トランスフォーマー:Power of the primes Wave1 SLUG/スラッグ パワーオブザプライムス
トランスフォーマー「パワー・オブ・ザ・プライムス」より
Power of the primesインカミング!!
トランスフォーマー海外展開の新規シリーズ「パワー・オブ・ザ・プライム」(以下、POTP表記)が12月1日から販売開始となった。第1弾=Wave1は
プライムマスタークラスーリージ・マキシモ・マイクロナス・ベクタープライム
レジェンドクラスービーチコンバー・ダイノボットスラッシュ・シャープネル・ウィンドチャージャー
デラックスクラスージャズ・ダイノボットスラッグ・ダイノボットスウォープ・ドレッドウィンド
リーダークラスーオプティマスプライム・ロディマスプライム
の展開となっている。
これらは全て海外展開だが、既にこのPOTPアイテムの国内展開も告知されており、アマゾン等で予約も開始されている。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-01 マイクロナス
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-02 リージマキシモ
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-03 べクタープライム
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-04 ダイノボットスラッシュ
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-05 ウインドチャージャー
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-06 ビーチコンバー
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-07 オートボットジャズ
発売日は2018年5月25日なので海外版から半年後のリリース。
国内版の値段が海外版とあまり変わらないので、これまでのレジェンズのように塗装の強化等での付加価値は特に無いのではないか?これまでのレジェンズ展開はストップするのではないか?といった様々な予想が飛び交っている。
個人的に今回のG1ど真ん中なダイノボットの展開やオプティマス・ロディマスのダブルプライム達とその大胆な変形機構に脳みそを爆破されスプリンクラーで庭にぶち撒かれるような衝撃と興奮を味わったので善は急げ、一足先に海外Amazonで予約していた。
そんな海外版パワー・オブ・ザ・プライムスのWave1アイテムの一部が届いたので、今回はPOTP/Wave1から「ダイノボット スラッグ」の話なんです。
POTP:Wave1 ダイノボット スラッグ
ハズブロから展開されているPower of the primesからデラックスクラス・ダイノボット スラッグ。16.99$=1900円程度で購入。現在、USトイザらス通販では13.59$=1500円程度で販売されている。
とにかく、かわいい。G1のルックスをしっかりと踏襲しているが変形機構は正当な進化を果たし、しかしそこはかとなく漂う当時品を感じさせる前時代的さ、良い意味でとてもノスタルジックな雰囲気が漂っていて、そしてなによりコロンとしたフォルムがとにかくかわいい。
ヴォルケニカスへのコンバイナー合体は後述するとして、コンバイナーの手等のパーツが武器扱いとなり更にそれを身体にも装備出来るというギミックが完全に妊婦で話題な、ご懐妊ギミックを搭載。
恐竜モード
尋常じゃないほどかわいい。TF界のマスコット、癒やし枠としてのダイノボットの良さ完全再現しているような素晴らしい出来。これは傑作だぜ!
付属の武器を搭載するとこんな感じに。武装しているが、ことダイノボット―特に恐竜モードに関して、こいつらは何をやっても基本かわいい。そういうマジカルな存在。
ヴォルケニカス
POTPのダイノボットはグリムロック・スラージ・スラッグ・スナール・スワープの5体の通常ダイノボットの他に、スラッシュという新規キャラを含めた6体構成となっており、スラッシュを除く5体がコンバイナー形式で合体し「ヴォルケニカス」となるようになっている。
スラッグは手or足に変形可能となっており、手にするとこんな感じ。
可愛すぎて可動とかどうでも良くなる
カラーやバランス、また全体のボリュームギッシリ感がとても良くて個人的にとても気に入っているのだけど、敢えて可動に言及するならば、膝の可動はほぼ死んでいる。
写真右のように尻尾パーツを外へと逃がすことで屈伸が可能になるのだけど、通常の変形では写真左で限界で90°の屈伸も厳しい。ただ、タイタンズリターン=レジェンズのデラックスクラスでも稀にあった妙なスカスカ感がなく、特にこのスラッグに関しては変形後はもちろん、変形前のでっぷりしたボリューム感もバッチリ表現していてミッチミチに詰まっている。
また海外特有のシール処理もデラックスクラスでは確認できず、こちらはプリントだった。
また、ダイノボットに関しては透明プラの内側への塗装がとても良い感じのアクセントになっている。ショボさに定評のあるハズブロ版だが、16$という値段を考えればボリューム感はある。
プライムマスター
今回のパワー・オブ・ザ・プライムスのメインギミックである「プライムマスター」は、タイタンマスター=ヘッドマスターの顔面部分がスパークコアへと変形し武器やマトリクスへとはめ込む事が出来るギミック。
ダイノボット スラッグではヴォルケニカス時の手の甲部分が武器扱いになっていてここにはめ込みが可能。構造は同じなのでヘッドマスターをはめ込むこともできる。
こちらはプライムマスタークラスを購入して組み合わせて遊ぶ仕様なので、このスラッグには透明のパーツがはめ込まれている。
このプライムマスターだが、プライマスがユニクロンとの戦いの為に生み出した13人のプライム達が元となっており、現在判明しているプライムマスター達は
- アルケミスト・プライム
- アルファ・トライオン
あたりがプライムマスタークラスとして発売が決定している。
これ以外にもスタースクリームやグリムロックにはIDWにて13プライムが生み出したアーティファクトの
エニグマ・オブ・コンビネーション
ー通常のトランスフォーマーをコンバイナーにする
がプライムマスターやヘッドマスターと同様の形状で付属している。
国内版のお値段VS海外版のお値段
今回のデラックスクラス・ダイノボット スラッグ、同様のデラックスクラス・オートボット ジャズが国内では定価3024円、国内アマゾンでは値引きされ2680円で販売されている。
冒頭で触れたように海外と国内の仕様に"もし"変更がないのであれば、早く欲しいから海外からの購入を検討される方もいるかと思う。現状では
国内パワー・オブ・ザ・プライムスの値段は
- プライムマスタークラス ¥860
- レジェンドクラス ¥1600
- デラックスクラス ¥2600
- ヴォイジャークラス ¥3600(くらい?)
- リーダークラス ¥5800
あたりが、メジャーな相場になっていくようだ。
対して海外での値段が
- プライムマスタークラス 5.99$(670円)
- レジェンドクラス 9.99$(1118円)
- デラックスクラス 16.99$(1902円)
- ヴォイジャークラス 24.99$(2798円)
- リーダークラス 49.99$(5598円)
*ただし、これらは店舗での値引き無し価格なのでこれよりも低価格な店舗も有り、トイザらスはこれらからさらに2~300円安かったりする。
こうしてみると海外はべらぼうに安いようにみえるのだけど、僕はヴォイジャー2点・デラックス2点・レジェンズ1点の計5点を購入し合計が10500円程。国内で同アイテムを購入したら14000円ほどなので送料や関税を考えるとなんだかんだで1000~2000円安い程度なので、あとは海外版と国内の仕様の差ぐらいだろうか。
もし、これまでのレジェンズのように重塗装等の付加価値が無く、昨今のムービー展開同様の「パッケージ背面にシール貼っただけ」仕様であるなら、僕のように海外ではもう販売しているのに半年も待てない!といった皆様には海外というチョイスも有りかもしれないです。特に注文から届くまでの期間をあまり気にしないなら。あとは送料次第。
*関税もあるとは思うんでそこもうまくやる必要が。