トランスフォーマー:KINGDOM War for Cybertron キングダムのリークとアースライズ限定出杉問題
トランスフォーマー『EARTHRISE/KINGDOM War for Cybertron』より
- RAW POWER!
- キングダムリーク情報(真偽不明)
- キングダムのビーストの生具合は如何に
- Botcon2006 Dawn of the futures past
- アースライズとっ散らかりすぎ問題
- NETFLIXで本当に良かった話
RAW POWER!
昨今はというと実に5ヶ月ぶりに秋葉原と中野に繰り出し、久しぶりの「現状品」漁りで数万を散財してみたり、かれこれ2年以上一切手を出していなかった実写TFシリーズに対して、これだけはカッコよすぎて見逃すことが出来ない…ッッ!とスタジオシリーズのオーバーロードをデバステーター組みを一切無視して単体購入したりの日々だ。
どれもこれもブログのポストに至るには動機として弱い中、こうして引っ張り上がってやってきたのはそう、ビーストだ!
既に各方面で話題だがWar for Cybertronトリロジー三部作の最終作「キングダム」の商品ラインナップが、海外ストア「ウォルマート」の登録情報としてリークされた。
その正否は置いておいて、三部作目のキングダムが完全なる野生の王国ではないか!といきり立って引っ張り上がって参りました、ディス・イズ・くるーるめろでぃです。
キングダムリーク情報(真偽不明)
あーだこーだはすっ飛ばして、未だ真偽不明となるウォルマート登録情報のリークをクラス毎にとりあえずまとめてみた。
※画像はわかりやすくするために当時品を配置したものなのでご注意を。
コアクラスという新設のクラスはおそらくこれまでのバトルマスターやマイクロマスターにあたる廉価版のギミック系トイと予想されている。
このコアクラスを含めビースト戦士は
マクシマルズ
コアクラス:ラットラップ(ラットル)
デラックス:チートー(チータス)
デラックス:エアレイザー(エアラザー)
プレダコンズ
デラックス:シャドウパンサー(おそらくチータスのリカラー)
デラックス:ブラックアラクニア(ブラックウィドー)
デラックス:ワスピネーター(ワスピーター)
デラックス:スコルポノック(スコルポス)
リーダー:Tレックス-メガトロン(メガトロン)
の全9体。
熱い!完全に激熱ラインナップ!生きててよかった!
気になる点は以下。
またブラックウィドーかよ!
以前ブラックウィドーMP化の際も触れたのだが、昨今のタランス(タランチュラス)の不遇具合は半端なく、ビーストのキーマンだというのに、BW以降映像作品でのビースト戦士登場は常にブラックウィドー、ブラックウィドー、ブラックウィドー…。
果てはMP化もブラックウィドーが先行と、正直ブラックウィドーもういいよっていうくらいにはひたすらブラックウィドウ一択。タランスは当時品以降まともなリメイクが出ていないので、そこはもういい加減タランスだろう…と。
願わくばブラックウィドーのリデコ品で、どこかしらの限定でもなんでも良いので出ればいい。
またお前らは未発売かよ!
こちらもタランスとほぼ同内容になるのだが、上記ラインナップから外れてしまったビースト戦士が、"ラインナップ外されスタメン"のど定番ど真ん中であることも見逃せない。
ライノックスはレジェンズラインでも出ていたのでそこまでではないのだが、テラザウラーやインフェルノはbotcon等のイベント限定を除き当時品以降一切リメイクがない。
逆にスコルポスやエアラザーの発売はこれまでの未発売スタメン化の流れを打破する誰もが待ち望んだリメイクかと思う。
キングダムのビーストの生具合は如何に
また、このキングダムアイテムにて個人的に気になっている部分は、ビースト戦士がどれくらい「生」か?という部分。
つまり、ビーストウォーズの当時品等の造形に近いゴリゴリの生動物具合なのか、あるいはPOWER OF THE PRIMESにて登場したThrone of the primesのような半メカビーストとなるのか、という部分。
もちろん、このオプティマスプライマルはオプティマル・オプティマス=パワードコンボイのリデコだった為に、その風貌はかなりメカニカルな内容となっていたのだが、それでもコアロボとなるオプティマスプライマルや、昨今サイバーバースに登場したチータスや、スマホアプリのアースウォーズに登場するビースト戦士等、昨今のビーストは半生・半メカへとリファインされることが多い。
WFCトリロジーアイテムは基本は当時品の見た目を現在の技術でリファインしていくようなコンセプトがあるため、ビースト戦士もこのスタンスに則って当時の玩具を現代の技術でよりハイレベルなものにするのか?
あるいは独自の解釈で昨今の映像作品に出てくるような半生・半メカへとリフォーマットするのだろうか。
これに関しては「カッコよけりゃあどっちでも良いですね!」といったスタンスなので、つまりカッコよけりゃあどっちでも良いですね!
Botcon2006 Dawn of the futures past
Botcon2006の限定アイテムとして、ビーストウォーズ開戦前夜=プリクエルをイメージしたボックスセット「Dawn of the futures past」というアイテムが存在する。
コンボイ、ラットル、ライノックス、チータス、ダイノボットの5体をギャラクシーフォースやマイクロン伝説の商品を使ってリデコ、地球に来てビースト戦士へリフォーマットする前の姿を再現した設定のアイテムとなっている。
これまでブログ内でほとんど触れることがなかったのだけど、数年前にこちらを購入しており、これがマジでくっっそ高かった。ちなみにこのBOTCON2006にてソロ販売されたメガトロンは目眩がするほどのプレミア化をしており、1体でこのボックスセットが買えるorそれ以上の金額で取引されている状態。2000年以降の単体超高額商品3本の指に入るのではないだろうか。
このボックスセットや下記コミックスの内容に関してはいつかポストしたいなぁと思って早数年。
なんで急にこれの話かって言うと、動物をすっ飛ばしてビースト戦士たちをこういったビークルで再現する…等のウルトラ変化球でも僕は全然OKだよっていう。むしろそれも見てみたい。
アースライズとっ散らかりすぎ問題
こうして新シリーズが出てしまうと未だリリースを控えている現行のシリーズを蔑ろにしてしまいがちなのだが、以前のポストでも触れたようにシージに続きアースライズの限定具合が凄まじい勢いで加速している。
正直言って何が何処で買えるのか、何が何やらなので個人的にまとめてみた。
一般販売(国内では一部タカラトミーモール限定)
※画像では漏れているがスナップドラゴンも国内ではモール限定でした
まずは通常ラインだが、そもそも日本国内では通常ラインですらもタカラトミーモールの限定枠が生じており、調べてみたら30種の展開のうち16種がタカラトミーモール限定。
通常販売<モール限定ともう何が何やらで、なるほど、どうりで後で買おうかしら…と実売を待っていたバトルマスターやマイクロマスターを店頭で見かけないわけだ。
限定販売(一部タカラトミーモール取扱有り)
そしてこちらが海外ライン。全17種(2in1含め)と一般販売と合わせると実に全体の1/3以上が販路限定となっており、「限定」の概念を破壊するような鬼の限定固め。
現状、
・Amazon限定の死亡オプティマスと、ダージ・ラムジェト、アイアンハイド・プロール
が国内でのモール限定で発売が確定しており、またこちらは不明だが同じくハズブロパルス限定とされる「クインテッサン・ピット・オブ・ジャッジメント」も恐らく同じパルス限定商品?のため、国内では取り扱われるのでは?という淡い期待を抱いているが、これに関しては、たぶん?なんじゃない?よくわかんないけど?という疑問符だらけのウルトラファジー情報なのでご注意を。
それ以外のSharedExclusives、つまり海外の複数のオンラインショップ限定となるジェネレーションセレクト枠は現状タカラトミーモールでの取り扱いは発表されていないはず?なので、じゃあここが欲しかったら頑張って海外サイトから買う必要があるはず。たぶん…、というか一般ラインも国内限定とそうでないものが合ったり、海外での展開も国内での取り扱いがあったりなかったり、全く交通整理のされていない渋滞ぶり、カオス、アポカリプス!
ちなみにシージの際にはファントムアタックスコードロンのポストで触れたのだが、シージでは確認できた範囲で17種の限定を展開していた。
※当時のブログはこちら
※そしてこのタイミングでシージの国内取りこぼしがタカラトミーモールで限定販売開始…NETFLIXアニメの余波も有りシージ・ラチェットが国内販売開始されたりともうめちゃくちゃである。
更にアースライズではまだhasbroなんちゃらウィークとかでまだ3~4個の限定アイテムの発表を控えているとかで。
以前のポストでも触れたのだが、これに関して海外の一部のファンからは
ターゲット・ウォルマートでの限定販売に疲弊している
一部のアイテムは即完、ebay等での転売が横行している
転売の一部は上記店舗店員の買い占めによるもので、店舗へ誘導するための空広告状態になっている
といった販路限定への署名運動に繋がるほどで、"誰のため"の限定なのか?というシンプルな疑問を投げかけている。
※署名運動ページは下記(既に終了している)
Petition · No more Target/Walmart exclusives for Hasbro toys · Change.org
わかった…、わかったよ、ぼかぁ確かに「限定」とか「リミテッド」とかそういう言葉には弱い類のマニアだし、「限定」は我々に幾ばくの胸の高鳴りやイベント感を与えてくれるスパイスな訳なのだけれども、しかしながら、この量は異常としか言いようがない。
限定の範疇を明らかに踏み外しているし、トイラインの1/3をファンが買いづらい状況に置くのは流石にイカれているとしか言いようがない。
ここ数ヶ月のポストにて触れているように、個人的に昨今の精力的なタカラトミーの限定のカバー率は眼を見張るものが有り「タカトミがんばえー!!」と応援を始めているのだが、源流となるハズブロのリリースが異常な限定煽りと傀儡のような販路の絞りっぷりの体たらくぶりである。
国内でのレジェンズラインによるアイテムの選定と一部国内未導入方式が廃止となり、パワーオブザプライムス以降ようやくトイラインが統一化したかと思ったのだが、事態はより複雑化しているので困ったものだ。
NETFLIXで本当に良かった話
以上、キングダム(真偽不明)とアースライズ限定の話。
個人的に胸を撫で下ろしているのは、昨今公開されたシージから始まるWFCトリロジー3部作の映像作品がNETFLIX制作だという点。
最終章のキングダムへビーストの介入があるという一報は非常にエキサイティングな内容だったのだが、それと同時にビーストの話になると何処からともなく湧いてくる
という考えを持った、個人的に厄介だと感じている層の存在。
またここに輪をかけてタカラトミー自身がよもや20年も前の作品である「ビーストウォーズ・アドリブガッハッハ」マナーを未だに面白いと思ってこすり続けているという悪夢のような状況があり、そういった状況に関して、はっきりと辟易していることをこのブログでは何度もポストしてきた。
こうしたどこからともなく湧いてくる「イボンコペッタンコ」勢(最も凶悪なのはイベンコペッ"チャ"ンコ等、それすらも間違えている勢)に関しては、NETFLIX版シージという有料視聴の踏み絵によって、ハッキリと「金を落とす事の無い亡霊のような存在」だったという事があぶり出された、という話はTwitterでも一部触れてはいた。
とにかく、このWFCトリロジーが有料視聴という敷居によってそういった層のイボンコペッタンコレイプに遭うこと事なく、またタカラトミーが「ビーストノリやっときゃみんな喜ぶでしょう」といった思考停止した原作への蹂躙を行う事ができない、アンタッチャブルな領域にて制作され放映されるという安心感。
本当にNETFLIXオリジナルアニメでよかったなぁ、という心からの安心。これはつまり今世紀最大のラブ&ピースと言っても過言ではない。俺たちが求めていた糞改変を受けない約束の地、サンクチュアリは、NETFLIXにあったのだった。
おわり