くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

トランスフォーマー:SIEGE War for Cybertron ショックウェーブ

トランスフォーマー『SIEGE:War for Cybertron』より

 

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PURE LOGIC

どうもこんにちは、年末から年始にかけて11連休をとった結果、その反動で精神があまりにも不安定となり消費活動によって脳内のエンドルフィンをブーストさせている、くるーるめろでぃこと私です。

仕事始めから既に1万超えの玩具を3個も買ってしまったのだけど、2週間弱も自由奔放に生きると、大人ヅラして大人っぽい事を口にして、大人っぽい挙動を取る生活へとで戻ることに多大なストレスが生じるわけだ。これはつまり必要経費であって、本来であれば会社名義で領収書を切りたいぐらいだ。

※但し 社会復帰代として 上記正に領収いたしました

 

SIEGE:WAVE1ショックウェーブ

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前回のウルトラマグナスに続いて、同リーダークラスのショックウェーブなんです。あの、これですね、僕は前回のブログで

おそらく次のポストにてレビューするショックウェーブ。こちらもコアロボは非常に素晴らしい出来栄えなのだが、マグナスと違いパワードアーマー等を着込むオリジンが存在せず、さらに玩具では若干やっつけ臭いパワーアップ仕様となっており…

と、割としっかりとディスったわけなのだけど、あれから1週間ほどこねくり回してみることで、このショックウェーブの本来の楽しみ方へようやく到達できた気がする。詳しくは後述。

 

ショックウェーブ コアロボ

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前述の通り、今回のシージwave1の両リーダークラスは「アーマーを着込む」事がキーとなっており、こちらのショックウェーブも前回のマグナス同様にコアロボとアーマーを着込んだ姿の2つの姿が再現可能となっている。

しかしながら、マグナスが持つ白オプティマス→ウルトラマグナスの旧玩具再現と違い、ショックウェーブはそういった「着込み」のバックボーンを持っておらず、またコアロボ単体がショックウェーブとしてのルックスを再現してしまっているため、同じテーマを持ちながらもマグナスとは根本的に「違う玩具」という不思議なスタンスとなっている。

 

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なんだかんだとガチャガチャ言ってはみたものの、このコアロボはショックウェーブそのものとなっており、マスターピースを除いてリメイクに恵まれなかったショックウェーブの正当リメイクが遂に出たという印象。

※メトロマスタークラスで正当とも呼べるものは出ていたが、サイズが小さすぎて他のアイテムと関連付けることには流石に無理があった。

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が、しかしながら現状発売されているシージのディセプティコン勢は下半身、特に足首まわりが残念な仕様となっており、こちらのショックウェーブは足首が辛うじて左右角がほんの数度付けられる程度、前後の角度付は不可。

つま先や踵が可動するオプティマスや、パーツ展開の恩恵で踵が動くウルトラマグナスのコアロボと比べ、非常に限定的な可動範囲となっている。こちらはメガトロンも同様で、ディセップの足元の危うさよ。

 

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とはいえ、昨今あまり機能していない事が多かった集光ギミックが、これでもかと言うほど光を集めまくって、チャームポイントのモノアイはギンギンに光り輝いていたり、ショックウェーブのポイントともなるチューブ状のパーツが軟質パーツで再現されていたりと、「らしさ」の再現度はかなり高く、これまで存在しなかったデラックス~ヴォイジャー前後のクラスで、気軽なノリでいじれるショックウェーブの決定版的な存在となった。

 

ショックウェーブ パワードver

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さて、ここからがこのショックウェーブの個人的な評価を爆下げした要因ともなるパワードスーツを着込んだ状態のショックウェーブ

まずインド神かよと言った趣の腕の数の増設、またバックパックは巨大に、足には下駄のように砲台が付属。

なんだろう、小学生が考えた「ぼくのかんがえた さいきょうの ショックウェーブ」感の強い、若干やっつけとも呼べるような甘めのデザインセンスが炸裂する。

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これは完全に趣味趣向の問題だが、同シリーズの「コグ」を利用しても可能となっている下駄履き合体にどうしても違和感を感じてしまう。昔あったよね、普通の靴に取り付けられるローラースケート、といった具合で銀河がパラダイス。

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ようこそ!ここへ!遊ぼうよ!パラダイス!

誤解を招かないように釈明させていただけるなら、LGゴッドジンライのような統一感のある底上げは、全く気にはならないのだ。ただこちらの下駄は単純にあまりかっこよくないと言うか。

 

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そんな訳で下駄を外すとこんな感じ。

公式のショックウェーブのパワーアップに対する新解釈に、正直イマイチな感じだったのだけど、下駄を外すことで幾分見栄えがしてきたような気がし始める。

 

そう、これがC.O.M.B.A.T SYSTEM

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これはさてはそういうことだな!と合点がいき、これらのパワーアップパーツを「ぼくのかんがえた さいきょうの ショックウェーブ」はこれだ!とオリジナルのショックウェーブ素体に叩きつけていく。

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既に国内外問わずWeb上ではこのような「ぼくのかんがえた さいきょうの ショックウェーブ コンテスト2019」が同時多発開催されており、結果的にショックウェーブは組み換えがアツい。

公式の提案するベーシックなパワード着込みは僕にとっては正直若干アレだったのだが、組み換えによって如何様にも自分好みにかっこよくアレンジが可能となっている。

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※ちなみにPOTPのオプティマル・オプティマスを踏襲するような「コアロボ+余剰パーツのビークル」遊びもできる。↓参考

cruelmelody.hatenablog.com

 

ここまで来て自分がシージのテーマでもある「パーツ組み替え武装遊び」へとごく自然にスライドさせられていることに気付いた。…ハッ!

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

おまえらが ショックウェーブのテンプレパワーアップのダサさをディスる前に 言っておくッ!おれは今 やつのパワーアップを ほんのちょっぴりだが 体験した

い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれは いい年して組み換え遊びはちょっと… とか ぼくのかんがえた的な小学生的アプローチ(笑)と 思っていたら いつのまにかブンドドしていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 

おれも 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

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つまるところ、テンプレとしての"パワード"ショックウェーブがちょっと目を見張る程にどうかしちゃっているのは、「君の考えた超かっこいいパワードショックウェーブを作ろう遊び」への導入の第一歩であり、これにより誰もがスムーズに「いや、こっちのほうが断然カッコいいっしょ」と組み換え、結果としてシージのテーマを体験させられていた。さすがショックウェーブ、恐ろしい策士だぜ。

ちなみに、このシージのテーマとも呼べる組み換え・アームズアップはC.O.M.B.A.T. SYSTEMという名称であり、このコンバットは

Cybertronian Omnifunctional Modular Battlefield Assault Tech System

サイバトニアン 全機体対応型戦場強襲ユニット テクノロジー

とか、そんな感じで、ふぅ~~~!カックィー!中2心にビンビン響いちゃう~~~!

惜しむらくはこの超カッコいい名称が国内にて一切の認知がないところ。

単体ビークルモード

さて、またしてもべらべらと無駄話が過ぎたのでビークルモードへ。

玩具だろうが、SFデザインだろうが、更にそれを握りしめているのが4~5才児だろうが、近年は銃の形のサムシングを所持しているだけで警官が女子供関係なし・問答無用で射殺してしまうマッドシティが存在するとかで、そんな隣人に怯える哀れな銃社会アメリカへの配慮のために、銃へと変形ができなくなったディセプティコンの諸君。

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前トリロジータイタンズリターン(国内レジェンズ)にてシックスショットが「天地を反転させるだけでサブマリンモオオォード!」と、正に"逆転の発想”()にてガンモードの改変を回避したように、今回のショックウェーブもつまりは天地を反転させただけで、宇宙戦艦と言い張っているスタイルだ。

ちなみにヤマトのような波動砲がついている艦首下にはしっかりとランディングギア(コロなし)はついている。

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正位置で構えるとこんな感じに。持ちては心許ないが普通にガンモードとなっている。

 

合体ビークルモード

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余剰のパーツを取り付けるとこんな感じに。かなり刺々しいルックスだが昨今の実写版やTFプライムのショックウェーブもそういえばトゲトゲしていたよね。

ちなみに合体前ビークルで触れられなかったのだが、トランスフォーム後も足が一切折り畳めず、この部分は粗が目立っている。何度も触れているが、現状販売されているシージのディセップ達の足の処理の雑さや可動の疎かさは本当に目を見張る物がある。

 

ディセプティコン劣勢

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前回に引き続きシージシリーズのリーダークラスからショックウェーブ。既に触れているようにシージではボイジャーオプティマス・メガトロンと、今回のリーダークラスウルトラマグナスショックウェーブを購入したのだが。

トランスフォーマー シージシリーズ SG-07 ウルトラマグナス

トランスフォーマー シージシリーズ SG-07 ウルトラマグナス

 
トランスフォーマー シージシリーズ SG-14 ショックウェーブ

トランスフォーマー シージシリーズ SG-14 ショックウェーブ

 

 

デザインや塗装やプリントなどの仕様に関しては両軍ともにPOTPを上回る素晴らしい出来となっているのだけど、変形や可動面ではディセプティコン勢が全体的にパワーダウンしており、非常に惜しい内容となっていた。

そんなディセプティコン劣勢の雰囲気を巻き返してくれよ、というわけでスタースクリームサウンドウェーブにはめちゃくちゃ期待している。

ちなみにお気づきかもしれないが、サイバトロンジェット三角ジェットとか、ラジカセに変形しない云々のお話はもう本当にめんどくさいので、当然ながらしないが悪しからず。

トランスフォーマー シージシリーズ SG-19 スタースクリーム

トランスフォーマー シージシリーズ SG-19 スタースクリーム

 
トランスフォーマー シージシリーズ SG-24 サウンドウェーブ

トランスフォーマー シージシリーズ SG-24 サウンドウェーブ

 

 デラックスクラスやバトル/マイクロマスタークラスは国内での発売を待とうと思っているが、つい先日中古ショップで見かけたサイドスワイプやハウンドもぱっと見でかなりのクオリティーと出来栄えだったので期待している。

トランスフォーマー シージシリーズ SG-04 サイドスワイプ

トランスフォーマー シージシリーズ SG-04 サイドスワイプ

 
トランスフォーマー シージシリーズ SG-12 ハウンド

トランスフォーマー シージシリーズ SG-12 ハウンド