ディズニーの最大の敵は世界観を尊重しないお客さんな訳で…
WHF2014冬に参加せずに悔しいからディズニーリゾートに行く。
先日より、WHFに参加します。参加します。と大層な口を叩いていたのだが、直前になり「並んで挑戦できない結果になってしまったら」だったり、「出水ぽすか先生のサイン会、大人は参加できないんだね。そりゃ大人だもんね」とちょっとバッドな方向に入ってしまったため、前日に不参加を決定した。
でも、悔しい!ムキー!
そんな訳で心にぽっかりと空いてしまった大きな空洞を埋めるために。いや、むしろWHFに参加しない理由を作る為に不参加を決定した夜中にWHFを超える楽しみ=ディズニーリゾートでしょ。といった安直な理由からのディズニーシー行きを決定した。
はっきりと断っておくと、僕はディズニーフリークでもなく前回ディズニーに行ったのは2年ほど前だ。
た、たのしい!
そんな訳で朝6時に起きてノーチケットで来てしまった。
ディズニーシーはこの日8時半からの開場で8時20分頃に到着したが当日に引換券すらも持たずに「チケットをその場で買う」ような人間は少なくチケット売り場も驚くほどすいていた。元々1月は閑散期らしく全体的に空いているようだ。
た、た、たのしい!
陰龍のストレスから開放され、ファストパス等を利用しメインの乗り物を待ち時間無しで満喫しチュロスを食べたり、餃子ドックを食べたり、ポップコーンを食べたり。他にもいろいろと食べたり。食べたり。
30分以上待つことはほぼ皆無だった。
ディズニーの最大の敵は客
そんな感じで夢の国を満喫してきた。ここの店員さん、所謂キャストは客商売のプロなので始終ご満悦で楽しむことが出来た。しかし、そんな夢の国でも興ざめするような状況に出くわすことがないわけでもない。
・DSしてる糞ガキ多すぎ
これは本当にどこでも感じる事で、動物園に行ったとき、映画に行った時、イベントに参加したとき、買い物に行ったとき。
獣のように地べたに座り何処であろうと馬鹿なサルのおちんちんいじりの様にDSを弄りだしてしまう。これはもう完璧に親御さんの超ハイレベルな次元のご教育の賜物なのだが、ディズニーの屋内暖房付きスペースで地べたに座りDSをしていて、その横でお姉さんが笑顔で素敵な衣装で手を振っているのだからカオスだよ。混沌だよ。
僕みたいなおっさんが知らない人間に手を振ってる横で、てめえ何してんだよって。喧嘩売ってるのかよって。
あの、お子さんとかいる親御さんの苦労も分かるんです。DSだけ与えとけば黙って楽なのは分かるんですが、あんたらのお子さんは新たな愛が芽生えそうな初々しいカップル(僕とかではないですよ)がロマンチックな景色の中、今まさに熱いキッスをしようとしている真横で無表情でDSやってるんすよ。気持ち悪いから、真剣に。空気読めてないから、真剣に。
ディズニー側からも煙たがられているであろうDS少年だが、これは追い出すわけにも行かないわけで、これはDSを作った任天堂の罪でありさらに親の教育やDSを起動時間ロックしていない罪だ。ていうかそんなんなら来るなよ。ただ、僕としては地べたに座り込んでDSしている糞ガキが存在してしまったらそこはもう他の遊園地となんら変わりないような状況になってしまう。
ディズニーの凄みは大人からも現実を物凄い勢いで奪い取る手腕だと思っている。
もうディズニーが任天堂と協力する他ないと思うの。わたし、おっさんだけど。
これに関してはもうディズニーが任天堂と協力してDS・3DSでゲームではなく写真を撮ったりARでのバーチャルビュアでこなせるミッションやミニゲームを作ってそれを
wifiで撒くような対応をとったりするなど、他のゲームをさせない様な対応を取る他無い様な気がする。というかディズニー側からしてもDS子供達はかなり困った存在だろうし、任天堂はちょっとDSが外部にどんな影響を与えているのか真剣に考えてみようか?
ディズニーは完成された世界観を施設と、徹底された教育の行き届いたキャストで提供するが、それを尊重しない客によって世界観を日常的に壊されてしまっている被害者なのだ。