トランスフォーマー:パワーオブザプライム マイクロナス/リージマキシモ/ベクタープライム
トランスフォーマー「パワーオブザプライム」より
- 国内パワーオブザプライム始動
- パワーオブザプライム:PP-01/02/03 マイクロナス/リージマキシモ/ベクタープライム
- スカルグリン(ダウロス)/クラウドバースト(フェニックス)/メタルホーク
- POWER OF THE PRIMES
- ヘッドマスター+プリテンダー=ターゲットマスター
- P-R-E-T-E-N-D
国内パワーオブザプライム始動
先日5月25日より遂に国内での発売が始まったトランスフォーマー新シリーズ「パワーオブザプライム」。と言っても海外では昨年の11月下旬頃には展開され半年近くの差を付けての発売となっており、僕個人も既にその頃に海外のアマゾンやトイショップを利用し欲しいアイテムは購入を済ませていたので今回の国内販売ではそれらの補完を行うような形に落ち着いた。
そんなパワーオブザプライムアイテムのポストは下記にまとめているよ。
そんな訳で国内販売アイテムは今回まとめたプライムマスタークラスの3体へと落ち着いたのだけど、発売直後に予約していたにも関わらずAmazonにてkonozamaが発動。最近アマゾンこんなのばっかだよなぁ…と辟易。
お急ぎ便も時間指定出来ずにアマゾンデリバリープロバイダーなるめちゃくちゃラフなおじさん便が夜10時や下手すれば家が見つけられないので帰りましたみたいな、親戚の子供かよっていうレベルの理由で配達を諦めちゃったりするし。そんな訳で最近はもっぱらヨドバシかJOSHINです。
話はだいぶ逸れたが本日ようやく届いたのでそんなパワーオブザプライムのプライムマスタークラス3体の話なんです。
パワーオブザプライム:PP-01/02/03 マイクロナス/リージマキシモ/ベクタープライム
ドデデン。
これまでのパワーオブザプライム・トイ達とも密接に関係しストーリーやPOTPシリーズのギミックの核とも呼べるプライムマスタークラスの3体。
せっかく国内版を買ったので海外版との大きな仕様変更点に触れておくと、
背面のシールと説明書に張られた「正しい遊び方説明書 対象年齢15歳以上」という2枚のシール。国内販売ではこれらのシールをシール貼りのプロフェッショナルに依頼、こだわり抜かれた環境の中で匠たちがパッケージ背面に一枚一枚に超絶技巧「シール貼り」を行ったために6ヶ月販売が遅れたようだ。もしあなたが海外版からの変更を期待し今回の国内版を待っていたというのであれば、その6ヶ月はまったくもって無駄ではなかったということだ。まずはこのシールをしかと味わおうではないか。タカラトミーが長年の企業努力によって培ったシール力(ぢから)を。
ちなみに「正しい遊び方説明書 対象年齢15歳以上」のシールが貼られた説明書の肝心の説明頁だが、ここは当然ながら英語のままである。こっちにまでシールを貼っていたら発売はうまくいって更に半年、海外リリースからは1年近くの遅れを要してしまう。
またシール貼り名人たちへのギャランティーや、こだわり抜かれた製法で生み出されたハイクオリティなシールもタダではないのだ。あまり多くを求めてはいかんよ。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-01 マイクロナス
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
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スカルグリン(ダウロス)/クラウドバースト(フェニックス)/メタルホーク
冗談はさておき、おそらく皆さんご存知かと思うが今回のプライムマスター=原初の13人のプライム達はその姿を偽装するためにアウターシェルをまとっており、上記画像は彼らの仮の姿。
つまり彼らは別の姿を装う「プリテンダー」なのだ。これらはトランスフォーマーの低迷期、国内でいうと超神マスターフォースに登場したプリテンダーのリメイクとなっており、それぞれのプライムマスター達は(左から)
へとプリテンドしている。
ちなみにこのプリテンダー達の当時品を僕は1体も所持しておらず、特に今後このPOTPでも発売されるソラスプライムのプリテンダー「オクトパンチ」の当時品はいつか手に入れたいとも思っているのだけど、この当時品がとにかくクッソ高いのだ。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-28 ソラスプライム
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/09/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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おそらく当時の人気の低迷や、そもそもアイテム自体が攻めすぎているかなり”アレ”な感じだったりと言った理由で一般的な当時品と違い流通数が少ないことが原因なのではないかな…と思っているのだけど。
こちらは今回ベクタープライムのアウターシェルとして登場しているリメイク版のメタルホーク。シャッタードグラスの話がメインとなったBOTCON2012のボックスセットにて販売。通常世界とシャッタードグラス世界がクロスオーバーした際に正義のディセプティコンと共闘。
ただ、個人的な感覚でいうと、ゴリゴリのTFファンの間ではコアなファンを名乗る為にはプリテンダーだったりのキワキワの商品も所持して"から"みたいな謎のバイヴスがあったりするように感じるのですが、その辺どうなんでしょうか。僕はプロにわかなんで残念ながら当時品を所持しておらず、ちょっとあれなんですが。
久しぶりにブログを書くとどうでもいいことを永遠と書いてしまう。とにかく、そんなプリテンダーのリメイクであるスカルグリン・クラウドバースト・メタルホークをご開帳すると原初のプライム達であるプライムマスターが登場。
ヘッドマスターのギミックを流用しており、画像右のように「コア」へと変形。
それらをオプティマスやロディマスのマトリクスや、ダイノボット達コンバイナーの手足等にはめ込むことで13人のプライム達が持つ「力」を開放するという設定になっている。
ちょっと残念だったのはコンバイナーの手足にはめ込んだ際に全く保持力がなくポロポロと落ちてしまった点。以前ふざけてヘッドマスターをはめ込んだ際にはガッチリホールドしていたのだけど、専用商品とも呼べるプライムマスターの場合(特に手のパーツの場合)だとスッカスカで正直遊べるレベルではなかった。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-02 リージマキシモ
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
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POWER OF THE PRIMES
ちなみに今回のリージマキシモ、マイクロナス、ベクタープライム、3人が司る力は
リージマキシモ
話術や交渉術にて他者を操ることを得意とする策略家的プライムであり、メガトロナスを焚き付けた存在。他人の行動を操作するような記述が多い。
マイクロナス
キメラストーンを使って他のプライムに力を分け与えることが出来たプライム。その力はマイクロン伝説等に登場するマイクロンへと継承されていく。
ベクタープライム
時間や時空を司るプライム。彼の遺産である「ブレイドオブタイム」は一閃によって時間を操作することが出来る。時間操作の能力を付与する。
となっている。
この辺のお話も以前纏めたりしたので詳細はこちらで↓
ヘッドマスター+プリテンダー=ターゲットマスター
さらにこの数百円の小さなプライムマスター体にはヘッドマスターとプリテンダーの他にもう1ギミック仕込まれており…
背中の武器を倒すことで武器へと変形。こちらはこれまでのレジェンズ(タイタンズリターン)でも登場していたおなじみのターゲットマスターのギミック(ミニボットの武器への変形)であり、なにげに豪華な3ギミックを搭載。
赤と青のカラーリングがオプティマスにマッチするのでミニコン的な感覚で装着遊びをしてみたり。
そもそも今回のパワーオブザプライムアイテムはとにかく各々の付属武器がショボかったので、雰囲気的にはさながら「こぢんまり戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」ぐらいのレベルだったのだが、これらの武器を持たせることでようやく「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」くらいには戦える雰囲気を感じられるようになってくる。
あとはこんな感じに過積載することで小学生のような童心に戻りブーンドゥドゥドゥしてみたり。
火「どうもこんにちは、リージマキシモです」
色味が近いちょっとアレな人にプライムマスターをヘッドオンさせて乗っ取らせてみたり…と、
正直結構ショボい気がしていたプライムマスターの3体。「これはプリテンダー復刻と見て、コレクションとして買うか~…」ぐらいのノリだったんだけど、色々と組み合わせ遊びをしているうちにわりとテンションが上ってきて、なんだかんだ1体700円の値段分は1日で遊び倒してしまった。
あんまり比べるのも良くないんだけど、コピペみたいな変形をするデラックスクラスよりは楽しかったんですって、マジで。
P-R-E-T-E-N-D
「どひゃ~!」
以上、パワーオブザプライムのプライムマスターのPP-01マイクロナス、PP-02リージマキシモ、PP-03ベクタープライムはそんな感じでわりと楽しめるアイテムだった。
ちなみにこのプリテンダーリメイクでもあるプライムマスターたちはこれ以降も
海外版WAVE2にて
海外版WAVE3にて
- クインタスプライム プリテンダー「ブラジオン」
- ソラスプライム プリテンダー「オクトパンチ」
- メガトロナス プリテンダー「ボムバースト」
の5体がラインナップ確定済み。
国内では今回の国内展開同様に発売に謎のリミックスがかかり
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-32 アルファトライオン
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-20 クインタスプライム
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-28 ソラスプライム
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/09/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-10 アルケミストプライム
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/06/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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メガトロナス以外の上記4体の4体が発売が確定している。
が、原初の13人のプライムが全てこのデコイアーマーに身を包んだプリテンダーとして単独で販売されるわけではなく、例えば原初のビースト戦士とされるオニキスプライムは5体セットで販売されるプレダキングにプライムマスターのみが付属。
この13人のプライムをちゃんと並べて飾りたいなぁ~なんて考えていたのだけど、とんでもないレベルの抱き合わせ商法の到来で頭を抱えている。
トランスフォーマー パワーオブザプライム PP-31 プレダキング
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/09/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマー:ビーストウォーズD-01 メガトロン
祝ビーストメガトロンマスターピース化
先日開催された静岡ホビーショー2018にてお披露目されたトランスフォーマーの新商品ラインナップが話題だ。スタジオシリーズの新作やMPサンストリーカーのリデコ・コンドル等を抑えて、なによりも個人的にタイムリーだったのはビーストウォーズ・メガトロン(ビーストメガトロン)のマスターピース化だ。
タカラトミー公式ではまだこれらの情報が掲載されていないため、詳細はTwitter等で検索をかけて頂くとして…。
まず気になったのはそのデカさだ。MPビーストコンボイから頭一つどころではない勢いで抜き出ているMPダイノボットを更に頭一つ追い越すようなデカさ。これまでマスターピース化されたビーストコンボイ、チータスが比較的小型だったビーストのマスターピースシリーズだが、ここに来て大型化のインフレが止まらない。
トランスフォーマー マスターピース MP-41 ダイノボット (ビーストウォーズ)
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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そして大型化に伴い同時にインフレが止まらないのがその値段だ。MPダイノボットは希望小売価格が28000円税抜というビーストコンボイ(12000円)から2倍以上の脅威的な上代で登場となり、その完成度と共に我々に与えた衝撃は記憶に新しいが、そうなるとこのビーストメガトロンのお値段は如何に…!35000円とか?せ、精神を加速させろ…!
と言ってもMPダイノボットの高騰には恐らく、ビーストモードにて特徴的な体勢を取るラプトルに自立は困難な為に付属となった専用台座等の付属が大きく影響しているかと思われる。(台座無しで)立て!立つんだメガトロン!
Beast Megatron Origin
先日からビーストウォーズの話を喚き散らし徘徊、飲酒狂乱の違反で逮捕される事数回、KEMONO STYLE(ビースト的な意味で)な昨今。このビッグウェーブに乗ってビーストウォーズ・メガトロンの話をしたくてうずうずしている。だって初代ビーストメガトロンだって真の意味でマスターピースだから。そんな訳で当時品・ビーストメガトロンの話なんです。
ビーストウォーズ D-01 メガトロン
そんな訳で僕が20年近く所持しているゴリッゴリの当時品、1997年7月に発売されたビーストウォーズ D-01「メガトロン」だ。
先日ビーストの熱病にうなされた際に実家に久々に連絡を入れ、「ビーストウォーズって書いてあるダンボール、そのまんま着払いで送ってくんない?」と親不孝な”お取り寄せ”を行った一品。
ビーストメガトロンのロボットモード。右腕がティラノサウルスの顔面・左腕が尻尾とアシメも良いところな攻めたデザイン。
ビーストマスク等、実際のアニメには引き継がれなかった意匠を残して入るものの、玩具デザインを元にアニメが作られただけ有り、劇中の再現度は時代を鑑みればわりと高め。塗装がビーストモードに大きく割かれていて胸やらのモールドは非常に劇中に近いのだけどこぢんまりとしてしまっている。また、背面におもいっきり残るビーストの「ガワ」が変形の際の唯一の欠点。
※MPビーストメガトロンではこの辺が信じられないほど劇中にそっくりになっているっぽいので早く背中を見たくて仕方がない。
「似ていない」で言うと頭部のカラーや目は劇中再現からはかなり遠ざかっており、特にG1を意識したようなシルバーメットのカラーリングは完全に玩具オリジナル。劇中でのメガトロンのメットはほとんど黒に近いガンメタのようなカラーだったかと思う。また、目は広めの面積のバイザーに近いタイプで、奥底の眼光が薄暗く光っているような非常にヒールな表現だったので、この眼力たっぷりのお目々も若干力み過ぎ感は否めない。
ビーストマスクを閉じるとこのような形に。ビーストマスクの概要については以前のポストにてそのルーツ的な部分をまとめたのでそちらを参照されたし。
20年以上前に発売されたビーストメガトロンだが、強靭な"かかと"の存在によって昨今の玩具には無い驚異的な安定感を保っている。
※昨今軽視されがちな「かかと」の重要性よ。
市場の動向に影響を受けてトランスフォーマーG2玩具の展開から、より「アクションフィギュア」的な側面を強く打ち出したとされるビーストウォーズ玩具。前述のような"非対称性"も当時のムーブメントの煽りを受けまくった結果で、そういった視点で見ると
- 歯を食いしばったような非対称の表情
- 後期になるに連れてよりグロテスクに変貌していく姿
- ギミックによるアクション
等も当時の海外市場・フィギュアにおける流行そのもの。
例えば世界的にヒットした忍者亀「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」なんかは時代的にはBWよりも少し早めに発売しているが同じような道を通っている。というよりは、この辺のヒット要因を研究に研究しまくった結果がビースト玩具の「ルーツ」でも有り、玩具ビーストウォーズのヒットはミラクル等ではなく、ハズブロの血の滲むような研究によるものなんですね。
90年台の後半のアメトイって基本的には親が買い与えたがらないようなグロテスクさがあって、90'sのキッズにとっては不良っぽい、”悪そうな”が人気玩具のテーマだったように感じる。なんとも微笑ましいではないか。
めちゃくちゃ話しが逸れたんですけどー!
そんな訳でめちゃくちゃ歯を食いしばった上にフルポーザブルで、ギミック盛りだくさんのビーストメガトロン。足首にろくな可動は無いのだけどバランスが良く、ある程度のポーズなら余裕で耐えたうえ、膝立ちなんかも出来てしまう90年台のオーパーツ。
画像では分かりづらいが左腕の尻尾アームはボタンによってシャコシャコと伸縮可動する。
画像では伝わりづらいギミックは箱の紹介文を貼り付けてやっつける!プライドはないのか!ないです!
※20年前の僕がコンボイに噛みつかせまくった結果、虫歯が目立つメガ様のビースト頭部。
また、これまでの画像では取り外しているが、ビースト頭部の口には水鉄砲が仕込んであり顎を開閉すること水がシュッシュする。これが舌を模したようなかなり精巧な作りとなっており、このパーツをはめ込んでいる際には顎を開いていても結構な勢いで勝手に閉じるように連動している。
まさにギミックキチ◯イ!初期ビーストウォーズ玩具はこういったギミックに富んでいるのも大きな特徴の一つで、前述のフィギュア的側面と併せてとんでもないボリュームのプレイアブルな部分を兼ね備えている。
かなり強めな思い出補正が掛かったビースト世代の僕が言うのはあまりにもアレなのだけど、しかしながらビーストウォーズの玩具って今触ってみても「ある種完成された黄金比」のような何かを放っている。比較的シンプルだがしっかりとした変形(後述)、フィギュアとしてのスタイルや完成度、アクション性の高いギミック、極めつけは「ちょっとチープなトイ感」…と玩具的として究極のバランスを保っているように感じる。
特にビーストウォーズの初期ラインナップ(言ってしまえばWave1)として発売されたアイテムはどれもマスターピース(名作)と呼ぶに相応しいアイテムばかりなのだ。
国内では「最強ビーストの対決」としてセット販売されたビーストコンボイ・メガトロンのセットは正にマスターピースの名に相応しい。
レジェンズにて揶揄されたビーストの歩く火薬庫、ヴァルカンゴリラ、「ビーストコンボイ」も非常に簡単なステップでゴリラから変形し、イカれた数の武器を搭載した上で、現代にも通ずる完成度の高いフォルムを保っている。事実このビーストコンボイはレジェンズ展開において、顔面や胸部等一部のデティールをリデコした程度でレジェンズ商品と復帰できるくらいに完成度が高かったのだ。
またチータスのボディは…いや、完全に長すぎるのでこの話はいつか書く、特に当時品チータスの時とかに書く。…たぶん。ていうか、なんでビーストメガトロンのポストでチータスの話をしようとしてんだ、僕は。なげーよ。
ビーストメガトロンの完成度も同様で、これまで表立ってリメイクが行われなかったのは、ビーストメガトロン自体が発売された時点でブラッシュアップするまでもない完成形で誕生したからなのだと思っている。
ビーストモード
そんなメガトロンのもう一つの魅力、ビーストモード。上半身を行ったり来たりと反転させる特徴的な変形を劇中で見せるが、そんな雰囲気をしっかりと踏襲している。
ティラノサウルスへ。ビーストメガトロンの魅力はこの通りビーストの時も異常な完成度を保っている部分。
ビーストコンボイの下半身が若干ふわっとしたニュアンスでゴリラ化していることに対して、完全に"どの角度"からも見紛う事なきティラノサウルスに変形しているという点でビーストメガトロンは優秀だ。
変形玩具という点である程度の妥協というか、「見なし」的な、ふわっとしたグレーさが許されるような空気感がある中で、一切の妥協なしの完全なティラノサウルス。
また、前傾で前後大きくせりでた体型だが抜群の安定感が有りビーストの姿でのポージングも(若干太ももがチラチラしているが)可能。どうかしてるぜ。
マスターピース・ビーストウォーズ「メガトロン」は現在ロボットモードのみ、彩色無しの状態(あと背面も謎)だが、これまでのビースト戦士のMP化を考えれば期待せざるを得ない状況となっている。
しかしながら、そんな発表に沸き立ち当時品のBWメガトロンを引っ張り出してみたら、これはこれでなんか色々凄かった、というお話。
また、話は変わるが。ビーストウォーズの初期玩具の魅力的なのは、国内でアホかっていうくらいに売れまくったので未だに中古が潤沢で、20年も前の玩具なのに比較的安価で美品が手に入るという点だ。今「うわ!懐かしっ!」てなっているあなたへ、ビーストメガトロンはわりと安く手に入るんですってば。詳細はヤフオクとかで!
トランスフォーマー マスターピース MP32 コンボイ (ビーストウォーズ)
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2016/10/29
- メディア: おもちゃ&ホビー
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トランスフォーマー マスターピース MP34 チータス (ビーストウォーズ)
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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