くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

オレカバトル:オレタチはカード切れの筐体に為す術が無いし、そもそも配列のない排出に浪漫はない。

ついに来てしまった。

プリンター内蔵のオレカバトル筐体はカードをまっさらな白紙にカード化に伴いレーザープリントを施し、名前入りのオレカードを排出するというかなり特殊なスタイルをとっている。

その為、カード排出は100枚や200枚という一般的なカードゲーム筐体の制限をゆうに超え、僕がいくら真夜中にヒートアップしアホ程カードを排出しまくってもそうそうカード切れに遭遇することはない。

 

しかし、ついに来てしまった。

カード切れだ。

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ファックスのリボンのような感じ。

 

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こんな、滅多に遭遇しないシチュエーションに備えジバクガエルの白旗だ。カードが切れた甲斐があるってものだ。

 

そんなわけで、お店の人をよんでね!の指示通りお店の人を呼び、用紙とインクリボンの交換をガン見する。中には白い紙のロールが入っており(背面は例の黒い柄)インクリボンもカラーセロファンのような特殊なものだった。

交換時間は”お店の人”次第で、僕の行きつけではなかなかうまくいかずに10分ほど気まずい時間が流れた。別にどうとも思わないが。

 

そもそも、従来のキッズカードゲーム機は人が掘りまくった芋畑を手探りで、すでに大物は逃してしまっているかも知れない暗闇を突き進む感覚に近かった。つまり、3000~4000円を平気で犠牲にする覚悟を決めなくてはならないという事。

 

覚悟とは!暗闇の荒野に!進むべき道を切り開くことだッ!

ジョルノ・ジョバーナはかく語りき。

 

そう言った意味では以前のキッズゲームのカード切れは、僕達悪い大人にとってはロマンであって、それはつまり「リセット」を意味したわけだ。このカード切れに対し、僕達残念な大人代表は交換に対してガン見を決め込み、挿入される新しいカードの山の中に文字通り一筋の光を探す。

オレカバトルのカード切れにはそういった浪漫はない。あるのはもっとフェアでガチな乱数だけなんだなと、本日のカード切れで目の当たりにさせられた。

 

ジョジョの奇妙な冒険 30~39巻(第5部)セット (集英社文庫―コミック版)

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