くるめろとは違う

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オレカバトル:オレ最強大合戦 大魔皇トカイ育成 おねがい・オブ・ザ・デッド

オレカバトル:オレ最強大合戦 大魔皇トカイ育成 おねがい・オブ・ザ・デッド

 

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YEAAH!GOTTA MOVE ON FROM BOTTOM OF THE HELL

前回のブログでも若干触れたのだけど旧4~7章のオレカバトルはモンスターの入手難易度が最も高かったのではないかと思っている。特に旧6章は章のメインドラゴンとなる「ホワイトドラゴン」を主人公ダイヤと共にスキャンしないと魔皇・邪帝トカイが登場しないという縛りが存在し、この★4ドラゴンをゲットするためにはレアドロップが必要であり…―と兎に角道のりが長かった。

さらにこの旧6章にて僕は謎のレアドロ”スランプ”に陥りホワイトドラゴンをゲットするための「ドラゴンパール」がマジで何十回戦っても落ちないという状況に。本気で泣きそうになりながら何度も何度もホワイトドラゴンと戦い、ようやくレアアイテムが落ちた瞬間は「こんなもん、いるかァーーーーッ!」と実に意味不明な逆ギレをしていた記憶がある。好きな方には大変失礼な話だが。

そんな訳で僕が邪帝トカイに会えたのは7章解禁目前だった。地獄の底に落とされたようなメンタルを引きずり育成もままならず、ホワイトドラゴンやトカイに苦手意識を抱くことになった。*ちなみにその数週間後、オレカ界の度を越した癒し系バロンちゃんと出会うことによって僕のメンタルは一瞬で持ち直すことになる。

そんなトカイへの苦手意識を克服すべく、あの時落とされた奈落の底から這い上がるのだ。というわけで実に3年以上の時を越えて僕のデッドマンよ漆黒闇の中を進め。(shout out dead man!)

 

 大魔皇トカイ

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以前も書いたのだけど、「追い詰める死霊の手」という技のネーミングセンスが個人的にとても響いたので、アフロディテの「~~をおねがい」の死霊版とも呼べるこの死霊の手を入れるのは大前提として育成。

しかしながらそれらを大量配置したとしても場にいるアンデッドが退場してしまったらトカイが「おねがい(はぁと」をしても、「そのほうこうには だれも いない。」とアレフガルドの地にて草に話しかける勇者の子孫のような状態になってしまう。そういった状況を避けるために4リール半分は「とけるいき」を配置した。

レベル10以前は4リールにとけるいきの提案がアホかと言うほど来たのだけど、レベル10以降は異様に渋くなる。また、2リールはおそらくこれが限界、また3リールに★→×4こ配置する場合はほほえみが2個いる可能性があることをWEBでご享受頂いた。マジかよ。

とりあえずはこの形で完成扱いとして、3リールのこうげき!が「とけるいき」になればいいなぁくらいのスタンスなのです。

 

完全に関係ないけど伝えたい、ニュースクール系腐ってる奴らの話―5選

昨今はだいぶ落ち着いたようにみえるのだけど、ついこの間まで空前のゾンビブームだったじゃないですか。もう猫も杓子もゾンビで、とりあえず登場人物腐らせとけ、みたいな。そういうとんでもない時代だったと。

だってあのブラッド・ピットがゾンビ物映画の主役を演じる時代ですよ、あのブラッド・ピットがですよ?物凄くどうでもいいと思うんですけど、僕好きなんですよ、ブラッド・ピット。学生時代でこじらせてた時は2~3日に一度はブラッド・ピットの映画(特にファイトクラブ)を見て腹筋コロコロで筋トレするのが日課だったくらいなんです。今考えるとわりと危ない状態だったなぁ、と。

ちなみにブラッド・ピットの出たゾンビ映画は結構残念な内容だったので特にオススメではないです。

 

ゾンビと言えばジョージ・ロメロ。ドーン・オブ・ザ・デッドゾンビ映画の金字塔的存在となり、その後ゾンビはB-MOVIEシーンの中で様々な進化を遂げていくのだけど。ゾンビっていうのが(そもそもホラー系全体を通して)日陰者だった時代、そういった'70~'80sのオールドスクールゾンビを見ていた当時の日陰者達が、今正にニュースクールゾンビを生み出していたりする。

マジかよってレベルで乱発されるニュースクールゾンビ作品は、当然マジかよってレベルのトンデモ駄作も存在する。もしあなたがこのムーブメントに触発されて腐りし死霊共へのドアをノックしようとしていたとして、そこで残念なゾンビを見て「なんだ、ゾンビ糞じゃん」なんて、そんな悲しいボタンの掛け違いのような出会いをしてほしくないので。僭越ながらオススメのニュースクールゾンビ映画を紹介させて欲しい。そして、一緒に考えようじゃないか。ゾンビが大量発生してホームセンターに立てこもった時に一番殺傷能力の高い日曜大工用品は一体どれなのかを。

 

Shaun of the dead/ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)

日陰者だったゾンビ映画をメジャーシーンに引き上げた作品は間違いなくショーンオブザデッドだと感じている。この映画が放映される前の2002年に人気ゲーム「バイオハザード」の実写化などが既にされているのだけど、バイオハザードはあくまでも「バイオハザードというパッケージ」の中での成功であって、前述のようなオールドスクールゾンビ映画へ敬意を払いながらそれらをパロディ化し、本来悪趣味とされたジャンルをお茶の間で鑑賞可能なキャッチーなものにしたのは間違いなくショーンオブザデッドなのだ。

これによってゾンビ映画の間口が広がったと僕は確信しているし、それを証明するように2004年以降こういったゾンビコメディ的な、ゾンビ物+α(=恋愛・青春・コメディ)といった「ゾンビというコンセプトに何かを付帯させる」という切り口の映画が爆発的に広がった。

若干邪道だが筋の通った内容。コメディタッチで描かれているのでかなりマイルド、あなたがゾンビ映画に強い不信感を感じているならばまず最初に見て欲しい作品だ。

 

 

Dawn of the dead/ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)

ゾンビ映画界のゴッドファーザージョージ・ロメロ」が制作した「ゾンビ(邦題)」のリメイク作品。この映画と前述のショーン・オブ・ザ・デッドが同じ年に公開されたという”マジック”がニュースクールゾンビ映画の爆発的な台頭を産んだと言わざるを得ない。

ショーンが邪道ならばこちらは完全な王道の正統派。家族のゾンビ化、逃げ出した人々の結託、ショッピングモールへの籠城、仲間割れ…等全てが王道、そしてその結末も…。

ゴア表現は当然増えるのだけどニュースクールの台頭(=様々な映画的挑戦)に対して今でもかなりの安定感を持って安心して見られる2000年以降のゾンビ映画の金字塔的作品。

 

 

28Days Later/28日後…(2002)

ニュースクールゾンビ映画の隆盛前に公開され奇しくもゾンビ(あるいはホラー)映画ファンのみの間で話題となった作品。ゾンビへの感染経路が「噛まれる」から「体液(よだれや血液)が人間の粘膜に触れるだけ」へとグレードアップし、さらにこれまでよちよち歩きだったゾンビの定石を全力疾走し暴れまわる驚異的なバーサーカーへと変貌させる流れを作った作品。この作品以降、ゾンビが走りまくるようになり、また感染経路も噛まれるという単純なものからより複雑化した。その後のゾンビブームに際して再評価され、この後に「28週後…」という続編まで作られた。

なによりも”1体では何の脅威でもないゾンビ=集団になった時の恐怖”というお約束を破壊し”1体でも確実な脅威になり得るゾンビ”の姿へと定着させた作品。

また、ゾンビを主題に置きながら後半は人間同士の衝突、つまりポストアポカリプス的なリアリティの中での人間のドス黒さも描いている意欲作。

 

 

Land of the dead/ランド・オブ・ザ・デッド(2005)

こうした次世代のゾンビ映画の登場にて、遂にジョージ・ロメロ御大が帰還する。ゾンビ映画界のレジェンド、ロメロの旧ゾンビ三部作の続編だがこの作品単体でも視聴可能。

世界にゾンビが溢れた世界にてレジスタンス的な立ち位置で徒党を組んで生き延びる人間達の人間関係を巡るドラマを軸に、これまでただの動き回る死体だったゾンビがある程度の知能と意思を持ち結託し始めるという新たなスタンダードを作り出した。が、往年のファンからはボッコボコに叩かれた。

*ゾンビが生前の記憶をごく僅かに残しているようなストーリーはこれまでもあったが、ゾンビたちの明確な統制と言うスタンダードをこの映画は生み、その後に続く作品にもそれは継承される。さすが御大。

ランド・オブ・ザ・デッド [DVD]

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Rec/レック(2007)

擬似的なドキュメンタリー=モキュメンタリー形式で取られた作品。個人的にこういった「本当にあったんですよ感」を煽るモキュメンタリー映画はとても好きで、ホラーだと「ノロイ」って作品が僕の中では日本最高峰。そんなハンディカムや昨今言えばGoProで撮ってます的なゾンビ作品のパイオニア

謎のウイルスや感染の拡大といったモチーフを扱った「パニックムービー」と「モキュメンタリー形式」は恐ろしいほどに相性がよく、画面のブレや視認性の低さがホラー・フラッシュ的な恐怖へと繋がる。閉鎖された空間と謎の感染など、シチュエーションはありきたりなのだけど、POVの臨場感がすべてを飲み込む。完全にアイデア章、天才。

REC/レック [Blu-ray]

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番外ーもっとおバカが必要な場合

前述の5つはショーン以外どれも結構硬派なホラー・パニックムービーとなっている。そういうの苦手なんですけど…というあなたにお送りしたい愛すべきバカゾンビ映画も紹介。

 

ゾンビランド」と「ゾンビーワールドへようこそ」、タイトルがそっくりなんだけど、どちらも良質のゾンビコメディ。ゾンビランドも元は「ゾンビーランドへようこそ」というタイトルになる予定だったとかいう数奇な共通点を持つ2作だけど、ゾンビコンテンツを利用したロードムービーと青春・友情映画となっており、ガチモンのゾンビとか苦手なんですけど…、というあなたにも是非オススメ。

「ゾンビーワールド~」はどうみても低予算の残念映画だろ…と思わせるそのジャケの糞っぷりからは想像できないほどに面白かった。ただ、あんまり家族で見たりするのはおすすめできない下品さも兼ね備えておりますので注意されたし。