いような所謂「古典的主人公」から、潔白でもないグレー感で、やる気がそこまであるわけでもない、すぐにヒヨってしまうような「現代的主人公」への変遷と言えばいいのだろうか。でもやる時はやる。
そんなある種、聖人的な、完璧超人の主人公から人間味溢れる姿へ。ジョジョでいう所の承太郎→仗助への変化のような。ロック君からはそんなヴァイヴスを感じたよ、ぼかぁね。
しかしながらすべて憶測!
残念ながらすべては僕の個人的な妄想でしかないよ、ぴょろ~ん。というのも、今回のコロコロにはストーリーの補完を担っている出水ぽすか先生の「オレカモンスター冒険列伝」が付いておらず、Web上でもカットインから読み取れる情報での憶測が飛び交っている現状だ。まぁでも、こういうワクワクも悪くはないよね!
人間味のある主人公の動向が気になる?!それでも日々は続く。2015年のカレンダーはオレカレンダーで解禁日をチェックしまくろう!
- 作者: ©Konami Digital Entertainment・山浦聡・小学館/テレビ東京/オレカバトル製作委員会
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