くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

トランスフォーマー:KINGDOM War for Cybertron オプティマスプライマル(ビーストコンボイ)vsパレオトレックス

トランスフォーマー『KINGDOM War for Cybertron』より

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我らの道

昨年末のキングダムライン到着で幾分ばたつき、更には年末に差し掛かりテレビチャンネル覇権争いにおいても「まさかオメーは年末、紅白やガキの使いを差し置いてトランスフォーマー見るとか言わねぇだろうなぁ」と云った圧も有り、ずっと見逃していた訳だが、年も開けた訳でようやく例のアレを見ることが出来た。そう、つまり、

 

マンダロリアンだ!

 

 いや、もちろんウォーフォーサイバトロン「アースライズ」も一気見したのだけど、その後に一気見したマンダロリアンシーズン2が、それはもう脳みそが飛び散る程の面白さで、はっきり言って年始の俺ときたら、そりゃあもう、マンダロリアンの事しか考えていなかったぜ。どうもこんにちは、This is くるーるめろでぃです。

何ならこれまでずっと抑えてきたスターウォーズ玩具欲を全開放するレベルで、全てを見終わったあとにそのまま各種アメトイオンラインストアをハシゴしまくりマンダロリアンのフィギュアをマジで買っちゃったくらいには、"遠い昔、はるか彼方の銀河系で"起こったスペース子連れ狼マカロニウエスタンの世界にもうどっぷりだったのだ。

あなたにも理解頂けるはず、つまり普段からいい年こいて玩具にうつつを抜かす私やあなたにとって、マンダロリアンシーズン2のドープな魅力を頭からぶっかけられてしまったら最後、消費行動から逃れられるわけがないのだ。これこそが「我らの道」

※アースライズもまずまず面白かったですよ。

 

KINGDOM:Wave1 ヴォイジャークラス オプティマスプライマル(a.k.a ビーストコンボイ)

初っ端から関係のないマンダロリアンの話が火を吹いているが、それでも海を越えゴリラや恐竜はやってくる。

今回は既にデラックスが到着していたWFCキングダムシリーズWave1の第二波となるヴォイジャークラス・オプティマスプライマルと、既に到着していたデラックスクラス・パレオトレックスのスプリット盤なんです。

 

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宣材やリーク画像から滲み出る良作感、約束された名作感漂うオプティマスプライマル。

既にラットルやチータスでも言及しているのだが、WFCキングダムライン・ビースト勢のビーストモードは、ロボモード/オルトモードともに当時品や原作を正当リメイクでブラッシュアップしていく、と言ったこれまでのWFCラインのコンセプトからは大きく逸れている。

これはボックスに描かれたビーストモードのイラストでも明らかに差別化され、今回のオプティマスプライマルで言えば、そのビーストの容姿は明確に

のネタ元であるキングコングを意識したものになっている。

この話はマジで長くなるのでアレなのだが、ざっくり言ってしまえば。

日本においてキングコングはあまりメジャーではないのだが、アメリカで言えばキングコングってゴジラレベルに国民的な"ビースト"であって、そんなキングコングが相対するのがティラノサウルスであり、ゴリラvsティラノサウルスの構図は基本中の基本のクラシックなのだ。※超ざっくり

 

 

日本で「リフォーマット」された正義のリーダーであるビーストコンボイがヒロイックなライオン(ライオコンボイ)になってしまうのは、いかにも日本的で誰もが想像しうる範囲内のことであるが、ハズブロの持つオプティマスプライマル像のオリジンには、そういった攻撃的な側面よりも知恵やスマートさ等の叡智を感じさせる必要であった。

そういった流れを汲み動物の中でも知恵の象徴であるゴリラになった。そんなハズブロサイドのオーダーは最早語り尽くされたことかと思うので、このような辺境のブログではあまり言及をする必要もないかと思う。

 

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コンボイがゴリラかよ、ダッセー!という気持ちも分からなくもないが、しかしながら当時は死に体、完全にスパークの輝きを失っていたトランスフォーマーへ、再度命を吹き込んだのは紛れもなくこのゴリラのオプティマスプライマルであり、更に1997年当時持っていたゴッドジンライを押入れへとしまい込みその存在すらも完全に忘れていたくるーるめろでぃ少年を再度トランスフォーマーの世界へと引きずり戻し、こんな風にいい年こいて玩具のブログを書くまでに至らせた原因もまた、ビーストウォーズという作品とこのゴリラのオプティマスプライマルという存在が全てである。

そんな私のすべての始まり、オプティマスプライマルのリメイクは当時の爆発的な推進力に負けず劣らずの間違いのない大傑作であった。

 

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言いたいことが多すぎて既に画像に対して文章が追いついていないのだが、プロポーションやスタイルは非の打ち所がなく、既に販売されているマスターピース版に対するアンサーとして廉価版の役割をしっかりと理解し十二分に発揮している。

トランスフォーマー マスターピース MP32 コンボイ (ビーストウォーズ)

トランスフォーマー マスターピース MP32 コンボイ (ビーストウォーズ)

  • 発売日: 2016/10/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

これまで発表当初のWFCアイテムで顕著だった肉抜き隠しor肉抜き無しの気合の入った設計は、しかしながら昨今のWFCアイテムでは少しばかりその異常とも呼べるこだわりを失いかけていた。今回のオプティマスプライマルはそんなWFC当初の熱量を感じる事ができる肉抜きの少なさである。

しかしながら、下腕内側にそれぞれ2箇所四角の穴が空いており、これがエコ()的なアプローチなのか、あるいは設計上どうしようもなかったものなのかは不明。

 

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※ロボマス版はにせウルトラマンや偽ライダーみたいな偽物感が半端ない

オプティマスプライマル自体、当時品の玩具の完成度が高すぎてその後もその形状をベースに何度もリカラー・リデコが行われた経緯もあり、後に登場したロボマス版のほうがカッコ悪いという驚異の逆転現象を起こすほどであった。

 

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オリジンとなる「ウルトラクラス」と比べるとボリュームは明らかにダウンはしているものの、モールドの情報量や各部造形の進化は凄まじく、今回のキングダム版がこれまでのロボマス版やPOTP版で上書きすることの出来なかった「新たなオプティマスプライマルのクラシック」として相応しいものである事を感じさせる。

 

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当時品から引き続きサイバーブレードが手持ち武器として付属。ショルダーキャノンはより原作に忠実になり、また腕のブラスターも押し出し式でしっかりと再現されている。

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可動面に関しても申し分がなく、以前チーターのポストで言及したような想定外のウィークポイントなども一切ない。唯一言及するのであればWFC玩具に標準されている足の横軸可動が限定的な部分。しかしながら、膝下に仕込まれたロールやこれまでERオプティマスにしか"与えられる"ことがなかった指の可動が装備されているなど、明らかに可動面は潤沢かつフレキシブルで突っ込みようの無い手厚い内容になっている。

 

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また当時品にて僕をうっとりさせてやまなかった足のシリンダーデザインもしっかりと再現し、このシリンダーがしっかりと可動と連動している点も非常に満足な点の一つ。

 

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更にビーストモード時のギミックにより膝は少し変わった構成での二重関節となっていて、膝立ちもしっかりと行うことができる。

 

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こちらもビースト時の可動として肩には両腕を前にせり出す事ができる軸の可動域もあり、こちらが通常のロボット時にも作用するため可動に関しては本当に申し分のないレベルである。

 

ウィークポイント

褒めちぎってばかりでどうする、という訳で、新時代のクラシック・プライマルだからこそ、気になった点を忖度なしにぶっ叩こうと思う。

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まず、何よりも目を引くのは胸部と頭部の間にポッカリと空いた穴。

ビースト=生である以上、車等の箱状のものから箱状のロボットに変形する上では生まれない生物的な曲線が多々発生し、思えばビーストウォーズはこういったファジーさやカーブとの戦いであったのかもしれない。

 結果としてビースト後期に向かうにつれて驚異的な動物の皮=ガワでロボットをくるんだようなガワフォーマー(海外ではshellformer)の乱発に向かっていくことにもなった。

話が極端に逸れたが、毎度ながら「この穴を覆う板が一枚あってくれれば…」と、なんとも残念な気持ちになる。

 

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また、もう一点は足回りの塗装剥がれ。上記の「穴」が顕在的なウィークポイントであるならば、購入後遊んでいく中で発生してくる潜在的な欠陥がこちら。

当時品やロボマス版は「白ベースの成型色へ黒の塗装」となっていた為全く問題はなかったのだが、今回のプライマルは黒のパーツへ白の塗装を行っており、これが股部分と擦れることで信じられない勢いで塗装がギャリギャリと剥がれていってしまう。

これは前回のPOTP版プライマルでも顕著だったのだが、写真を取るために数十分いじっただけでここまで剥がれてしまうというのは流石に致命的な欠陥。

せっかく、買ったばかりで出来もよくウキウキで遊んでいるファンのテンションをほんの数分で奈落の底へと叩き落とすような凡ミス。ここはもう少しどうにかならなかったのかと、本当に残念な気持ちでならない。

 

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これまで登場しているビースト戦士達と。

上記二点を除いて、このオプティマスプライマルのロボ形態の出来は当時のファンであればまず間違いなく大満足できる素晴らしい出来であり、ファンでなくともしっかりと歯ごたえを感じることのできる名作のはずだ。

 

ビーストモード

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冒頭に書いたとおり、ビーストモードは当時品の玩具や当時のアニメとは違った新たなベクトルのゴリラとなっている。

※新たなベクトルのゴリラ、というパワーワードよ。

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頭部は当時品にあった胸部へと移動する一体型ではなく、独立した顔面パーツが新たに付属しており、左右へのスイングや上下への移動も可能。また、太ももをしまい込むことで胴体へと足の一部を見立てる変形は当時品のままとなっているが、側面から見た体のカーブは明確に進化をしており、生の動物再現に対する熱量を感じることができる

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また、これまでMP版にも存在しなかったゴリラ時の前垂れの新造によって、四つ足時のロボの名残を隠すことに成功しており、これは二足歩行時も同様。MP版のように直立をさせた際にも変形の名残を上手いこと隠しカバーしている。

足の可動などを活用し立った際にも足が長くなりすぎないような工夫がなされており、やはりキングダムビースト勢のビーストモードへの力の入れようは異様だ。

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当時品のようなドラミングギミックはないが、二足歩行形態ではキングコングのような攻撃的なポージングがとても映える。当時品や比較的温厚な見た目のMP版と比べ、モールドの荒々しさも相まって最も攻撃的なゴリラモードと言えるかもしれない。

 

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ビーストモードとの比較。

これまでのブログに書いたように、今回のビーストはMP版が再現する「アニメ内のルックにそっくり」という範疇を飛び越えて、より「生」な野生のRAWパワーを感じさせるパワフルなルックスとなっており、ビーストモードで並べるだけでもこれまでの玩具との違いを楽しむことができる。

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 以上、オプティマスプライマル。

シージ/アースライズのオプティマスプライムスタースクリーム等を筆頭に今後リカラーが死ぬほど炸裂する事を予感させる新時代のクラシックであったのと同様に、今回のオプティマスプライマルもまた今後リカラー等が多発すること間違いのない…と、ここまで書いていて思ったのだけど、ビーストコンボイってクリアとバーニングverとユニバースverぐらいしか色展開していないという事を思い出した。

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あんまり市民権はないのだけど、ユニバース版の小豆色のプライマルは個人的に大好きなので出してくれ!あと、勝手に紫(シャッタードグラスcol)とか青(マグナスカラー)とか展開すればいいと思うよ。いや、マジで。

 

 

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KINGDOM:Wave1 デラックスクラス パレオトレックス

ここまで書いていて完全に忘れていたのだが、今回キングダムのメインギミックとなる「F.O.S.S.I.L. Technology」を搭載した初フォッシライザーとなるパレオトレックスとのスプリットで有ることを完全に忘れていた。という訳で5000文字を超えてはいるが、駆け抜けてパレオトレックスの話。

 

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キングダムにおけるバトルシステムのF.O.S.S.I.L. Technologyの詳細は以前のブログにて言及したが、言ってしまえば

これまでの組み換えロボを化石恐竜でやっちゃおうぜ、ビーストだし。

というなかなかに無理のある内容で、何とも言えない気持ちで"とりあえず"カートに叩き込んだことだけは覚えている。今回のパレオトレックスはティラノサウルスの骨格をベースにしたフォッシライザー戦士とのこと。

 

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おいおい、なかなかにクレイジーじゃねーかい、おい。

ロボット状態のルックスからして既に明らかに破綻しているし、それを隠そうとしないイカれっぷりがなんとも90年代玩具っぽい。アシンメトリー的な構造もなかなかに不気味だが、しかしながらこの非対称性はビースト当時品玩具のお家芸でも有り、また90年代のアメトイ・アクションフィギュアの定番でもあった訳で、グロテスク・アシンメトリー・ショッキングな見た目は非常に90年代的。ある意味ではビーストウォーズ的とも言えるのかもしれない。

 

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武器はフォッシル(化石)時の尻尾がソード的に1本。ヴァータブレイクの際にも言及したが、みつを的に言わせていただければ

 ビーストは

   とりあえずしっぽを「剣!」とか言ってもたせとけば

       武器としてせいりつしちまうんだなぁ

                  みつを

という訳で、困ったときは尻尾をもぎって持たせとけの精神。ヴァータブレイクで既にやっていることを、同じWave内で何食わぬ顔で踏襲し武器構造が丸かぶりと、かなり挑戦的な内容にヒヤヒヤしてくる。

 

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クリーピー

全体を通して可動は非常に曖昧で、接地性も非常に悪い。はっきり言ってデラックス価格に耐えうるような代物ではないのだが、、、しかしながらなんだろう、こういった面も含めフリークス的な不気味さがあり、驚くことにあまり出来の良くないパレオトレックス、個人的には結構気に入っている。

なんだろう、全くもって評価できないのだが、前述の象徴的なルックや、触れている際のとんでもないデタラメさは、しかしながら90年代アメトイエッセンス的な、90年代汁の分泌が尋常じゃなく、薄ぼんやりと「なんか好き」なのである。ヤバい、これはヤバいやつだ。

 

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因みにパレオトレックス内での組み換え遊びは出来ないのか?といじっていたところ、構造上の詰めも甘く、結果として組み上がった姿は結果腕が一本しか無かった。こういうフリークス感!

なんだろう、これはヤバいやつなんだよ。マジで。

 

化石モード

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ティラノサウルス形態へ。

この化石モードも大概ファジーなのだが、個人的にはこれはもう似ている(?)とか、良く出来ている…等と言った物差しで測ること自体が間違っていると感じており、僕がこのパレオトレックスを評価する物差しは「溢れ出る90年代感」の1本勝負。

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酷い出来だがぜんっぜん悪くはない!すげー90年代っぽい。100点満点の90年代的な詰めの甘さ。なんだろう、とりあえずスライム(玩具)ぶっかけたい!そういう気分。

これはそういったアラサー・アラフォー世代がノスタルジィに浸ってヒイヒイ言いながら楽しむものだと、断言したい。玩具としての正当なバリューはとても低いが、悪くはないのだ。

 

F.O.S.S.I.L. Technology

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さて、そんなパレオトレックスはF.O.S.S.I.L. Technologyによって11のパーツに分離し、組み合わせることでキングダム戦線における武器としての役目を果たすのだが。

 

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ドジャーン!

もう正直言って、このためだけに買っているんじゃなかろうか。

御存知の通り当時のオプティマスプライマルは正義のマクシマルズだというのに、ガイコツの意匠をあしらったチェーン(流石に紐だが)で振り回せるメイスを武器として持っており、今回のパレオトレックスの顔面はこのメイスずばりの見た目という訳で。

皆さんこのためだけ、つまりこの顔面をゴリラ司令官に持たせたいがためだけにパレオトレックスを買っているんじゃないでしょうかっていう。あこぎな商売だぜ。

 

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せっかくなので説明書に書いてあった大剣をもたせてみる。いや…悪くはない、悪くはないんだけど、確かにビースト戦士は古代地球で戦ってはいたけど…。しかしながら、そのバトルはビーム兵器主体で、ガチの石器時代宜しく骨や石でぶん殴り合っていたわけではないわけで。

 

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もうとにかく全体的にカオス。でも散々行ったとおり、このケイオスが完全にイカれていた90年代のクレイジー玩具感があって、うん、嫌いじゃない。たぶん。

 

以上、パレオトレックス。

散々書いたが本当に感触的に嫌いではない、何とも不思議な魅力のある玩具となっていた。正直言って定価での購入はおすすめできないが…と今いくらくらいなんだろうと調べたら、そうだった、国内はモール限定なのであった。

ファミ通などで何とも微妙な作品へのレコメンドの決まりゼリフ「ファンなら買い」が如く云うのであれば、個人的にこのパレオトレックスは「30~40代で80's~90's悪趣味トイやタートルズ等の方向性迷子フィギュア、序盤スポーンをリアルタイムで経験したなら買い」と言ったところだろうか。とにかく癖が強いとしか言いようがないが、ハマったら薄ぼんやりと楽しいはず。

 

Yesss...

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以上、長くなったのでもうこれ以上何も言うまい。次回はこいつに決まってんだろ!

 

終わり。