トランスフォーマー:Power of the primes Wave1 SWOOP/スワープ パワーオブザプライムス
トランスフォーマー「パワー・オブ・ザ・プライムス」より
MAXIMUM DINOBOT
トランスフォーマーの海外新展開「パワー・オブ・ザ・プライム」(以下、POTP表記)が12月1日から本格的にリリース、Wave1=第1弾から前回ポストしたダイノボット スラッグに続きダイノボット スワープのお話。
基本的にトランスフォーマー製品は海外ハズブロ展開をスルーしタカラトミーでの展開を待つようにしているのだけど、今回のPOTPの展開は個人的に燃えまくっていて我慢できずに海外から購入している。
何故かと言えば非常に個人的な意見になるのだけど、まずラインナップにてクラシックなキャラが大集合している点。またそのルックスもしっかりと初期アニメの意匠を踏襲している点がとにかくシブい。
更にリーダークラスであるオプティマス・ロディマスのダブルプライムはそれぞれプライムになる以前の姿(オライオンパックス・ホットロディマス)へのキャブの単騎変形、トレーラーと合体することで両プライムへと変形するギミックも凝っていて、なによりその再現性、スタンダードなキャラクターを高い再現性で再構築している点が素晴らしすぎる。殺す気か。
特にダイノボットに関してはこれまで実写映画トイがやたら潤沢だったことに対して、G1デザインの玩具は恵まれていなかった過去もあり、遂に当時のダイノボット達が全員集合し高い再現度で帰ってくるとなると我慢なんていうのは不可能なんですって。
POTP:Wave1 ダイノボット スワープ
ハズブロ展開のPower of the primes、デラックスクラス・ダイノボット スワープ。前回のスラッグ同様16.99$=1900円程で購入。またこちらも前回同様だが現在USトイザらス通販では13.59$=1500円位で販売されている。
このPOTP商品は国内での予約も開始されており、国内外での大まかな値段の違いだったり、予約だったり、その他諸々は前回のブログを参照されたし。
トランスフォーマー:Power of the primes Wave1 SLUG/スラッグ パワーオブザプライムス - くるめろとは違う
ダイノボット達の中ではかなり締まっているルックスのスワープだけど、やっぱりかわいい。色合いもデザインも全てがG1、あえて言及するなら羽にミサイルが付いていないのが唯一惜しい点。
*羽を閉じ忘れて変形している点はご愛嬌。
可動に申し分はなく、スラッグと違い足もよく動く。またスラッグと共通しているのだけど、型・肘だけでなく上腕にもロール・腰にもロール有り。タイタンズリターン然りで昨今はレジェンド・リーダークラスよりものデラックスクラスのほうが可動軸が多めで豪華だったりする。なんで…?
武器として剣が付属しているがサイズがちょっとかわいい事に。最近のTFあるあるの武器がスカスカでショボくて少し小さい!の「3S」だぜ。もちろんそんな言葉はないし少し…に至ってはかなり雑なやっつけ方だが、つまりはそういう感じだ。
あと2cm!いや、せめて…1cm長くするだけで、それだけでもっと素晴らしくなるんだ…!
POTPお馴染みのコンバイナー用パーツが搭載可能な"おめでたギミック"。はめ込むことで十月十日を意識せざるを得ないおめでたい雰囲気に。
恐竜モード
恐竜モードのボリューム感とローファイ具合も絶妙。TF界の粗野な朴訥ゆるキャラらしさが遺憾なく発揮されている。(スワープは若干協調性が)
背中の突起に件のプライムマスター搭載武器をはめ込むことも可能で武器も保持が出来、余剰が出ないような気配りも。
足首も稼働するので直立可能。
昨今はシール満載と囁かれるハズブロ展開なのだけど、このスワープもノーシール。インシグニアはもちろん、胸の柄も全てプリントになっている。同じデラックスクラスのスラッグも同様。
オレ、スラッグ。これは、プリント。
ヴォルケニカス
POTPのダイノボットたちはグリムロック・スラッグ・スワープ・スナール・スラージの5体+実写版から逆輸入される形となった新規ダイノボット・スラッシュの全6体。
前述の5体はコンバイナー形式でヴォルケニカスへと合体する。スワープを「手」に変形させるとこんな感じ。
MAXIMUM DINOBOT NO MORE!
昨今日本でも精力的に展開されているアメコミ展開に触れておくと、国内で翻訳化されているシリーズ、オールヘイルメガトロン以降このダイノボット達は全くと言っていいほど出ていないんですよ。というのも、ダイノボット達がなんと仲間割れしてしまっている状態!ちょっと間抜けで馬鹿力だけど、なんだかんだ仲良しで憎めないあのダイノボットが!
詳細はと言うと
オールヘイルメガトロン以前、IDWから出版されたミニシリーズ(ationシリーズ)の5作目マキシマム・ダイノボットにて
グリムロックに背を向け、「オレは1人でいい」と去っていくスワープ。グリムロックの「俺達は…チームじゃないか…」とその後の「いいさ…」から始まる虚勢がなんとも涙を誘う。
そして逮捕。マグナスはティレスト協定(TFの技術を他の星に漏らさない的な法律)の違反をした奴をオートボットだろうがディセップだろうが逮捕しまくっている。
一方その頃、ロディマスは!ボコボコにされていた。昨今のカオス編でもメガトロンに半殺しにあったり、アメコミロディマスは本当によくボコボコにされている。
話はそれてしまったが、このグリムロックとの衝突の直接的な引き金を引いた存在がダイノボット スワープ、そしてその後のダイノボットを仕切っているのが前回ポストしたスラッグなのだ!…そうだ。
正直ミニシリーズやワンショットが枝葉のように別れまくっているTFアメコミにおいて全てを自身の力で把握するのはかなり厳しい。自分が追っかけられている範囲でダイノボット達がメインを張っていると認識できるのはこのマキシマムダイノボットと
- TransformersーPunishment
- TransformersーRedenmption
- TransformersーSalvation
の一連の流れ。
最近リリースされた「サルベーション」でも未だグリムロックは不在となっており、それどころかグリムロック不在のダイノボットを仕切っていたスラッグが…。他にもあったら教えて偉い人。
アメコミリーフ 『トランスフォーマー・サルベーション Transformers Salvation』 2017.6月
- 出版社/メーカー: IDW
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
ではダイノボット離散後のソロリスト、グリムロックはどうなったのか?は次のPOTPグリムロックのブログにでもまた。
*レジェンズ・ミスファイアも買ったままなのでそっちもポスト出来ればその際にも触れたい。
今回POTPのWave1にてグリムロック・スラッグ・スワープ・スタースクリーム・スラッシュを同時購入したのだけど、発売日は同じなのに何故かこのスラッグとスワープだけが先に到着してデスティニー半端ない。マキシマムダイノボット、ワンモア。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-04 ダイノボットスラッシュ
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
Transformers: Maximum Dinobots
- 作者: Simon Furman,Nick Roche
- 出版社/メーカー: IDW Publishing
- 発売日: 2009/07/21
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る