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オレカバトル:闇の章・新7章 崩星竜ブラックドラゴンイベントが終わる 覇星神ライシーヤが授かる神託

オレカバトル「闇の章」より

 

 崩星竜ブラックドラゴンは消滅するか?

ちょっと一足早いんですが、僕は先ほど最終プレイをすませ崩星竜ブラックドラゴン超誕イベントを終了した。あなたは如何でしたか、ブラックドラゴンはゲット出来ただろうか?

討伐イベント+エクストララウンドのゲットイベントの2本立てとなった今回のイベントだが、木曜から始まったゲットイベントでは「勝たないとブラックドラゴンがゲットできない」仕様だったため、苦労された方が多いかと思う。特に後半での「超EX逃げる」が大活躍しており、逃げまくり。ブラドラ逃げまくりでもう必死。

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ボコボコにされたり、逃げられたりと散々であったが魂を加速させキラ仕様を3枚ゲット出来た。ブラドラのMAX個体は有識者の方々が予想するに630/89/57となっており、今後ブラドラを召喚する際にはHP612の個体にしようかと思っている。

 

報酬はあるの?

そんなヘヴィな崩星竜ブラックドラゴン、最終日となる本日も勝てなかったキッズを目撃した。このままでは勝たないと貰えない事になってしまうのだが、今回のイベント終了後の報酬はあるのだろうか?

ブラドラ召喚の鍵となるダークネイザーも前半はかなりレアなドロップ率だったため未所持の方もいるかもしれない。前回のライシーヤイベント同様「決着バトル」として勝っても負けてもブラックドラゴン入手可能・ダークネイザー確定ドロップの展開になればいいよね。

 

崩星竜とは何だったのか:ライシーヤの結論

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突如飛来した規格外、★5モンスター・崩星竜ブラックドラゴンとは何だったのか。ブラドラを考えるにはまずその超誕に関係しているライシーヤを知ったほうが良い。そんなわけで先日発表されたオレコマンドにて登場した覇星神ライシーヤのコメント。

時空の神託を受け、すべてを壊すと言ったライシーヤ。異次元をつなぎ異なる過去と未来を見た時…闇より黒き闇から崩星竜が超誕した。

感情なく全てを喰らい尽くす竜。すべての次元はここに行き付き…闇に飲まれて消えてしまう。

すべてを知ったライシーヤの結論は?

*ライシーヤはやはり異なる世界線を繋ぎ未来を目撃していた。

 

ライシーヤが受けた「時空の神託」、神託とは神からの啓示であり、この啓示によって崩壊を画策したライシーヤ。

ライシーヤは龍巫師=シャーマンであり、神託を受けた状態の彼は神の「依代」となっている状態に近いのではないかと感じている。(イタコのようなイメージに近い。神を体に憑依させ神の言葉を得るための”ツール”としてのシャーマンだ。)

つまり、時空の神託以降のライシーヤは神の意志を宿した一種のトランス状態であり、そこには”何かしら別の存在や思想”がライシーヤの中に混在しているような状態。そうである、あるいはそうであって欲しいと感じている。

そんなライシーヤへと神託を授けたもの。つまり全ての世界線に平行して存在するオレカ界の「神」とは、一体誰なのか。時空とはなんなのか。

 

ライシーヤは郷を守るために自己を犠牲に、時空の神託を授かり世界を終わらせるためにこれまでの郷とその信頼も犠牲にした。そうして全てを犠牲に到達した時空の狭間にて、全次元を闇へと葬るドラゴンの誕生を目にしたライシーヤはまたしても”自己を犠牲にする”という「結論」へ至ろうとしているのだろうか。

 

破壊衝動

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これまで「ブラックドラゴンはライシーヤに召喚された」というような認識だったのだが、この説明文を読む限りでは崩星竜ブラックドラゴンはライシーヤが異次元を繋ぎ過去未来の、次元の深淵を覗き見た事により、生まれたようにも見える。有名な一節である

怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。

 を思い出すような、ライシーヤは異次元の深淵を覗き見ことで、世界の崩壊の引き金を引く怪物となってしまった。そしてライシーヤを見返す深淵、闇より黒き闇が崩星竜ブラックドラゴンという怪物も爆誕させた。

 

感情なく全てを喰らい尽くす竜。宇宙を内包するようなルックスも不気味だ。宇宙の全てを飲み込んでいったブラックホールのようで、その体内には飲まれていった惑星の星々が歪にきらめいているようにも見える。ブラックドラゴンは善悪の河岸から、破壊衝動のみを携えすべての次元を繋げ喰らい尽くす。そこにバックボーンも感情も一切ない。ナチュラルボーン崩星竜であって、生まれたばかりの無垢な本能の破壊衝動において行動するような。

 

そういった意味では「時空の神託」を果たすために深淵を覗き”怪物”と化したライシーヤが杖や剣を折られ、翼を切り落とされ―どんなにバトラーに追い込まれ弱体化しようとも「神託」を信じ戦い続けたことに対して、ブラックドラゴンが窮地に陥る事で「逃げる」選択肢を選ぶのもまたごく単純な生存本能によるものなのだろう。

 

破壊

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これも有名な一節、

善悪において一個の創造主になろうとするものは、まず破壊者でなければはならない。そして、一切の価値を粉砕せねばならない。

 神託依代となったするなら、ライシーヤはしかしながら最後まで真の創造主となる為の仲間・郷・世界・宇宙の”破壊”に揺れ、真の破壊者になることは出来なかったように思える。

ライシーヤは過去未来を通してみた残酷な世界の真実=神託を知りつつも、それでも心の奥底で争いを続ける世界が起こす奇跡を信じていたかった、そう感じている。

 

 

善悪の彼岸 (岩波文庫)

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