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オレカバトル:その他 主人公の変遷から感じる幾つかのこと。

オレカバトルその他

 

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続・主人公今昔

 あなたの好きなオレカの章主人公は誰だろうか。僕はダンテ、ダルタ、レオン、アレス、ロックが上位となっている。

 オレカバトルには総勢16名と整列させたら平成仮面ライダーと張れるレベルの相当な数の主人公が存在し各々がそれぞれのストーリーを持っている。前回のレオンくんのポストでそんな歴代主人公についてちょっと触れたのだけど、書いていたらいつも通り馬鹿長くなってしまったので独立させることにした。

 

主人公たちの変遷と個人的見解

前回のポストにて書いた個人的見解として「初期主人公達の技構成のシンプルさと昨今の主人公たちのハイスペックさ」を挙げたのだけれど、コマンドのキャパシティであったり進化までの時間やそれに関わる闇落ちなど諸々と気になってきたのでまとめてみた。

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こちらが4世代に渡る主人公達の世代別の感想。

 

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まず何よりも先に言いたいのは第1世代の主人公達は全員もれなく闇堕ちしている事、これによってオレカのキャラクター・特に主人公は「イコール闇に堕ちる」というイメージが決定付けられたようにも感じている。

習得可能な技もこうげき・会心・必殺等の単純な技が多く、召喚も★1と簡易的かあるいはレオンの笛等の限定的でシンプルな構成が多い印象だ。章内での★4進化は闇堕ちオンリー。

 

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第2世代で興味深いのはほぼ全てのモンスターが自身のステータスアップに関わる技(熱血・バルバドスの水・ブリリアントメイク・練気)を持っている部分。それぞれの固有技も増えた。アレスが未来にて・アズールが過去にて一時的な闇堕ちを経験しており、その後正規ルートを辿ったりとその後の世代との「狭間」感溢れている印象だ。また唯一の女性主人公のダイヤはこれも唯一の★4進化無し主人公となっており、現在も進化する気配はないがこれはEXで既に★4のような姿・性能になれる点が大きそう。

 

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第3世代からこれまでの章のイメージを全身でてんでバラバラに体現していた主人公達とは打って変わってルックスに属性オーブのような「装飾の共通性」を持ち始めた章。この3世代目の主人公達はフロウを除き、闇堕ち・収監・追放の理由で2つの★3の姿を持っており状況に呼応して変化する主人公達のルックスが(特に収監・追放されたイリーガルなフォルムのロックとハヤテが)個人的にとても気に入っていた。

技は完全固有技へと移り攻撃方法もロックの1ターン複数回こうげき・ハヤテのスピード依存のダメージ技とファイトスタイルも多彩、またフロウは比較的ノーマルな魔法(アクア)を使うレアな主人公でもある。

 

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第4世代の前半は第3世代の雰囲気を引き継ぐような形だが、クレイ・リントの登場で主人公達の種族がより踏み込んだものに。

*アレス君が火族だった事をまた失念するミスを犯していたので訂正しました。

自身のステータスアップを持つクロムや、反射壁を突破するクレイ、打撃+EXアップを持つリント君はドラゴンへと変身、スノー君はシチューを作るのが得意(相手の攻撃力を下げる・回復力を下げる・物理禁止を付与するなどの状態異常系が得意)でモンスターの多彩さは集大成のようにも感じれる。

この4世代はインターバル無しで章内での正統な★4化を遂げ第3世代の★4進化も平行して始まる。

 

「主人公の闇落ち」は「仲間たちの闇堕ち」へ

第1世代・第2世代で半数以上が闇に落ちているのだが、後半の3・4世代はそれが自身の闇堕ちから仲間の闇落ちへと交代していったイメージ。

ダークマター合法ドラッグのように蔓延する国々で構成される新序章ではバーンがその毒牙にかかりバッドトリップを経験しているが、その後ハヤテの兄であるオロシであったり、クロムの仲間であったアレス、クレイの仲間カマエル、リントの尊敬するライシーヤとその闇は主人公を取り巻く仲間たちへと移っていく。

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アンデッドへと堕ちたカマエルくん。状況を変革することが「自身の犠牲」のみから、よりリアルな「周辺を巻き込む結果=仲間たちの犠牲」を伴い始めることを鮮烈に脳裏に焼き付けたキャラクターだと思っている。

*また限定的だけどロックの仲間であったジャンヌは新2章の解禁前に不穏な前日譚(外伝?)のような形で、幽鬼へと堕ちる。というか死んでいる。これが闇堕ちの仲間への移行化のトリガーのようにも見えて、これ以降「仲間の闇堕ち化」が爆発的に増えた印象だ。