くるめろとは違う

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オレカバトル:新5章 古代兵器モアイ 古代兵器オレカ界に現わる

オレカバトル新5章『氷劇の航路』より

 

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全員殺すマン

昨日より第2形態へと覚醒した融帝ダクラウ。ステータスのパワーアップと技の強化が入り、元々強力だった自己強化能力に拍車がかかりまくっており、ターン経過と共にじわじわとにじり寄るような状況はゆっくりと綿で首を絞められていくような感覚に近い。あなたも苦戦されているかと思う。

最近は勝手に提唱している妄想「古代兵器モアイ、ダクラウのアーティファクト説」に入れ込んでおり通常の章選択では必ずと言っていいほどスキャンを繰り返している。

しかしながら古代兵器モアイの使用する「監督者の槍」は

「HPの高い順に攻撃していく」

という性能であり、ある意味では「背の高い順に殺す…!」的な無軌道感。こと通常バトルではこちらのチーム編成を考慮しなければ”最初にその槍の餌食となるのが仲間”という状況が多発してしまい、何も考えずに育成モンスターだけで構成したチームのスキャンが出来ずに頭を悩ませている。

 

古代兵器モアイ近況

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以前の掘り起こしカードをモアイの育成からやり直し、1リールのためるを消した結果1リールは★5に。

「ためる」というコマンドは少し癖のある技で

LV10以下の場合の変化では、基本的に他のコマンドに書き換わることがない

のだ。というのもLV10以下の変化では基本的に「★→★★」等のコマンドアップは他のコマンドへ書き換わることがなく、この「ためる」もコマンドアップとしてカウントされているようであり「ためる」を「★→」に書き換えるにはLV10以降の変化に頼る他ないのだ。*またこのシステムを利用することでLV10までの変化である程度コマンドアップを詰めていくことが出来る。

しかしながらこの「LV10以降のためる→★移動への変化」では、あなたも恐ろしいほど体験しているであろう「オレカ界・その変化いるの?コンテスト」の栄えある大賞に輝く「★→★★系潰し」が頻発する。こうなるとせっかく増えたコマンドアップをやたらと潰す提案ばかりになってしまうというジレンマも抱えており、こうなるとカードの育成は「神に祈る」以外の選択肢を失う。

 

話は脱線してしまったがそういった訳で★2モアイの段階にてためるを書き換えて現在に至る。

モアイは喜怒哀楽系のオコル・カナシイ・ワラウ・カンガエルとステータス変化の4種を兼ね備えており、技の多さと調停者の声の重さの為か3リールの移動変化が止まってしまっている。

 

与えられし権限により裁定を下す

*これまでコロコロ紙面等の完全なネタバレは極力避けてきたのだけど、とうとうこの時が来てしまった。つまりここからは完全なるネタバレだ、注意して欲しい。そう、つまり風の谷のナウシカのネタバレなんです!

 

*ここからナウシカネタバレ注意*

そのルックスはしばしば「風の谷のナウシカ」の巨神兵との類似点に触れられる古代兵器モアイだが、モアイのEX発動時の

「我が与えられし権限により裁定を下す」

の台詞、こちらもナウシカ巨神兵もまた高度に発展した文明を持つ旧世界の技術にて「調停と裁定の神」として創造された巨神兵ととても似通っている。*通常の技にて調停者の声を使用するし。

また両者ともに高度古代文明の遺物=ロストテクノロジーである。

 

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そもそも風の谷のナウシカは映画と原作コミックでは大幅に内容が違い、例えば巨神兵の登場するシーンでは映画版では「火の七日間回想シーン」と「ドロドロに腐った状態でプロトンビームを放つシーン」程度だが、コミック版ではストーリーの後半において登場しまくり、喋り、コミュニケーションをとり、重要な役割を担っている。

そんなコミック版での巨神兵は高度な文明の発展のために荒廃し争いの絶えなかった地球に一度終止符を打ちリセットするために人間の手によって創られた人工的な神であった。

オレカ界における古代兵器モアイもまた調停者であり裁定を下す神である。(私は神にして兵器…戦いを終わらせる者…)これに対して

「ダクラウが世界を正しい方向へと向かわせるために作ったモノリスなんじゃない?ぴょろっ!ぴょろろ~ん!」

 等と僕は考えていたのだけど、今ダクラウが「駆除したる!」と、争いをやめる事を知らないオレカ界の住人を殲滅し「リセット」をかけようとしているこの状況。

ナウシカにおける「火の七日間」と似ているシチュエーションにも思える。しかしながらダクラウイベントは3週間と2日の開催期間なのであえて言うなら火の23日間だ。

 

因みに風の谷のナウシカでは、この火の七日間にて世界をリセットした旧世界の人間は荒廃した世界を浄化するための「浄化装置」として腐海を作り眠りにつく。そして世界が完全に綺麗になった際に眠っている自分達を起こすためのツールとして、ナウシカ達「新世界の人間」を造った。さらに因みにナウシカ達新人類は腐海が浄化しきった世界では生きられないように旧人類によって設計されている為、旧人類を起こした後に死んでしまうようになっている。

 

古代兵器、オレカ界に現わる―オレカ界の火の七日間

*全部フィクションとオマージュとパロディーです。

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そうなんだ、またなんんだ、すまない。つまり巨神兵東京に現わるの糞パロディなんだ。上記のような事を考えていたら、なんかテンション上がってきて劇場版「巨神兵東京に現わる」を見てしまい、こんな結果になってしまった。

映画版ナウシカ巨神兵エヴァンゲリオン庵野秀明が作画を担当しており庵野が得意とする爆発(見ていてスッキリする爽快感溢れる爆発、通称庵野爆発)にてプロトンビームを超かっこよく決めていたり、またあのフォルムとウルトラマンを合体させたのがエヴァンゲリオンと言われていたりもする。

この古代兵器モアイもそんなエッセンス(異形感)を勝手に感じ取れ、最初に書いた槍による無差別攻撃などのある種のアンコトローラブルな部分もエヴァっぽくてカッコいいよね。っていう話なんです。

 


Giant God Warrior Appears In Tokyo (Fan-Made Trailer)

 

 ナウシカを読んでヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qに収録されている巨神兵東京に現わるを見ればあなたもモアイが育てたくて仕方が無くなるはず。