くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

オレカバトル:新序章  黄金聖闘士、プロペラ・ネルガル! 君の小宇宙…プロペラは、まだ燃えて…回転しているか!?

新序章『新たなる旅立ち』より

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キミは小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか!

こんにちは、くるめろです。早速ですが、そうなんだ、聖闘士星矢なんだ。オレカの話が読みて―んだよ!というあなた、後半でちゃんとオレカの話をするのですこしばかり我慢していただきたい。

昨今聖闘士星矢Ωの放送で大きなお友達のみならずリアルなキッズのお友達からの認知度もある程度は獲得していると思いたい聖闘士星矢。僕自身、実際にリアルタイムの視聴にはズレが有るのだが、世代を超えてどっぷりとハマったりした。

概要だが、もちろんここで言う概要は聖闘士星矢の概要だ。

この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるという希望の闘士聖闘士(セイント)。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。――wikipediaより

といった感じで、聖衣は全88種のうち、最強の聖衣・黄金(ゴールド・クロス)、中堅どころの白銀(シルバー)、下位の聖衣・青銅(ブロンズ)に分けられる。(鋼鉄=スチール、鱗衣=スケイル、冥衣=サープリス、水晶=クリスタル…等アニメオリジナル他多岐に渡る)

ここで更に聖闘士星矢の話をしたいところだが、完全に脱線。脱線なのだが今まさにおもいっきり聖闘士星矢の話を書きまくってからそれに気づいたので、一番最後に一応載せときます。いや…!載せさせて下さい!

 


聖闘士星矢OP1

流すと小宇宙が燃えます、あと僕のお葬式にはこれを流して下さい。

 

黄金聖闘士、プロペラのネルガル

聖闘士星矢の話ばかりで申し訳ない。ただ、僕が言いたいのは

ネルガルって黄金聖闘士(ゴールドセイント)みたいだよね!

っていう、ただそれだけなのだ。「全身、金」で言えばアーサーも比類なき黄金具合なのだが、なにか違う。なんだろう、ネルガルのあのルックス・立ち振舞・そこはかとなく漂う闇・言葉遣いなど、全身から漂っているのだ、小宇宙(コスモ)が!

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聖闘士星矢ではそれぞれがクロスに対応する守護星座を持っている。(例えば主人公はペガサス座)そこで、「ま、まさかね…まさかね~」と検索してみたところ

AstroArts: 投稿画像ギャラリー: プロペラ星雲(DWB111)~IC1318

…あるのか…。つまり、あっちゃったのだ。プロペラ座ではないけど、プロペラ星雲。はくちょう座の近くだそうで。(はくちょう座の聖闘士は主人公5人の中のひとり、キグナス氷河である)

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確かに言われてみればプロペラに見えなくもない。黄金聖闘士は基本黄道十二宮(誕生月に対応する超メジャー星座)なのだが、つまりやりたい。黄金聖闘士、プロペラのネルガルを。やりたい。

 

回転しろ我のプロペラ!我は黄金聖闘士、プロペラのネルガルなりぃ!

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*ナリィィィィィン!

もしも参謀エンリルの入れ知恵がなかった場合、脳筋気味なネルガルはこうしてメソタニアを制圧するんじゃないかな?前述のとおり、聖闘士は武器の使用を嫌がるので素手。

そして小宇宙(コスモ)…じゃなくて回転羽根(プロペラ)を燃やし…じゃなくて高速回転させてカッコイイポーズを決めて、カッコいい技名を叫ぶだけで敵(王子・その姉・老将)が見開き2ページで大げさに吹っ飛んでいく。実際聖闘士星矢の見どころは攻撃に科学的根拠が一切ないところにあり、人はこれをロマンと呼ぶのだ。

そう、つまりまたなんだ…。糞トレースなんだ、すまない。上の絵はジェミニ・サガのギャラクシアンエクスプロージョンのトレースです。ごめんね。

 

上で飛ばした聖闘士星矢の話

(関係ない話なのでちっちゃい文字でかくね)

僕の好きな聖闘士は牡羊座、アリエスのムウ。別名ジャミールのムウ。「聖闘士の中で唯一クロスを修復できる」という特殊なテクニックを持ち、その設定のためか序盤はほとんど戦うことのなかった聖闘士。だが、後半からの無双ぶりは異常で一人で2体の元黄金聖闘士を蹴散らしたりの最強ぶり。さらに12人の黄金聖闘士はどいつもアクが強く「話などいい!戦いで語る!」みたいな衝突の連続だが、この中で一番柔軟で和を重んじているように見える(理論的な思考ができる)部分もカッコいい。聖闘士は”すぐ死にたがる”のだが、そういった無謀さがない。また、アリエスの聖衣はストーリーの中で継承されていく過程が見て取れ、前教皇(アテナの次に偉い人)のシオンはアリエスの聖闘士でありムウの師匠。また、作中に登場するムウの弟子・貴鬼はその後聖闘士星矢Ωにてアリエスの聖衣を受け継いでいる。*更に余談だがΩでは貴鬼も羅喜という弟子をとっている。聖衣修復は一子相伝的な空気感があるが、そこに必ずしもアリエスの聖衣がついて回るわけではない。

 

ストーリーは車田正美の真骨頂である「ストーリーは、かっこいいセリフとポーズを決めるための副産物でしかない!」(僕が勝手に感じている部分です)のど真ん中であり、全く回収されない伏線や、整合性のない超展開等、ファンから見てもかなり厳しい内容となっているが、僕は「聖闘士星矢は目隠しをして魂で読むんだ」と常々断言しており、そういったトンデモ展開等は全て無視しカッコいいポーズとカッコいい台詞を楽しむ物なのだ、車田正美というものは。

 

 読みたまえ!星の軌跡!

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