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くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

オレカバトル:イベント ライシーヤとグノーシス、崩星竜ブラックドラゴンの謎と、ラー!

オレカバトル『覇星神ライシーヤ、来寇!』より

 

助っ人勇者です!がんばります!

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1週間の遅れをとったライシーヤイベントだが、本日遂に本体200体報酬の「モンスター烈伝オレカバトル」イラストカードとスライム・マナの鍵飾りをゲットした。初日900Pと健闘したものの日曜日は300前後と失速。平日に至っては100~200が限界であり、ここに大きく絡んでくるのが助っ人参加による勇者ポイント。これが1日100あるのと初期値の10では本当に大きく変わってくる。参加が遅れたためか僕のモンスターが土日には助っ人参加の機会に恵まれず。送り出したパズズやベルゼブブは「助っ人勇者です!がんばります!」と看板を抱え待ちぼうけのままに日がな一日を過ごしていたようで、隣でどんどんスカウトされていく助っ人の精鋭達を眺めながら立ち尽くしていたのかと思うと非常に可哀想になってくる。どんまい、僕のモンスター。

 

ラー!

2/29~3/3の間強化モンスターに指定されていたラー。今回のイベントにて指定された強化モンスターのパワーアップ具合は超強力であり、前回の記事にて迅竜剣士リントを育成へと踏みきる以前は一撃700の破壊力を誇るピナーカを持つマハデーヴァであったり強化モンスターをメインにライシーヤへと挑んでいた。そんな中、新2章から使用し続けていたラー様のコマンドが遂に良化。

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できうる良化を全て終えコマンドのキャパシティを使い切る形のラー様が完成した。本体ライシーヤ戦は1体のみのスキャンの為、1回のみのコマンド変化で★潰しという通常戦を遥かに凌駕するメンタルの削り方はあなたも経験されたかと思う。そんなコマンド変化不毛の砂漠のオアシス、いや、オエイシスを感じた。

*すまない、アメリカ旅行帰りを自慢したかったんだ。(マクドナルド?…あっ!マクダナゥッ!の事?とウザったさ全開。)

 

覇星神ライシーヤが崩御する

残すところ1日となった覇星神ライシーヤイベント。2月28日の時点で杖を失い、そこから立て続けに翼をもがれ剣を折られ遂に残すは本体のみとなったライシーヤ。本体HPは1000前後であり、強化モンスターに指定されていたマハデーヴァによるピナーカ(700前後)とラーの必殺(350)にて、飛来から行動を行えずに飛び去っていく状態はやはり見ていて辛いものがある。

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しかしながら、全ての部位を失った3月1日から本体HPに異変が。上記の画像の状態から一切減らなくなったのだ。これは後述のブラックドラゴンの件も含めRPG的な意味での「負けイベント展開もある?」とライシーヤ様死なないんじゃないムードに包まれ歓喜した僕だったのだが。

よくよく考えて見ればイベントが3/6まで開催されるのは既に確定していることなので、ここまでライシーヤはどんなに満身創痍であろうが走り続けなければいけない。以前、コロコロか何か(ソースが曖昧)で「ライシーヤに与えた総ダメージで結果に変化が?」的な記載(記述も曖昧)をみたのだが、恐らく、これまでのライシーヤの部位欠損により低下した本体ダメージが、覇星神ライシーヤをゲットする際の「ライシーヤの体力に影響する」のかと思う。序盤超高HPだったライシーヤはバトラーのこれまでの協力によってHP1000まで減らされた、イベント終了後、ここまで弱体化したライシーヤにとどめを刺すのはあなたであり、全国のバトラーそれぞれというわけだ。

「腐りし魂を持つ全ての者よ、顕世より追放する!それが時空の神託だ!」

 時空の神託者ライシーヤの言う神託神託とはシャーマン(ここでは龍巫師)が神から授かる言葉や意思であり、ライシーヤは神の言葉に導かれ覇星神として世界を終わらせようとした。そんな神託の下に覚醒したオレカ界に降り注ぐ「厄災」、神であるライシーヤは遂に崩御しようとしている。

*余談だがライシーヤを象徴する花「龍絶蘭=リュウゼツラン」は、開花までに時間がかかることで有名で一部では100年に一度咲く花「センチュリープラント」とまで呼ばれていたのだそうで。

個人的に覇星神ライシーヤの登場シーン「暗黒の球体が飛来し極彩色の翼を開く」演出は花の開花を思わせる。これまで自我を抑圧して閉じていたライシーヤの目が遂に開く、それがまかさ「全てを終わらせる為」になるとは。

さらに余談だが、前述のリュウゼツラン。100年に一度とまで言われる開花を終えた苗は、枯れてしまうのだそうだ。一度きりの開花で。

 

崩星竜ブラックドラゴンの謎

しかしながらコロコロでは既に次回イベントも告知されている。覇星神ライシーヤは星をも食い尽くす恐ろしいドラゴンを召喚していた…!!とのことで、崩星竜ブラックドラゴンの登場だ。ほうせいりゅう、年末に蝶野にビンタされてそうなドラゴンだが(デデーン!ほうせいーアウトー!)そんな蝶野を張りたおし返すほど、このほうせい竜は強いらしい。

なんでも、激強すぎるのでライシーヤ特殊EX(アイテム「ダークネイザー」必須)からの召喚のみでしか場に出せないとしているこのブラックドラゴン。このブラックドラゴンが謎だ。そもそも特殊EXのみで召喚可能、つまり通常スキャンによるコマンドの育成が出来ないような記載なのだがカード化は可能なのだそうだ。ど、どういうこと!?

覇星神ライシーヤは星をも(中略)ドラゴンを召喚していた…!というコロコロの煽り文句。ブラックドラゴンどころかライシーヤイベントの開催前だというのに、既にボス・ライシーヤの死を予定調和として確定し片付け、次のイベントを宣伝するあたりがとてもえげつない!ライシーヤが死ななければオレカ界は崩壊→ブラックドラゴンも消し飛んでしまうはずなのではないのか。

しかしながら、ライシーヤは確実に死ぬ。ライシーヤの逆鱗に触れた、彼の否定する「他者を害する事によって成立する世界」を否定することによって、つまりライシーヤを撃退することによってまた「他者を害する事によって成立する世界」は保たれ続ける。

 

Thanatos

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*ここからは妄想とオカルトをめちゃくちゃにシェイクした後にその上からメランコリィをぶちまけたような内容なので超気を付けて下さい。

これまでライシーヤが行ってきた外敵の撃退と今回の世界を終わらせる行為の違い。龍巫師時代に行ってきた外敵の撃退は視点を外敵へと変えることでライシーヤすらも「外敵」とならざるをえない状況が生まれる。「正義の反対のもう一方の正義」の話ではないが、ライシーヤ達竜人が生まれながらに持つ数々の恩恵、これは竜人として生まれることによって自動的に付与されるものであって、それを「持たざる者」との間には決定的な出自の差が生まれる。それを得ようとし自身の生まれの負を克服しようとする、そういった意味で外敵視点から見れば竜人たちは超えるべき壁や排除すべき敵となっていく。それが進化であり、生命としての向上だがライシーヤは時を止め、奪い続ける進化を止めようとし終わらせようとした。

 

そもそもライシーヤの怒りが他者を害する者への怒りから竜人に対する怒りに向き始めるあたり、完全に?だったのだが。ライシーヤの「外敵から竜人へと」ひいては「自身へ」と向かい出している怒りは、全てにおいて存在する差とそれによって生まれる争い―何かを羨むような、あるいは卑下するような、そして奪い合うような腐りし魂を持つ事を強いるそんな世界への終焉へと向かったのではないか。

 

そうなってくると、星の破壊はライシーヤの言う「他者を害する行為」からは除外される。傷つけるのではなく、それすらも存在しない世界を作るために「全てを無に返す」という超究極の答えであって、生まれのその負を終わらせる―争いを生まない世界を生むための手順にすぎない。彼は殺し、壊しているのではなく、作り、生み出そうとしているのだ。完全に完成された争いのない世界を。

そしてバトラーやモンスターは抗おうとしている。誰かが誰かを害し続ける中にある一瞬の安らぎと信頼と愛を守るために。

 

Thanatosⅱ

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絶対悪として生まれる人々が善となるためには全員死ぬことが一番手っ取り早い、というあまりにも究極の答え。ここで思い出したのが僕が以前キリスト教グノーシス派(主義)を調べていた頃に見た話。なにぶん随分と前の話なので記憶が曖昧なのだが。僕達の住む宇宙は実は2つ存在していて、1つの宇宙は神・天使が創造したものでこちらの地球では人や生き物は絶対善として誕生し善行に溢れ争いのない生活を送っている。ではもう一つの宇宙・地球はどうかというと、こちらは自身も神へとなれると驕り高ぶり神の真似事をした堕天使・悪魔によって作られたもので、この地球の中には善も存在するがそれは「辛うじて悪でない状態」、悪の存在を根底にして善が存在するという世界。

 

この堕天使による失敗作の地球の元にカルマを背負って生まれ堕ちる人類が、僕達なのだという話だ。神の創造した完璧な地球では善と悪は完全に切り離されて解釈され、そして悪は存在しない。僕たちは悪という概念の延長線上に善が存在する不完全な世界に生まれたから、善というものにしがみつき争い、悪にそそのかされ過ちを犯すといった話だ。(確かグノーシスの考えは善と悪を完全に切り離していたはず…)

 

また、このグノーシス派は物質を汚れの象徴として、肉体すらも自身の魂を閉じ込める牢獄等と解釈していたかと思うので、つまりこの汚れた地球に生まれ落ちた場合にて最善の状態は物質(それはつまり体も)から開放された精神的な世界・真の故郷への魂の帰還。

これが上記の不完全な宇宙の話と繋がるかどうかは置いておいて。ライシーヤの言う「全て壊す」という救済案はある意味で奪い合う物質の世界からの解放と魂の帰還とも取れなくもないよね、ととんでもなくヘヴィな妄想へと一人駆けだしている始末だ。

これをベースに考えた時に、覇星神ライシーヤが放つEX「パラディック・メビウスリンク」。こちらのパーティーのモンスターをそっくりとコピーした、まるでパラレルワールドから召喚するようなこの技は。あるいはこれも完成された世界とこの不完全な世界をメビウスリンク=メビウスの帯のようなねじれを利用しパラレルをつなげ、パラダイム=新たな規範として、汚れた魂を消し去る為に遣わす技に見えなくもない。

 

ライシーヤの「時空の彼方への到達」にて授かった「神託」は善と悪が完全に切り離された完成された世界からの言葉なのか。 

 


Thanatos If I can't be yours 

 

 

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