オレカバトル:新序章 狂王マルドクのはしゃぎっぷり
オレカバトル新序章『新たなる旅立ち』より
テアマトの必要性
今回の解禁、特にテアマトはサンショウウオのような風情でえらくでかく狂気に満ちた禍々しいカラーリングにもかかわらず、EXのじゃれつく等、相変わらず動きが可愛らしい。そしてHPと攻撃が異様に高い。
そんなトカゲの彼だが、技は少しばかり単調で、「うなる」は単純に攻撃力を上げ、「怒る蛇召喚」ではムシュフシュを召喚可能になるも、実際のところインパクトや実用性に欠け(というか怒る蛇を召喚しなければならない場面がなかなか想定出来ない)結局まるかじりメインに落ち着いてしまう。
また、未だによくわかっていないEX技「じゃれつく」の効果も気になるところ。見た感じ、攻撃200%のランダム攻撃+カウンターステータス表示となっているが相手からの攻撃のダメージは軽減されていても、攻撃を返さなかったり、カウンター持続も1回のみ?であったり、1ターン続いていたりとかなり「テアマトの気まぐれカウンター」なご様子だ。(これはシェフの気まぐれサラダ的なもじりのウィットに富んだ奴です)
初期のコマンド配置はためるをメインに配置されているが10~20排出で上記の状態に。今のところまだ4リールはあばれまわりの提案が多い。イラストチェンジはセレブの暴れん坊ペット感が薄れてしまうので個人的になしで。
狂王マルドク
久々の単純捕獲の最終解禁ボスとなった狂王マルドク。狂王マルドクもテアマトにライディングしているので、テアマトを場に出せば1度にテアマトを2体も眺められるお得感もなかなか。
しかしながら、マトへのライディングのせいか、如何せん王子時代の売りであったスピードが落ちてしまったのが難点となり全体的に無難な雰囲気となってしまった。
手持ちはHP潜在固体となっており、こちらも20枚程でこの状態に。4リールはコマンドダウンを残せば狂風や必殺埋めも可能かもしれない
狂風の乱撃は風属性の攻撃を4回叩き込む攻撃で、エンキの疾風の乱撃の上位版となっており、マルドクからの追加技はこの一つのみとなり、昨今のモンスターの会心・必殺+専用技1のスタイル。
「マルドク、狂王になったらしいよ。南高の奴らから聞いた。」 「え、まじ?あいつが?」
そういった感じで心の弱みに漬け込まれ闇落ちしてしまっているマルドクだが、個人的にあまりそこに悲哀などを感じていない。
これは個人的にだが、他の闇落ちが妬みや強さへの執着等の個人的感情をベースに闇堕ちしていった事に対して、マルドクは少なくとも漫画版では国や家族への怒りを利用された事に所以するのだと思う。彼は仲間や国を思う気持ちが負への原動力となっているので、あまり嫌悪感を感じないのだ。
いいお顔のマルドク氏
むしろ、狂風の乱撃を繰り出すマルドク氏はかなり良いお顔をしており、闇に堕ちてしまっているが、新天地でもなんか楽しそうにやってるな、アイツ…と闇の哀愁を物ともしないはしゃぎっぷりなのだ。
これは中学の友達が高校デビューしてヤンキーになっている感覚に似ていて、あいつ、根はいいやつなんだよな。とほほえましい気分にもなる。実際、出場台詞や攻撃での台詞、敗退台詞と闇落ちらしい振る舞いは取っているものの、個人的に他で感じる悲哀や本物の狂気のような物を感じない。なんだか、そんなロールを楽しんでいるようにすら見える不思議。
そんな様子で狂王マルドクは今日も元気に剣をアホの子のように振り回しでかいトカゲに跨り走り回っている。
さらに!
え!なんで!?今度はテレビアニメのサントラ?サントラ出過ぎじゃね?先日のオレカバトルのアーケード版新序章サントラの発売が決定がまだ記憶に新しい中、さらにまた4~7章をすっ飛ばし、今度はアニメのサントラが出ます!よく分かんないけど見逃すな!
モンスター烈伝オレカバトル 新序章-新たなる旅立ち- オリジナルサウンドトラック
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