くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

ヒーローバンク・アーケード ロケテスト開催中の「ヒーローバンク・アーケード チャプター3」にてSEGAの本気を体験しろ

ヒーローバンク・アーケード『チャプター3・全国スゴロク』より

 

 こちらの記事の続きです

ヒーローバンク・アーケード チャプター3がロケテストで開放!超面白いから行ったほうがいい - くるめろとは違う

 

~コレまでのあらすじ~

遡る事2月に開催されたロケテストからべったりと張り付いていた。3DSゲーム・アニメ・アーケード・その他カードゲーム・関連トイを大規模に展開した「ヒーローバンク」はSEGAのキッズ市場への殴り込みプロジェクトなんや!これは大変な事になる!たぶんSEGAっぽい微妙な着地点にズルっとスベり込む!と息巻いていた。

しかしながら、初期ロケテ開催時の「脳汁やべぇ!SEGA!SEGA最高!ヒーローバンクの時代が来る!!うわぁああーー!ともう完全にどうかしちゃっていた「ほとんど病気」の時期を経て、幾度と無く参戦したロケテストや正式稼動となった筐体にてウィークポイントを見つけては「あれ、これなんかちょっと思ってたより飽きが早い、でもSEGA最高…辛い…好き…」と一喜一憂し、若干のサッドなディスを織り交ぜつつブログをポストし低頻度でプレーしてきた。

しかしながら、以上の事はすでに過去のものへとなった。ヒーローバンク・アーケードのチャプター3は、真の意味での新しいヒーローバンク・アーケードへと進化した。お願いだから、糞長いのだが最後まで読んでほしい。そしてSEGAの決意を知ってほしい。

*ページ最下部にチャプター3のネタばれを含むカード画像等があるので、気になる方は是非。また、苦手な方は閲覧を避けるなどして注意されたし。

 

実は我慢できずに翌日も行った

11月2日昼頃にセガ秋葉原1号館(一番駅から近い古い建物のB1Fです)にてチャプター3のロケテを体験。その日は流す程度にロケテをプレイして、その後KONAMIのキッズゲーム「オレカバトル」をやりに行こうと思ってたのだが、ヒーローバンクの筐体の席に着き、気付いたら夜になっていた。6時間。6時間も夢中で100円玉ガトリングをぶっ放していた。

*100円玉ガトリングとは両替機に玉(千円札)を装填し、サイドについたくるくると回る手回しのハンドルを高速回転させる事で100円玉をぶっ放す武器。玉(千円札)をじゃんじゃん装填することで短時間で効率的に100円玉をこの世から消し去っていくことが出来る大人の武器だ。

その後、興奮気味にTwitterへ何件かポストしブログを途中まで書き、明けて11月3日「この興奮を誰かに伝えねぇとやってらんねぇよ!」と気付いたら休日だというのに朝7時に起床し、キーボードをたたく指をドライブさせてブログをポスト。

「なんか記事書いてたらやりたくなってきちまった!このまま家でPSYCHO BREAKなんてやってらんねぇよ!と気付いたら秋葉原駅へと降り立っていた。僕も君もいつだって我慢できない。そう決まっているんだ。

 

これまでのベースにゲーム性の増築を行う英断

今回のアップデートでヒーローバンク・アーケードに惚れた。正直、これまでのポストで何度も書き連ねている通り、ヒーローバンク・アーケードのゲーム・バトルシステムは他のキッズゲームと比べ見劣りしていた。バトルシステムは若干単調であり、ぼけっと眺めている時間も長く、カスタム製に乏しく、ステータス面でのバトルとなにより最終的には運の勝負だった。

そこへ「必殺技ゲージ・サイコロゲージのスピード2倍」や毎週のアニメと連動した「アニメミッション」によるアイテムの多様性等の対応でチャプター1からチャプター2にかけてシステムの細かい見直しを図り、ゲーム性は徐々に向上してきていた。

しかし、チャプター3にてSEGAはヒーローバンク・アーケードにとんでもない爆弾を用意していた。これまでのアップデートなんか屁のつっぱりにもならないようなゲーム性の増築だ。これまでの敵チーム選択・穴埋め方式のバトルに全国スゴロクという新要素を追加し、敵チーム選択にもボードゲームのようなゲーム性を持たせた。

……コレでは人生ゲームのようなボードゲームと、バトルゲームの両方が100円で楽しめてしまうではないかッ!馬鹿かッ!SEGAはなんでそんな身を削るような真似をしてお客への満足を提供するような真似をするんだ!無茶しやがって!1度に2度おいしいキッズゲームなんてコレまでなかったのに!またしてもSEGAは時代を先取る気なのだ。

 

ていうかコレ次のチャプターはどうする気なんだ?いや、チャプター4までは引き続き全国行脚のままでもかろうじて問題ないのかもしれないが、行脚は終わらなければいけない。3DSゲームヒーローバンク2のストーリーをなぞり終わったら、どうするつもりなんだ!?またシステムを変えるつもりなのか?そんな事していたらヒーローバンク・アーケードは1年後には幾つもの多様性を持ったモンスターみたいなとんでもないキッズアケゲーになってしまうぞ。

 

SEGAがヒーローバンクへ注ぐ情熱

何より僕が言いたいのはファンだからこそハッキリと不人気といえるヒーローバンク・アーケードに対して苦心しているであろうSEGAがとった「顧客を増やすため」の決断。その決断が、これまでや今のキッズアーケードゲームそれぞれが不振に陥った中で取る「簡単に今までの強いカードが手に入る対策」「新たなキャラの暴走的なパワーインフレ」等の古参ファンへの裏切りや安直なパワーバランスの崩壊ではなく、これまでと同じ筐体内で新たにゲーム性を増築し向上させるというハードコアな発想

SEGAというメーカーは!楽をして強いカードを簡単にユーザーにばら撒き「甘い汁」を舐めさせる子供だましを行う事無く、自身が新たなシステムの開発という「苦渋」を舐める事を選んだ!どんな苦労なのか?それは簡単なことなのかもしれないし、僕が知ることは出来ない。ただ、これまでのファンと新たなユーザーを楽しませようという気概に溢れているこの情熱、不人気アケゲーとして苦戦を強いられているであろう中での覚悟の決断。

『覚悟』とは……犠牲の心ではないッ!

『覚悟』とは!!暗闇の荒野に 進むべき道を切り開くことだッ!

そう、あなたの『覚悟』は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている!

そして今後の我々(キッズゲー)がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!

ジョルノ・ジョバーナ

 何度でも言ってやる。僕はそういう無茶をするSEGAが、大好きなんだ。

 

こっからネタばれ

月曜日も秋葉原へと向かい2~3時間プレイしてきた。日曜日に関しては6時間近くプレイしていたのに誰も来ないのは何でなんだぜ?待ってたぞ?余は待っておったぞ?そんなわけで、ここからはネタばれ。

苦手な方は閲覧を避けて頂ければと思う。

 

 

 

ジ・エンドル・ミリオン

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とにかくレア化が見たくてしょうがなかった一枚。バックは虹色でかなりギラついており3時間はうっとり眺められる。初のSSランク、MAX投資額60億。400近い高スピードにも関わらずHP/ATKも高い。イカつい。

 

メガリオン

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前回のブログにも乗せたセガリオン。チャプター3の中部エリア大ボス「ジ・エンド・オブ・3色達」がドロップする「ゴーストのかめん」を持たせることによってメガリオンへと進化。

 

ジャスティス・ダラーⅡ

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チャプター1のカードにて「いまはナゾのまま…」だったナガレ君のヒーロー着「ジャスティス・ダラー」。前回のロケテストで気付けなかったが、東北エリア大ボス「クレジット・ローンウルフ」チームがドロップする「ナガレのポーチ」をジャスティス・ダラーに持たせることにより進化。ランクがSへと底上げされ必殺コストが下がり、より扱いやすいカードになった。

 

番外:つっぱり超将軍/つっぱり神

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本日11月4日より解放されたチャプター2のステージにて虎井のチームから仲間になる。

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さらにこのつっぱり超将軍へ45億円投資し、チャプター3の北海道エリアの大ボス「エンター・ザ・プラチナ」がドロップするアイテム「神のてっつい」を装備させることにより「つっぱり神」へ進化する。必殺技の神・ツッパリランチャー!には「神ダメージ」なる気になる記述が…。

 

 熱い!熱いよ!くるめろ!ほっとほっとさま~だよ!それでも日々は続く、もういい加減ヒーローバンクをチェックしてみてはいかがだろうか?

 

ヒーローバンク 2 (てんとう虫コロコロコミックス)

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ヒーローバンク 3 (てんとう虫コロコロコミックス)

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ヒーローバンク 1 (てんとう虫コロコロコミックス)

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