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オレカバトル:新1章 ロボ零参式は緊急治療の夢を見るか?

オレカバトル新1章『魔海の侵攻』より

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モダンヘヴィネス

こんにちは、くるめろです。最近は鬼竜ネクロドラゴンにて珍しくドラゴン育成、ワイトさんの登場でフランケン最育成、ドクトルからの進化である研究者カイス育成、ドクトルを育成していたときに★3召還可能な機械族のアタッカー枠にてロボ零参式を育成とこうしてみると重たそうな面々ばかりを育成している。(コマンドではなくウェイト的な意味で)

重たそうなルックスを無意識に求めているのか、先日突如としてクラン君の育成もゆるく開始。画面では常に重そうなモンスターたちがガッチャンガッチャンと動き回っている。

 

ロボ零参式

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写真フォルダを遡った所、9月の頭頃にLV1のカード画像があったのでおそらくその頃から育成を開始していたロボ零参式。前述のクラン君もそうだが育成欲的なものが、突如として宇宙からの意思が如く僕の脳天に直撃し、平日の夜に唐突に新モンスターをカード化しているパターンが多い。(このロボ零参式もLV1排出日は9月9日。ド平日である。)

 

技だが

ソバット

  • 150%前後の単体指定打撃技。(上記のカードから89のダメージを確認)

ドロップキック

  • 100300%(ランダム)のダメージを与える単体打撃技。

緊急治療

  • 自チーム単体指定HP99回復技。

EXは自爆!!!~!!!!

これは全ての零式シリーズに共通している。

 

となっている。

 

ロボ零参式は緊急治療の夢を見るか?

ロボ零式に「改造手術」を施された零式シリーズ。

「原型」を知っているからか、そのグロテスクな見た目と突如裏返る音声のサウンドやノイズから狂気と不安を感じる仕様になっており、アンバランスな造形から繰り出される歪で暴力的な攻撃等、徹底した「これまでの姿」との対比が痛々しい。お世辞にもキッズに人気とはいえない。

 

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だが、あなたもご存知かと思うが彼ら零式シリーズはLV.1カード化時にはコマンドリール内に入っていない「隠し技」を持っている。(オレカでは作成・進化時に全ての技がリール内に詰め込まれているのが基本なので隠し技と書かせて頂きたい。)

壱式は「かばう」

弐式は「ベンケイ立ち」

参式は「緊急治療」

四式は「ずっとかばう」

歪に改造されても尚残る、零式になる以前の誰かを助けるロボだった頃の僅かな記憶、本来の存在意義。

 

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改造により侵食する精神汚染へと立ち向かう彼等の最後の抵抗のように、レベルを上げていく事によりリール内へ具現化し始め、僕のロボ零参式はLV10へと到達した今、「緊急治療」を頻繁に提案してくる。攻撃的な技で埋まっていたリール構成に、無理やりにねじ込むように。

ドクトルが埋め込んだ機械の心、ネジ穴の付いた「金色のハート」、かつて誰かを助けるために存在した彼らの持つ「黄金の意思」は。改造手術を受け一つの爆弾となった今も、過去の戦いにて刻まれた「記憶」の中に存在し、本来の姿を取り戻そうと輝き続けている。

そうとしか見えない変化が続いているのだ。

 

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零式シリーズが放つ攻撃的な側面とそれに相反して何故か弱めに調整された攻撃技の数々、EXに共通する自爆。

仲間を守り続けた証である「黄金の魂」を守るために、彼等は破壊対象ではなく蝕まれていく自分自身と戦っていたのかもしれない。

 

 

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