オレカバトル:闇の章 王子マルドクと在りし日のメソタニア
オレカバトル『闇の章』より
幻定エリア更新、王子マルドクが登場
先月4/15から登場した「これまでの通常★4モンスターが一発ゲット+イラストチェンジと新規楽曲、新技」を追加する新たなシステムのステージ、先日まではオレカインド神の始祖となるアシユラが配信されていた。
オレカバトル:幻定モンスター アシユラのイラチェン と初代オラオラの帰還 - くるめろとは違う
昨日11日から幻定エリアモンスターが更新され、旧序章からの人気モンスターの王子マルドクが登場となったのでさっそく幻定エリアへとダッシュしてみた。
王子マルドク(+これまでのおさらい)
マルドクはこれまでに
- 通常版
- コミックス付録のアヴァドンお夜食verからのオリジナルイラスト版
と2柄の展開があり、今回のエリア登場により3柄目へと突入した王子マルドク。*左から通常・コミックスとなっている。
コミックス付録のアヴァドンは所持していたのだが大切にとっておきすぎて眠らせていたので、この機会に…と育成を始めてみた。だってすげぇカッコいいんだぜ?(このマルドクはステータス固定だがすげぇカッコいいので正直そんなものはどうでもいい)
モンスター烈伝オレカバトル 第2巻 (てんとう虫コロコロコミックス)
- 作者: 山浦聡,コナミデジタルエンタテインメント
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/28
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
*かなりカッコいいコミックス柄王子マルドクへと進化するお夜食版アヴァドンはこちらに付録。
*今回のイラストチェンジ。
僕自身もそうなのだけど、オレカバトルを始めたばかりのバトラーの初期デッキに高確率で組み込まれている事は聖闘士にはもはや常識(一輝兄さん…!)レベルであり、お世話になった方も多いはず。初期リール構成もかなり使用しやすく、アタッカーとして頼りになるマルドクは現在幻定エリアで戦い勝利することで一発ゲットが可能だ。是非ともオススメ。
新技「疾風の一撃」
幻定エリアのマルドクはアイテム「メソタニアの威風」を稀にドロップする。こちらを
- LV10の王子マルドクと合体することで新規イラストへ
- 王子マルドク(LV不問)に所持させておくことにより新技「疾風の一撃」
がそれぞれ追加。
この技だが
疾風の一撃
風属性の単体指定打撃(属性特攻で250前後を確認)
となっておりエンキや狂王の「乱撃」を文字通り一撃にまとめたような高威力技となっている。
マルドクを基点に見るメソタニア
ーーーーーーーーーーここから全部妄想ーーーーーーーーーーーー
メソタニアの話になるといつもだよね、あんた。と思われそうなのだが言いたい、メソタニアは大河だ。個人的にオレカバトルの中に存在する国々の中で色濃く「国家」を感じる事ができる国がメソタニアだ。そこには王子や将軍、家老のような存在と国家間の争い(オレカではここに魔界軍が介入する三つ巴の戦い)があり、それらが複雑に絡んでいく流れを、「マルドク」を中心に描いていく。
そんなメソタニアの王子マルドクに新イラストが来た。このイラストがメソタニアという国をさらに色濃く表現している気がしたので、まとめてみた。
基本的にカットインと出水ぽすか先生のオレカモンスターズ冒険烈伝をソースにこんな事を繰り返しており、いつも注釈として添えているのだけど「これはあくまでも僕の予想」の範疇なので。こいつまた言ってるよ、と流してくれたら幸いだ。
以前新旧序章・4章のまとめ等を上げたこともあったのだけど、エンキの若かりし姿「騎士団長エンキ」の出現もあったので「マルドク」とメソタニアに焦点を合わせてカットアップしてみた。
マルドクの発言を見返していると反逆者であるネルガルを信用していたようにも見えなくは無くい。この辺の「反乱前のメソタニア」はどうだったのかを想像する方も多いのではないだろうか。(楽しいよね!)
が、補強されていったこれまでのストーリーにてマルドクが狂王と化し、さらに新イラスト・新技が登場したことで個人的に「在りし日のメソタニア」像を思い浮かべることが出来たような気がする。
メソタニアという王国がマルドクを育てた
先程の年表ライクの物からさらに個人的憶測を抽出した僕の脳みそ汁感が強くなってしまうのだけど。ダークサイドのネルガル・エンリルやライトサイドのエンキ・ダムキナの登場した新序章、幻定モンスターの騎士団長エンキの登場によって、謎多き旧序章の登場からマルドクの存在がかなり克明になったように感じている。
例えばマルドクがEXで使う「特配」は元を辿れば(解禁の時間軸とは逆転するが)参謀エンリルの通常技。また狂王と化したマルドクの使う「乱撃」は老将となったエンキが習得していた。そういった類似点をまとめていくと
- EX特配→エンリルが使用
- 会心必殺などの単純打撃の攻撃技構成→騎士団長エンキのリールが号令以外はこれと同じ技構成
- 狂風の乱撃→老将エンキが習得した乱撃技
- 狂王のEX大号令→老将エンキのEXも大号令
とマルドクの使う技は全て幼い彼を王子・戦士として育ててきたメソタニアの(元)忠臣達の技がベースになっているのだ。
しかしこれまでは、ここまでたどり着くもののぶち当たる壁が存在した。それはつまり
「は、覇将が!覇将ネルガルがいないなりぃぃぃぃ!」
であった。王子から覇将ネルガルのスメルを一切感じないのだ。何故だし。王子、覇将の事忘れちゃったなり?
しかしながらそんな日々とはさようなら。今回の新イラストのポーズは覇将ネルガルのイラストチェンジ柄と酷似しているのだ。
*マルドクに影響を与えまくったメソタニアの忠臣達。
これにて彼を教育したであろうメソタニアの忠臣達の全ての要素が揃った。国を支える家臣達とメソタニアという国が、若き王子であるマルドクを育てたのだろう、と。これまで不在となっていた「ネルガル要素」が今回のイラストで補完されたような気がして、個人的に感慨深い気分になった。こうして反乱が起こる前の「在りし日のメソタニア」の家臣達が、幼いマルドクを力強い王子へと育てあげたような、そんな感慨深さ。
あるいは、マルドクはこれまでの内乱の良い部分も悪い部分も含め全てを受け入れ成長し、そんな自身を育てた国へのリスペクトを。彼はイラストや技で体現しているのかもしれない。
今回のマルドクの登場でそんなメソタニアの再建と王子の帰還を感じたのだ。
新序章の頃を思い出していたんだけどオレカはムック本もかなりアツいです。