トランスフォーマー:プライム ダークエネルゴン ホイルジャック
「トランスフォーマープライム」より
- クリフハンガーに次ぐクリフハンガー
- DARK ENERGON
- ダークエネルゴン ホイルジャック
- E-V-I-L
- ウルトラマグナスとホイルジャック
- オルトモード
- ビーストハンターズの話は今日はしないと誓う
クリフハンガーに次ぐクリフハンガー
ビースト一辺倒の日々もリターンズ(マシーンズ)の視聴が終了したことである程度クールダウンし、眠気に負けて視聴中のスマホが顔面に落下する日々とようやく決別だぜ。
そんな訳で最近は1からトランスフォーマー・プライムを再視聴、深夜寝っ転がりながら見ていて眠気に負けてスマホを顔面に激突させる日々だ、こんにちわディスイズくるーるめろでぃ、繰り返される諸行は無常。
超ロボット生命体 トランスフォーマープライム Vol.1 [DVD]
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2012/08/31
- メディア: DVD
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突然ですがトランスフォーマープライム見ていましたか?プライムいいですよね。何気にビーストシリーズに次ぐ2作目のフルCG作品でバッキンバッキンと変形し、それでいて実写1作目や2作目の脚本を担当している脚本家がシナリオを書いていたりと実はめちゃくちゃ豪華で、個人的には「実写を見てトランスフォーマーにハマったんだけどアニメがいっぱいあって…次何見ればいい?」っていう人に「へいお待ち!」と安心しておすすめできるハイクオリティな作品だと思っている。
が!だ。ここからは完全にネタバレになるが、シリーズ全3シーズン(実際は違うけど)のうち、国内における放送やソフト化が第2シーズンまでとなっており、現状国内での最終回は
ディセップに攻め込まれたオートボットの基地は危機的状況に、四面楚歌の中で次々とボッツをグランドブリッジにて避難させたオプティマスは一人基地に残りブリッジを破壊、ディセプティコンの戦艦から巨大なビームが基地へと叩き込まれる…
という散々なラストとなっており、視聴者を「え…?え?終わり?…えっ?」みたいな途方もない虚無感に叩き落としてしまう。国内版トランスフォーマープライムにはそんな唯一の欠点が存在する。
これまでのTF作品に触れている紳士淑女の皆さんにとって、このラストは「あれ、デジャヴュ?」とお気づきだと思うが、同様のフルCG作品であるビーストウォーズ1期目のテレビ放送時にも、
オプティマスがメガトロンにはめられて爆発四散し最終回!
(実際にはこの後にリミックスがはいるが)
といった、国内版プライム同様の惨事が起こっていた。
ビースト再考記事で使おうと大切に温めすぎて腐らせていたオプティマスプライマルの生首が吹き飛んでいるシーン。このようにビーストウォーズではオプティマスプライマルの敗北がより直接的に、ショッキングな形で描かれた。
そうなんです、このあまりにもエゲツない最終回には「どちらも海外主導作品」という共通点があって、つまりクリフハンガー。最近はかなりメジャーになった海外ドラマコンテンツでも頻発しているのだけど、海外作品はとにかく視聴者を引きつけるために最終回はひたすらショッキングなものにして、次回作へとつなげようとするプチ炎上商法のようなクリフハンガーが横行しているのだ。
国内ビーストで言えばプライマルが爆死後、その続きを1年半待たされる(本国では半年後と短いスパンで次のシーズンが放映されている)というなかなかパンチの効いたクリフハンガーを体験したが、国内プライムに至ってはクリフハンガー(一生)と言った状態で、おい、どうしてくれるんだよ…と海外版の第3シーズンのDVDを個人輸入したのは今でも鮮明に覚えている。
昨今のプライム視聴にて遂に国内幻の原語版第3シーズンへと突入したのでそんな曖昧ではっきりした記憶がフラッシュバックした。
更に言わせていただくとトランスフォーマープライムは国内で放送されなかったこのシーズン3前半が最もアツいです。この話はまた次の機会に。(おかげさまで最近は無駄に話をしすぎない我慢を覚えました。)
DARK ENERGON
今めちゃくちゃトランスフォーマープライムがブームなんですよ!…僕の中で…!そんな訳で東京都某区にて局地的に注目されているプライムにて、ノーマークだった玩具を店頭で見かけて一目惚れしバカ買いしてまいりました。
海外ストア「BigBadToyStore」限定のTFプライム・リカラーアイテム(一部リデコ)、「ダークエネルゴン」シリーズだ。このシリーズは全体を通してクリアパーツを多用しているのだが、そんな奇抜なカラーリングを実際に目にして一目惚れ、全6体のリリースのうちメガトロン以外の5体を購入した。
ちなみにメガトロンは同型にてこのダークエネルゴンよりも奇抜なシャークティコン・メガトロン様がいるのでパス。今回はそんな奇抜なカラーリングが特徴的なダークエネルゴンからホイルジャックなんです。
ダークエネルゴン ホイルジャック
TFプライム界の脱法エネルゴン「ダークエネルゴン」にスポットを当てたこのシリーズだが、その毒々しい見た目に反してオートボットの戦士たちは別にダークエネルゴンの力で闇堕ちしているわけではなく、ダークエネルゴンディフェンダーズとして脱法エネルゴンでキマりまくっているディセプティコン達と対峙する…と言ったストーリーが主軸となっているようだ。
背面の説明文をエモめに約すと
ホイルジャックはヤバいミッションに投入されるヤバヤバ戦士だけど、今回ばかりはマジで超ヤバい。ダークエネルゴン、マジでヤバイからホイルジャックが極限にヤバい。
と言った感じ。
劇中では
- レッカーズ隊員
- 刀使い
や、ルードな振る舞いであったりとホイルジャックの面影はほぼ残っておらず、ホイルジャックのガワをかぶってはいるが中身はほとんどドリフトであった。
そんな訳でアニメやそれに付随する玩具での姿は、そんな内面を体現するかのようになかなかにガタイの良いマッシブ具合で眼光も鋭く、「これ色を変えたら普通に悪者で通るよな~」と常々考えていた。そんなアイテムがこちらです。
クリアパーツの青と赤が毒々しく、全体的に暗めの色でまとめられたこのカラーは旧玩具ホイルジャックのリカラーアイテムとなるディセプティコン「スライサー」をベースにしているらしい。と言ってもこのスライサーはアクションマスターでの発売とメインストリームとは程遠い、なかなかにマニアックなアイテムとなっており僕は正直知りませんでした。なるほど~。
このようにダークエネルゴンのリカラーは全てのアイテムに元ネタとなるキャラクターのカラーが適応されているのだそうで、ホイルジャックに関してはディセプティコンが元ネタという事で冴え渡るガラの悪さにも納得。
ダークエネルゴンシリーズに選抜されたオプティマスプライム、バンブルビー、ホイルジャック、メガトロン、スタースクリーム、ノックアウトの6体の中でも可動が一際優秀な型で、TFプライムアイテムはごく一部のみをつまんで購入していた僕にとって、今さらのサプライズ。プライム版ホイルジャックの素晴らしさを知る。
肩に5mm受けの穴が存在し、公式ではないが左写真のように取り付けが可能。前述のように可動が優秀で取り付けた剣を引き抜く様なアクションも可能となっている。目の赤いクリアパーツも尋常じゃないほど集光し、ちょっとした光でやたらとギラつくのも良い。
手首の可動も非常に優秀で回転はもちろん水平に傾斜をさせることができるので剣を扱うキャラとして様々なポージングを再現できる。非常に分かりづらいが腕に入っているシールド状のオートボットエンブレムがダークエネルゴンディフェンダーズの証。
E-V-I-L
スライサーが元ネタとされるこのカラーリング、どっかですげぇ見たことあるんだよな~…この色で剣を使って~…とモヤっていたのだけど、これはあれだ、シャッタードグラス版ウルトラマグナスだ!赤と青を基調に剣、素行の悪さといろいろと共通項が多いこのお二人。ダークエネルゴンディフェンダーズのインシグニアを落として紫のボッツへと貼り替えればシャッタードグラス・ホイルジャックって言っても何ら問題なさそう。
ウルトラマグナスとホイルジャック
通常世界となるトランスフォーマープライムのシーズン3「ビーストハンターズ」ではホイルジャックがマグナスに喧嘩を売りまくり、マグナスはホイルジャックの自由っぷりを認めず…と、水と油のように半目しあい異常なまでの反りの合わなさを見せていた二人だが、危機的状況においてはお互いが共通して持っている「本質的な戦いのセンス」(あるいは腐ってもレッカーズ、体に染み付いたバディの記憶なのか)がシンクロし、対プレダキング戦にてプライム屈指のベストバウトを見せた隠れた名コンビでもある。姐さん、これがツンデレというやつなんでしょうか。この二人を見ていると僕はなんだか眉間のサードアイが開眼してしまいそうです、姐さん。
オルトモード
オルトモードだが、個人的にとてつもない"ミニ四駆"臭を感じるデザインで、スポンジタイヤに付け替えたり、ステーを配備したり、スペーサーをそそり立たせたりして、ホッケースティックでつつき回したくなるような見た目に。
真面目な話、ロボット時に見えていたダークなカラーリングが全て格納され、全体がクリアパーツで覆われるので印象がだいぶ変わる。
ちなみに付属の剣は本体裏へも取り付けられるがアームズアップ!と言った具合にバンパーに取り付けることも可能。やっぱりなんだかミニ四駆を想起させる見た目で、むしろモーターは取り付けない"ミニ四駆風のガワ"へと改造したくなるのは僕だけですね、本当にありがとうございました。
ビーストハンターズの話は今日はしないと誓う
いつもの流れで、TFプライムの話からビーストハンターズの話をバカ長く書きそうになったのだけどそれに関してはまた次の機会に。今回のホイルジャックは手に入れていじった瞬間にめちゃくちゃブログの書きたくなるとてもいい玩具だった。時期があまりにも今更なのだけど、これめっちゃカッコいいっすよ。
トランスフォーマープライムを国内で視聴しシーズン2のバッドエンドで尻切れトンボになってしまっている紳士淑女の皆さん。 英語版になってしまうのだがシーズン3となるビーストハンターズはアマゾンにて激安でブルーレイが手に入るので買うべきだ、ナウ。ただ英語字幕が入っていないので聞き取りのみで若干ハードルが高いんでそこだけ注意なんです。
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- アーティスト: Transformers Prime
- 出版社/メーカー: Shout Factory
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