EVANGELION:3.33
物議だ。このレベルで物議を醸しまくってる時点でエヴァンゲリオン新劇場版:Qは大勝利なのだ!(エの字はめんどくさいのでこのままいきます)
劇場公開直後からぶれる事なくエヴァQは批判の対象となり、このエヴァQの踏み絵に対して「堪忍してくだせえ、これでもあっしは好きなんでさぁ」なんて言った日には、庵野信者だー!と批判され晒し首と相成るご時世だ。エヴァンゲリオンはより大衆の物になったと実感するムーブメントだよ。そもそもおじさんはね、エヴァンゲリオンが「エ~ヴァンゲ~リ~オンッ!」なんていう意味不明なアイキャッチと共にセガサターンでゲーム化されていた頃からのよく訓練されたファンなのでこの展開を「僕は好きなんですが…」とニヤついた時点で庵野信者認定。もうパニックです。
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特に批判が集中するシンジ君への周りの大人達の対応や、シンジ君自身の行動だけども、周りの大人は元々どいつも他人にばかり求めるタイプのクズだしシンジ君だって結構な自己中のクズ。そもそも、エヴァンゲリオンに出てくる人間たちがクズでなかったことなんてない気がする。みんな利己的だ。みんなクズだったのだ。序や破でも。
ただ、これに関してはNARUTOじゃ無いのだが、エヴァンゲリオンは犠牲になったの一言で片付く。そう、エヴァンゲリオンは一般層への爆発的なアニメブームの為の犠牲になったのです。ファーストインパクトの爆心地はガンダム、そこから15年目のセカンドインパクトはエヴァンゲリオンであり、さらにそこからの14年のQ。僕はこれでいいとしか言えない。
多くの方々が大層にのたまってらっしゃるカタルシス()がない点や、ボリュームのなさやキャラクターの行動等。エヴァンゲリオンはもう既に求められた物を作らなければ批判されてしまう作品と相成ってしまった。そんな君たちに伝えたい、シト新生なる映画があってだな・・・
不完全な物語や、物語の引き伸ばし、意味不明な展開や、思わせぶりばかりで回収されることのない伏線、それを必死に脳内補完する様や、そういった行いを劇場で製作者から否定されること、すべてがエヴァンゲリオンだったというのに。いつの間にかそういった曖昧なピースを埋めていく行為(もちろん妄想によるものも含め)が煙たがられるアニメ作品となってしまった。
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