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オレカバトル:幻定モンスター 幽鬼ジャンヌが再登場 オレコマンドの幻定ラッシュ

オレカバトル幻定モンスター『幽鬼ジャンヌ』より

 

オレコマンドの幻定ラッシュ

昨日公開となったオレカ野郎全員集合にて昨年8月に登場となった幻定モンスター『幽鬼ジャンヌ』が再登場となった。ナタラジャから始まった昨今のオレコマンドによる幻定モンスターの救済は留まる勢いを知らず、ザリガリオンも前回のコマンドにより救済、そして今回の幽鬼ジャンヌと、幻定ラッシュ。バトラーも俄然沸き立ってはいるが、このアニメ放送時よりも豪華なラインナップに個人的には「ぼくは あにめをやっているときに これくらいもりあがれば よかったと おもいます まる」状態だ。

また、これまでの幻定モンスター

  • 2014/11~登場 時元銃士ダルタン
  • 2015/2~登場 騎士団長エンキ

の二人も今後再登場の可能性が俄然高まっている。昨今オレカを始めたあなたも今度の動向に刮目せよ!

 

スピリット化のパイオニア

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以前にも触れた内容なのだが振り返ろうということで。

幽鬼ジャンヌ。"幽鬼"ということで、つまり死んでいる。これまで数々のモンスターたちが闇に魅入られ、闇堕ちを果たしてきたが、おそらく当時、公式的な見解で既に存在したモンスターが死んでいる状態で登場というのは彼女が初めて。(6章のフリークスの面々は生→死のプロセスを通過していないのでノーカウント。ここでは生きていたものが死んだ状態で登場したことが重要)

昨今はアズールメロウの魂も登場したが、決定的な事実として彼らの死には救いがあった。話はそれてしまったがオレカモンスターの死という分野における先駆けであり、パイオニアであるジャンヌだ。

幽鬼ジャンヌの詳細を書いた昨年のブログはこちら↓↓↓

オレカバトル:幻定モンスター 幽鬼ジャンヌって闇堕ちどころの話ではない - くるめろとは違う

 

オレコマンドが触れるストーリーの核心

そんな幽鬼ジャンヌ、オレカバトルの公式サイトに掲載されたターゲット表示の説明文にて

かつて英雄と呼ばれた彼女は、信じるもののため闘った。

いつか帰ってくると、信じて信じて、戦い続けた。

たとえその身が朽ち果てても、仲間が皆姿を消しても、

彼女は信じ続けた。やがて信念は執念となり、

執念は怨念となり…彼女は今も戦い続けている。

との記載。つまり、やはり、彼女は死して尚信じるものの為に戦い続けている「幽鬼」だということが、公式に認められた。

この幽鬼ジャンヌの件に関してもそうだが、昨今のオレコマンドのモンスターへの説明文やモンスター図鑑掲載の一言コメントはストーリーの核心に迫るものが増えている印象だ。個人的には出水ぽすか大先生のオレカモンスターズの連載が終了してしまった「公式的ストーリーの補足」をこの説明で補っているように感じる。今後の更新にも期待を込めまくってチェックだ。

 

ダルタンの活躍は出水ぽすか先生の描くオレカモンスターズ冒険烈伝をチェック。 

 

Youtubeでオレカ:幽鬼ジャンヌVS無幻銃士ダルタン・ドクトル御一行

待たせたな。

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と、先日KONAMIを去られた方が生み出したキャラクターの名台詞宜しく、幽鬼さんの呪縛を解きに無幻さんとドクトルコンビを向かわせてみた。

超幻定の幽鬼ジャンヌをBGMや登場シーンの補完も含めての撮影。無幻ダルタンとドクトルのバック・トゥ・ザ・パスト(フューチャー)コンビは育成もそぞろだったので、頼れるフランケンを配置。1ターン目、早速ドクトルがジャンヌの一撃で瀕死の重傷を負うもその後フランケンはハカセを庇いきるあたりが痺れた。というか、今回のバトルではフランケンのカウンターとロシアンフックの切り替えが神がかっている。

 

2章と6章を行き来する時間軸

2章と6章は

”ダルタンと無幻戦士の銃”を軸に

未来や過去を交差し

サッカーラ・アブシール帝を倒すまでの

―その中での彼の跳んだ過去を示す「カットイン等の点と点を繋ぐ”彼の行動”の足跡」が、結果・結末として「現代のジャンヌ」に反映される=マルチエンディングのようなシステムだと感じている。その彼が紡ぐ一つの未来としての結果が、この幽鬼ジャンヌというエンディングだと思っている。

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度重なる失敗と時元銃士(?)f:id:cruelmelody:20150825170410j:plain

以前、勝手に考察した映画「バタフライエフェクト」のような時間の巻き戻しと失敗

 

恐らくこの時間軸では、

ダルタ・ダルタンがサッカーラと対峙し無幻戦士の銃を撃ち過去へ飛んだ後に、サッカーラの父であるアブシール帝の討伐に失敗してしまった世界のエンディング。

前述のジャンヌの「信じるもの」=ダルタ・ダルタンは、過去の失敗にて「未来を書き換える事」ができず、ジャンヌのもとに戻ること無く、彼女は1人信じて幽鬼と化しても尚戦い続けているバッドエンディング

幽鬼ジャンヌの後に登場した黒ダルタン=時元銃士ダルタンはこのエンディングを受け入れることが出来ずに、”幾度と無い過去への「遡りと失敗」”を経て歪んでしまった彼の姿だと僕は個人的に感じている。

*そんな時元銃士ダルタン登場時の長ったらしい考察ブログはこちら↓↓↓

オレカバトル:幻定モンスター 時元銃士ダルタン出幻! - くるめろとは違う

 

これが2・6章の光と陰における陰であるならば。

ダルタンが未来の上書きに成功した「光の世界」は2014年9月(幽鬼登場後、半月後)に更新された新2章で到達した無幻勇士ジャンヌの世界。6章→新2章の中でダルタンが様々な時間軸を行き来し、まさに冥府魔道を突き進み、切り開いた未来。

*ダルタンはその旅の中でランプを壊したり、果ては地獄に片足を踏み入れ獄王閻魔と対峙したりとまさに冥府魔道を行く。ダルタンが未来を書き換えるために辿ったこの辺りの壮絶であろうストーリーを僕は猛烈に漫画で読みたい。

 

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しかしながら、新2章(中未来)の時間にてジャンヌがダルタンを探し、無幻戦士の銃を作ったドクトルへと辿り着いた為、この時間の遡りの物語はさらにややこしいことになっている。

本来であれば「成功した世界のジャンヌ」と「失敗した世界のダルタン」、交差するはずは無い世界の二人だが、ジャンヌのドクトルとの出会いからの”無幻への到達”でさらに新たな世界線、パラレルが発生しているのではないか。

 

愛をとりもどせ!!

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新5章の解禁が終了し、幽鬼ジャンヌが再登場。ここから半月後である9月に(新2章の解禁と同じタイミング!)、恐らくダルタンが1人過去と戦い、ジャンヌが1人現代で待ち続けた砂縛の本当の終焉がまっているかと思う。「時を行き来する」というテーマのせいか、旧2章・6章ダルタン・ダイヤと新2章ロック、それぞれの関連性・ストーリーの関連性が希薄に感じてしまいがちだった砂縛・孤毒の沼地。ダルタンが通過したであろう時代達、その点と点が次回の新6章で線へと繋がるように祈り、願わくばそのラストがグッドエンディングであらんことを。