くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

トランスフォーマー:Power of the primes wave1 SLASH/スラッシュ パワーオブザプライムズ

トランスフォーマー「パワー・オブ・ザ・プライムズ」より

 

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新メンバースラッシュ

既にスラッグ、スワープとポストを行ってきたトランスフォーマーの海外新展開「パワー・オブ・ザ・プライムズ」(以下、POTP表記)が12月1日からリリースされ、Wave1=第1弾からダイノボットスラッシュが届いた。

実写映画4作目「ロストエイジ」にて新たに誕生したダイ”ナ”ボット・スラッシュはヴェロキラプトルをモデルにした新規TFだったが、玩具展開のみとなり本編に登場することはなかった。

G1デザインのダイノボット達は実写化によって鋭角的なデザインへとリファインされたが、その実写化の中で生まれた鋭角的なダイナボットのスラッシュがオールドスクールなG1ダイ”ノ”ボットデザインへと逆輸入されるというなんだか面白いクロスオーバー。

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*新しい仲間だよ

しかもこのスラッシュ、パッケージにて

Elite tracker always find her target.

と説明があるように女子なのだそうで。出自やキャラ的にかなり攻めている、そんなスラッシュのお話。

 

POTP:Wave1 ダイノボット スラッシュ

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海外展開・ハスブロのPower of the primes、レジェンズクラスのダイノボット・スラッシュ。サイズは昨今国内レジェンズ展開にて発売されたゴングやバンブル等のミニボットと同サイズの「レジェンズクラス」で、米アマゾンにて12.09$=1300円で購入

何度か触れているのだけど、このPOTP商品は国内での予約も既に始まっていて、国内外での大まかな値段の違いや予約に関しては以前のブログにまとめてますので参考までに

トランスフォーマー:Power of the primes Wave1 SLUG/スラッグ パワーオブザプライムス - くるめろとは違う

トランスフォーマー:Power of the primes Wave1 SWOOP/スワープ パワーオブザプライムス - くるめろとは違う

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ロストエイジの際のめちゃくちゃトゲトゲした見た目から見事にオールドスクールなスタイルへとバック・トゥ・ザ・G1。あれ?既に出てなかったっけ?と全く違和感を感じないほどにダイノボットっぽく、初見なのになんだか懐かしくてとてもいい。

 

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レジェンズクラスとサイズもかなり小さいのだけど可動も申し分ない、腰の可動は流石にないが変形の恩恵から手足がよく動き接地性も良い。

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これまで(タイタンズリターン)のミニボット達同様武器等の付属がなく、少し手持ち無沙汰な感じがしたのでダイノボットスラッグの物を持たせてみた。5mm穴に対応しているので持つことが可能だがバズーカのようなボリューム感に。

スラッシュは「優秀な追跡者」だそうなので、重火器よりももっと暗殺的なアサシン的な武器のほうが似合うような気もする。獲物を追い詰めていくハンター的なヴェロキラプトルのような感じで。

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これまでのブログでポストしたダイノボット達と一緒に並べるとこんな感じ。単品画像だとなかなかサイズ感が伝わらないかもしれないけど、かなり小さい。また、これまでのデラックスクラスのスラッグやスワープ同様、このスラッシュにもシールは使われてはおらず全て塗装とプリント。

シール、シールと残念がられてることが多いPOTPアイテムなのだけど、シールが顕著になるのはこのクラス以上のヴォイジャーやリーダークラス。というか、主にスタスク。

 

恐竜モード

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新たにデザインされた恐竜モードも完全に「ダイノボット」で、小さいながらめちゃくちゃよく出来ている。特にロボ腕→恐竜足への変形が秀逸でロボット時の拳を変形時にあえて格納しない事で恐竜的な足の接地感=つま先立ちを表現。また、よーく見ると”ラプトルの鉤爪”のように足の親指が少し飛び出ていたりと芸が細かい。

これまで”あの5体”で長いことやってきたG1ダイノボット達の中へ新メンバーとして加入するという、”ずっと固定メンバーでやってきたアイドルグループに今更新メンバーが加わる”よう状況なので、つまりトゥシューズに画鋲を入れられたり…といった新参に対する茨の道、今後そういった様々な苦労を勝手に予想しているのだけど。スラッシュ、女子だし。ダイノボット、アイドルみたいなもんだし。

ただ、個人的には全く違和感がないというかめちゃくちゃナチュラルに受け入れられた。超馴染んでる、いや正直アイドルとか全く詳しくないんですけど、たぶんそんな感じ。

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因みにこれまでのミニボット達同様にヘッドマスター(今回はプライムマスターになるのか)の搭乗ギミックも健在。背中がパカっと開きヘッドマスターを乗せられるんだけど、これまでの車両系と違った趣があって、なにこれ凄い楽しい。

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並べるとよりカワイイ。こうしてみると比較的小さいとされていたヴェロキラプトルのサイズ感も相まって、恐竜としてのスケール感も統一されているように見えてくる。

 

スペックカードがやばい

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これまで国内展開のレジェンズでは省略され、海外アイテムにのみ付属していたテックスペックカード。今回のPOTPにも付属しているのだがスラッシュのカードは黄色のフチのデザインとなっており、またしてもアマゾンなどの宣材写真と違うデザインのカードが付属となっていた。

今回のメインテーマが「パワー・オブ・ザ・プライムス」=「プライム達の力」であるように、これらカードのカラーはトランスフォーマーの創造神であるプライマスが生み出した原初の13人のプライムに起因しているが、どうやら今回のカードはキャラクター毎に1人のプライムが割り当てられているわけではなく、キャラクターに対して12人のプライムそれぞれのカード、12種類存在しているようなのだ。

これに関しては書いてたらかなり長くなってしまい、結果的に6000文字を超えたのでちょっと分けて書こうと思います。

次回へ続く。