トランスフォーマー:EARTHRISE War for Cybertron スカイリンクス とNETFLIXトランスフォーマーの話
トランスフォーマー『EARTHRISE War for Cybertron』より
- HIGHDIVE
- EARTHRISE:Wave2 コマンダークラス スカイリンクス
- スペースシャトル/トランスポーター
- ダイノバードモード
- ピューマモード
- ロボットモード
- エキサイティング!トランスフォーマー2010
- 基地モード
- マザーファッカー・フロム・ヘル
- スコルポノックがDEEPIMPACT!!
HIGHDIVE
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> 前 回 の ポ ス ト か ら <
> 物 凄 く 間 隔 が 短 い! <
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奇跡かよ!4連休があるとこれくらいのペースでブログが書けるようで、毎週4連休にならねぇかなぁ。そして、今回のブログは珍しく画像が多く、確実に文章も長くなるので、もうこれ以上は何も言うまいよ、スカイリンクス始まるよ!
EARTHRISE:Wave2 コマンダークラス スカイリンクス
はい、そんな訳でアースライズのコマンダークラス・スカイリンクス。シージのジェットファイヤーさんに続くリーダー以上タイタン未満、WFCシリーズにて新設された程良い巨大さのコマンダークラスの実質2体目となる。
ボックスはジェットファイヤー同様、 窓なしのサック箱タイプ。前回のポストでも触れたのだけど、昨今タカラトミーの「発売日の海外とのズレ」への補正は眼を見張るものがあるわけで、そんなタカラトミーの気概に「よっしゃ国内で買おうじゃない!」と当初の海外予定から国内へと切り替えた一品。
そんな訳で結構久しぶりの国内展開購入となったのだけど、箱の前面から底面にベターーっとシールが張ってあって、今国内版こんな感じなん!?と若干引いております。
元絵がね、あるじゃないですか。ボックスには今後発売が噂されるジェットロンのダージっぽいやつが描いてあったりするわけですよ。底面にも今後の展開を思わせる何かがあったのでしょうか、しかしワタクシにはもう知る由もございません。そもそも端から一部破けてますしね。もうちょっと、どうにかならないんでしょうか。
箱を開けるとこんな感じ。ジェットファイヤーのときにも言及したのだが、高額商品こそ、開けた時の見栄えや窓・蓋付きの箱等、包装にこだわってほしかったりするものだが、ジェットファイヤー同様、こちらはボール箱にバチバチと取り付けの簡易的な内容になっている。
以降、粛々とスカイリンクスのお話が続く!!
しかしながらいつもながら話が長いんです、すまない。そういった訳で結論は先に話すといいかもしれない、という事に昨今ようやく気づけたので、先に結論を。
スカイリンクス、ほぼ問題なしの大傑作だった。唯一の問題点はシャトルとトランスポーターの取り付けに圧倒的な説明不足があるという点。つまりこれは設計のミス云々ではなく昨今のトランスフォーマー玩具にありがちな説明下手によるもの。
しかしながらSNSでこれに関して「設計ミスでしっかりと固定できない」と云った言及を多少見かけたので先に説明をしておくと、スカイリンクスのトランスポーター側の受けはシャトルを垂直に下ろすだけでは適切にはまらず、シャトル裏側・トランスポーター天面の後部にある凹凸をまずは斜めにはめ込みしっかりとかましてから、前部の爪にはめ込まないと、ガッチリと固定はされない様になっている。
しかしながら、この凹凸のハメになかなかにテクがいり、僕自身も届いた段階ではスポスポと外れてしまうシャトルに「出、出た~~~相変わらずの設計ミス奴~~~!!」と、1万以上する物が致命的な設計ミスを承知之助で世に流通されている事を勝手に憂いていた。
※そして、現状のハズブロ・タカラトミーには「そんなこともさもありなん」なムードが残念なことに漂ってしまっているのだ。
この”しっかりとした固定”に関しては正直言って感覚値で、僕自身「さっきまでうまくハマってなかったのに、格闘していたらいつの間にかバチンとハマった」という説明しかできないので、こちらの詳細に関してはもう少しマトモなブログや動画に頼ってほしい。
我がブログでこの問題にサポートできる内容としては
「綺麗にハマったときはバチーーン!と、なかなかいい音がします」
程度なのだ…。すまない。
ただ、しっかりハマった暁には、シャトル+トランスポーターの合体時にシャトルのみをわしづかんで、ブンブン振っても何ら問題無いくらいにはめちゃくちゃシッカリと固定されるので、前述の内容で憤っている紳士淑女の皆様は是非チャレンジしてほしい。
スペースシャトル/トランスポーター
はい、そんな訳でスカイリンクスのビークル合体モード。
今回のスカイリンクスはコマンダークラスということでなかなかにデカイのだが、それ以上に密度感が高く、同コマンダークラスのジェットファイヤーの時に感じた「デカイけど、なんかちゃちく見える」といったチープ感を全くと言っていい程感じない素晴らしい出来となっている。
とにかくみっちりと詰まっていて重く、相変わらずの鬼モールド固めで情報量も多い。また、変形後のサイズ肥大化もなかなかに凄く、デカイデカイと書いてはいるものの、むしろこちらのビークル時のサイズは想像以上にコンパクトに収まっている。
側面には「NASA」のロゴ、公式ライセンス化によってMagnificence=壮麗・荘厳・雄大の機体名が与えられている。これは実在する機体で言えばエンデバーやディスカバリーのようなものになる。
スペースシャトルというモチーフの為か塗装や印刷は少なめとなっているが、その分ライセンスを得ているリアリティーのあるモールドが目を引き、なによりNASAのロゴの説得力が強く、そちらで一点突破しているような状態だが、個人的にはこのスマートな感じが気に入っている。
トランスポーターの後部はハッチの付いたキャリアーとなっており、バトルマスタークラスのビークルを格納可能となっている。
ヘッドマスター、バトルマスター達と組み合わせるとこんな感じに。
本体には3mmピンが至る所に配置されて入るが、基本はエフェクトパーツ用の為、ヘッドマスターとの規格は合わないので当然ながらはめこむことは出来なかった。
基地遊びなど等、ヘッドマスターとの組み合わせが楽しそうなアイテムなので、折角ならヘッドマスター用のピンもあれば、、と思ったのだが、既に3mmピンがぽこぽこと付いている上に、更にヘッドマスター用ピンが追加となると、機体がぼっこぼこでキモくなりそうなので仕方がない。
ダイノバードモード
スペースシャトルを切り離すとこんな感じに。オートボット・インシグニアは金縁と原作準拠となっており、前述の通りラグジュな仕上がり。
ダイノバード(始祖鳥)モードへの変形は非常にシンプルなもので、足を引き出す、羽の位置を変えて翼を引き出す、首を引っ張り出す、バーニアスラスターの扉を開け尻尾を引っ張り出す、の四工程ほどで終わってしまう。
しかしながら、アースライズの目指す所であるG1デザイン当時品をリファインするという着地点で見れば、スカイリンクスのシャトルはこれ以上やることはないんじゃないだろうか。
当然ながら口の開閉も可能で、口部内の舌のようなパーツも可動。ここにエフェクトパーツを差し込むことができる。画像を取り忘れたがバーニアスラスターにもエフェクトパーツを差し込み可能だが、この辺りもはや説明は不要かと思う。
ピューマモード
トランスポーターとなるスカイリンクスの下部。
今回付属となる取り付け武器は上記画像・車体前部に付いているなんだかよくわからないミレニアムファルコンっぽい2点となっており、これをトランスポーターの前や後ろ(基本画像の白いところ)に付け替えるように説明書で指示をされるのだが、そもそもこれは何なのだ。
よくわからないけど、ビームとか出そうでカッコいいのでOKである。
ピューマモードへ。板だった物が立ち上がるので、ここで一気にカサが増す。可動に関しても各足のクリックは、トランスフォーマーでは久しぶりに聞くようなギッチギチの激渋サウンドとなっており、保持力は信じられないほどに良い。
胴体に可動はない。唯一「こうだったらいいのに」がこちらの部分で、腰辺りがダイノバードの首のようにシャコッ!と伸縮し、前屈ができるような関節が一箇所入ってくれれば、より生物的な見た目となったかもしれない。
後述となる基地遊びの構造上、腹部にはタラップのような物がパネルとして付いており、完全にヤッターマンのノリでバトルマスターを出動可能。ちなみに前述の後部ハッチの機能もこちらのモードで生きているので、排泄をするかのような体制からの出動も可能なのではないだろうか。やらないけど。
口部はシャトル同様に開閉可能で、こちらもヘッドマスターを咥えるくらいは余裕なサイズ感。バトルマスターでもトライしたが、保持力があまり高くなくペロッと吐き出されてしまった。
ロディマスって2010では結構真面目な二代目司令官であって、オプティマスの穴を埋められないでいる自分、といったシリアスな想いを抱える割と真面目なキャラだったと思うのだけど。IDWアメコミの台頭でヒィ~~ハァッ!な感じのヤベェ奴っていうイメージが強まってきているためか、とりあえず2010キャラ誰か乗せてみよう…と思い気が付けばこうなっていた。
画像はデラックスだが、ボイジャークラス、下手すればリーダークラスでも余裕でまたがれるサイズと、なにより安定感。先程も書いたが、信じられない程のサウンドでバキバキバキバキ!!!と鳴る、頼もしいクリックになっている。
ウルトラマグナス[ケンタウロス形態]
またスカイリンクスとウルトラマグナスの色味があまりにも近かったので、ウルトラマグナスの着込み足を外して折り曲げ、スカイリンクス・ピューマに乗せたらめちゃくちゃしっくりきた。
スカイリンクス+ウルトラマグナス
— くるーるめろでぃ で考え中 (@cruelmelodys) 2020年7月26日
パワード・マグナスケンタウルス。 pic.twitter.com/6k9DGUp6G3
ツイッターで信じられないほどバズってしまったのだが、本当に乗っけただけなのだ、すまない。大巨人や鋼鉄ジーグとの言及を頂いたのだが、正解はナイトガンダム・ケンタウロスでした!(正解ってなんのだよ)
ロボットモード
空飛ぶ山猫、スカイリンクス参上!
ダイノバードの足を格納し、ピューマの頭と尻尾をしまいこんで合体させるとこんな感じに。シンプルにデカい。
同じコマンダークラスのジェットファイアーさんと比べても頭の位置はほぼ同じサイズであり、そこから分厚い胴体パーツが横に伸びている訳で、更に翼が広がり、縦×横×奥行きと、まさに3Dの暴力と言ったサイズ感が襲い掛かってくる。
特筆すべきは冒頭に書いたシャトル・トランスポーター時からの膨張率で、通常のTFで有れば縦に伸びるのが基本なのだが、縦に横にと本体を中心に放射状にデカくなるワンダーがある。
可動に関して、足は膝が二重関節となっており、付け根にはロールと角度付のクリックが装備され微妙なニュアンス付が可能。
足首もまた強固なクリックとWFC標準装備の足首の傾斜付け用ロールが配置されているが、あえて言うならここに足首が360°水平回転するようなロールが付いていれば良かった。しかしながら自重を支える為の強度を考えると間違いなく今回の仕様がベストアンサーなのかとも感じる。
まだ足と同レベルに重要な首の可動だが、こちらも各関節に強固なクリック、また首の根元と頭の付け根には水平軸の可動が可能。
これにより強力な保持力の元である程度自由度の高いポーズ付けが可能となる。凄まじい安心感。
ここまでほとんどノータッチだったがエフェクトパーツをつけるとこんな感じに。
こちらのエフェクトパーツはシージ・オメガスプリームの色違いのようで、最大五連結が可能。ジェットファイヤー等についていたシャープなエフェクトから、より爆煙感の強い内容となっている。
あーっ!お客様!困ります!エフェクトパーツが付いてくるとジェットファイヤーで悪ふざけするのは!あーっ!お客様!
こういうエフェクトパーツが付いていたらとにかくジェットファイヤーさんのケツに刺さないと気がすまないので、スカイリンクスのエフェクト四連結にジェットファイヤーのエフェクト三連結を追加し、マックス七連結の爆炎おならをかましてみた。明らかに無理しすぎて、ちょっとしなっちゃっているのが見どころです。
正直エフェクトパーツを正当に使うよりもジェットファイヤーのケツに刺している回数のほうが多いブログがこちらです。
※当時のブログはこちら
同アースライズからリーダークラス(実質ボイジャー)のオプティマスと、先日ポストしたダブルディーラーを比較するとこんな感じに。
WFCシージ、アースライズでは"スケールの統一"を一つのテーマとして掲げているのだが、そもそもサイズの概念がかなりファジーなトランスフォーマーの中でも、このスカイリンクスの若干疑問の残るサイズ感となっている。
※デカティマスプライム
恐らくはオプティマスは足の付根かそれ以下ぐらいが実際(?)のスケール感かと思うのだが、そうなるとタイタンクラスでの再現でないと完全なスケール再現は不可な上、そもそもさっきまで足の付根くらいまであったキャラがスカイリンクスのスペールシャトルにヒューマンサイズになって乗り込んでいったり、シャトルとトランスポーターが分離した瞬間合体時より明らかに小さくなっていたりともうハチャメチャなので、個人的にはカッコよけりゃあ細かいことはいいのだの精神なのである。
エキサイティング!トランスフォーマー2010
スカイリンクスを買ったあなたは間違いなく絶対にやっているだろうが、こういったド定番を無視することが出来ないので集合させてみた。
2010商品が出るたびに引っ張り出して一堂に会させ並べては「エキサイティング・トランスフォーマー!ニィゼロイチィゼロォ!」と写真を撮っているのだが、
※こちらは2017年年末頃のエキサイティング・トランスフォーマー!ニィゼロイチィゼロォ!
特にシージ展開からの2010勢のリメイクが目覚ましく、ウルトラマグナス、スプラング、今回のスカイリンクスときて、以降の展開でもアーシーのリメイクは確定…とトランスフォーマー一期キャラから順調に2010へとシフトしており、2010ファンにとっては激熱な展開となっている。
ここまでのリメイク祭となったらWFCクオリティでのロディマスを期待せざるを得ないのだが、昨今発表されたWFC最終章とされる「キングダム」では公式がSNSで意味ありげにゴリラとティラノサウルスのアイコンを使用し、ビーストの登場を予見させる動きを見せているため、ごりごりのビースト世代であって、それでいてg1作品では2010が一番好きな僕はロディマス来ないんかい!の落胆とビースト来るんかい!の歓喜の悲喜こもごもの混乱の中にいる。
基地モード
シージ版の目玉である組み換え遊び、通称"C.O.M.B.A.T. System"=Cybertronian Omnifunctional Modular Battlefield Assault Tech System=サイバトロニアン 全機体対応型戦場強襲テック・システムという痺れるほどにダサカッコいい名前のシステムがあったのだが、アースライズシリーズでもこういったプラスアルファの遊び方提案として、A.I.R. Lock Systemと呼ばれる機構が採用されている。
説明しよう!A.I.R. Lock Systemとは
Adaptable Interconnection Retrofitter Lock System
=適応型相互接続組み換えロックシステム
という、中2の魂を持つ全男子が悶絶するほどにカッコいい名前のシステムである!
しかし、こちらのシステムは基本基地モード遊びでの活用が前提となるようで、これまで基地遊びに関して基本触れない事が多かったのだが、このシステムを体感するために基地遊びにチャレンジしてみた。
が、よく考えてみたら基地遊びの基本となるアイアンワークス(前回のコグに当たる存在)などの組み換えTFや、バトルマスターのサウンドバリアを持っていないため、繋げられるものが特になかったのであった…劇終。
実際のところ、アイアンワークス以外のサウンドバリアやエアウェーブなどの基地遊び商品はことごとく国内ではタカラトミーモール限定となっており、とりあえずは先日届いたダブルディーラーのロケット発射台を連携してみた。
基地遊びのために好きなタイミングで買い足し、ガンガンつなげていくようなバトルマスターが限定販売というのはなかなか厳しい内容だが、この事が僕らに教えてくれる重要な教訓は
げんてい と名の付くものは
とりあえずはぜんぶ買っておくのが
正解なんだなぁ
みつを
というあまりにもシンプルな玩具界の真理に他ならない。
マザーファッカー・フロム・ヘル
以上、アースライズ・コマンダークラスのスカイリンクス。
正直言ってこれまでのアースライズ商品と比べると変形は大味なのだが、ここまでのクオリティでG1準拠、完璧なクオリティーのスカイリンクスか出た、という点でかなり満足度の高い内容となっていた。
ハズブロ・タカラトミーは今後スカイリンクス作る・売るのが大変になるのでは?と云ったマスターピース感。 ルックスやサイズはもちろんだが、みっちりとした質量や安心していじれるクオリティー、シンプルで直感的な扱いやすさ等、全てにおいて完成度の高い内容となっている。いつもあーだこーだとひっくり返ってわめいているTFブログ辺境の地である我がブログでさえ、このべた褒め。これは間違いなく傑作なのだ。
スコルポノックがDEEPIMPACT!!
今回のスカイリンクスで「わぁ~~~でかぁあ~~い!」と騒いでる矢先、スコルポノックの海外版が着弾した。
おい!マジk
※近日ブログアップ予定(これはマジで)
次回はスコルポノックを週末には上げたい。こういう事を書いておいて、年末位まで姿をくらませる事に定評のある私なので先に言っておこう、良いお年を!!
おわり