オレカバトル:光の章 プロトスタードラゴンの創世を考えてたら、めちゃくちゃイデ感じた
光の章「新たなる世界、創世竜プロトスタードラゴン光臨」より
創世を考えてみる
先日22日からはじまったイベント「新たなる世界、創世竜プロトスタードラゴン光臨」。星を創世するためのゲージは本日5日目にておおよそ8割以上のチャージ具合となり、このままの勢いであれば明日~明後日には創世竜プロトスタードラゴンの捕獲が可能となりそうだ。奇しくも28~29日は大きいお友達の終業式(仕事納め)であり前回イベントの紅リヴィ杯の開始時期と一致する。*不思議だね!
また、このゲージの増加を受け筐体におけるライトの台詞もこれまでのライシーヤやダクラウのように変化する事が判明。
24日までは
バトル前「よく来たな。プロトスタードラゴンは強い!だが、皆で力を合わせれば、答えが見える!」
バトル後「なんてパワーだ…!どうなるんだ!?」
昨日25日から
バトル前「創世竜…光の先に、新たな世界が創られるのか…?ケロゴン、どう思う!?」
バトル後「光が…道を作っている!新たな道を!」
と、若干投げやりなライト君の台詞がとてもアバウトで良い。「どうなるんだ!?」とか「ケロゴン、どう思う!?」など、わりと見切り発車だ。そんな訳で一抹の不安がよぎったりもするのだけど、あれですよ。誰だと思ってんだ、ライトさんだぞ?*申し訳ないことに「斎藤さんだぞ」の奴がわりと気に入ってしまっています。そんな訳で多分大丈夫、ライトだし。
しかしながら”導きの超新星”こと創世竜プロトスタードラゴンがもたらす「新たな世界の創世」ってなんなのだろうか。物凄くファジーでザックリした形で表現される「創世」を考えてみようと思います。当然全部「ぼくのかんがえたさいきょうのそうせい」なので妄想です。
オレカ星はもう取り返しがつかないのか。
まず、始めに「新たなる世界」や「創世」が何故必要なのかという部分。オレカ界はこれまでに
と4度の崩壊の危機を迎え、それまで国・大陸・種族間で争いの絶えなかったモンスター達にこの「星の危機」によって団結が生まれたように感じている。ライシーヤやダクラウは元々モンスター達種族間の争いが引き金になっていたようなイメージがあるので、結果として4連チャンの星の危機で団結し回避したのだから、世界、平和じゃね?と思っていた。
しかし、公式によると
「色々な思いが混ざり、黒く沈んだオレカ界。だがわかりあえた時、とりどりの色は黒ではなく、明るく輝く光となる」
ということなのだそうで、これはつまり
- オレカ界が度重なる星の危機により壊滅状態、しかし種族間の和解により新たな星の創世が発動しプロトスタードラゴンが光臨した
ということなのか?あるいは
- 星は特に問題ないが和解というスイッチによりオレカ界が新たなステージへと引き上げられていく=和解による創世は決定された宇宙のシステム
だったのだろうか。
どちらにしても、新たな創世が始まった場合、これまで住んでいた星ってどうなるの?が個人的には一番気がかりな部分。宇宙の尺度で言えば誤差レベルの話であり、小さな国で起こった悲劇や友情、愛など、ちっぽけなのかもしれないが、そんな刹那のストーリーを生んだ星は廃棄されてしまうのだろうか。
光化モンスター
創世を発動するとされる創世竜プロトスタードラゴン。このプロトスタードラゴンの「光化」バトルにて登場する光化モンスターも、また謎な存在でもある。
ブラドラの超重力波で狂わされた黒化モンスターや、ダクラウが大陸を融かすために引き連れてきた融化ドラゴン等、オレカ界を破壊せんとして”破壊者”が◯化モンスターを引き連れてやってくるのはわかるが、世界・星を創世する為に現れた”創世者”であるプロトスタードラゴンが連れてくる「光化」のお供はわりと謎である。そもそも、創世のために何故プロトスタードラゴンと殴り合うの?って話になってしまう。
どう見ても第6文明人の遺跡
じゃあなんでオレカモンスターが光の姿になったり創世へと導くプロトスタードラゴンと殴り合ってるのって、つまり僕は光化=精神体だと思うんですよ。
プロトスタードラゴンは世界を創世し新たな星へと導くためにオレカモンスターを一度全滅させて物質的な器である体から魂を取り出しているーその魂の姿=精神体が光化モンスターっていう。そうして光と化したモンスター達は「星の種」となって新たに創世された星々へと散っていく。
…つまり、イデオンなんだよ!
伝説巨神イデオン、ご存じないだろうか?ガンダムの富野由悠季のアニメの。「結果として人と人は分かり合えない」をテーマにしたアニメで、「イデオン」ていう巨大ロボットで地球人が宇宙人と戦うのだけど。
*こちらは伝説巨神ケロゴン、もちろんないです。イデオンの主人公はアムロっていうかアフロ。
そもそも「イデオン」自体が第6文明人なる超文明を築いた古代人の遺跡であって、最終的にイデオンの本来の力である「イデ」っていう無限力が発動されて全登場人物・全生命が死亡、地球も宇宙人の星もイデの力によって隕石を叩き落されて消滅っていう。ただ、このイデに皆殺しにあった全ての生命の魂は「生命の種」となって星々へと散っていく。
イデオンは「鬱アニメ」や「皆殺しの富野」等と揶揄されるのだけど、個人的にこれは歪ではあるが崩壊した世界の再創世の物語でもあるように感じるんですよ。些細なすれ違いで最後まで分かり合えることができずに傷付けあってしまった人々の歴史のリセットのような。*結果として分かり合えはしないんだけど。
*おもくそネタバレなんですが有名な話だしオッケーオッケー。
再編集されて映画にもなっていて映画2本を見るだけでもいいのでマジで見たほうがいい。年末年始に登場人物全員死ぬアニメを見よう!
スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン-発動セット- 1個入 食玩・ガム(伝説巨神イデオン)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2016/10/29
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (4件) を見る
話はだいぶ逸脱したのだけど、つまり
僕のモンスターがプロトスタードラゴンと何故殴り合っているか?
それはプロトスタードラゴンが「新たなる創世」の為に一度命を奪おうとすることへの無知から来る抵抗であって、
光化したモンスター達
は新たな星々の種となり創世へと向かうために肉体の器から開放された精神体っていうのは如何でしょうか?
ちなみに、肉体を放棄し精神体となった後に再度物質的肉体へと戻らない選択を選ぼうとしているのがアニメ・旧劇のエヴァンゲリオン。エヴァの世界では肉体を捨て魂の姿となり、さらに人々の魂が1つに融合し「他者との壁」による軋轢の無い精神世界に帰ろうという部分がゴールになっている。当然ながら、エヴァはイデオンの影響をモロに受けている。
つまりプロトスタードラゴンはこのイデオン的な結構デンジャラスな装置なんじゃないでしょうかっていう、そういう話なんです。もちろんオカルト的な超展開でありえないんだけど、こうだったら面白いよねっていう妄想の話。
実際のところプロトスタードラゴンとのバトルは世界を創世するに値するかどうかの試練的なやつっていうのが妥当なんだろうけど。それだと妥当すぎて少し物足りないというか…。
これまで結構ストイックだったデザイン(特にドラゴンは恐ろしいほどのシンプルさ)のドラゴンだが、今回のプロトスタードラゴンて金ピカで体の至る所に色・色・色…と言った感じで。
前述の富野由悠季が玩具会社の「これでアニメを作ってくれ」と提案されたイデオンの姿を見た時にあまりのデザインに絶句し「これは第6文明人の遺跡です、ソレ以外にこんなデザインありえるでしょうか?」と発言したエピソードは有名なんですが、このオレカ界の生命から大きく逸脱したデザイン、どうみても第6文明人の遺跡なんじゃないかなって。いや、コレはちょっとした冗談なのだけど。
「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)
- 出版社/メーカー: flying DOG
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: Blu-ray
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (11件) を見る