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オレカバトル:新6章 無幻銃士ダルタンの消失 と新旧2章・6章のレツキ

オレカバトル新6章『孤毒の浄化』より

 

そして砂縛へ

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アレスイベントも一段落、あなたはもう灼熱剣士を手にすることが出来ただろうか?くるめろです。新6章最終解禁も折り返しとなり、新7章への準備に取り掛かっている方もいるようだ。早い、超音速だ。新7章については既に筐体ポップが張りかえられている店舗などもあるようで、さらに一部の筐体ではクエストモードにて新7章イコンのくじが手にはいっているそうで、早い!超音速だ!

一方その頃この僕は…ッ!金色に輝くマッチョが支配する砂漠の荒野に佇んでいるのであった…ッ!

 という訳で、エーリュシオンとクレイの戦いが激化し半ば強引に沼地に下した審判により、沼地は新旧2章へと続く砂漠へと相成った。(と僕は思っている。)

現代社会に存在するテクノロジーや、それに伴う記録は、様々な天変地異やあるいは人が生み出す破壊に恐ろしく脆く、起こりうる破壊や風化に一番耐えうる「記録」は「石へ刻みこんだ壁画」という話は有名である。個人的にこの新旧6章のストーリーが2章へとほとんど継承される事がなかったのは上記のとおり、石程度の記録しか残らなかったからだという事にして一人納得している。

こうして一握り程度の文明の痕跡を残した砂漠。しかしながら、時代がいくら変わって行こうとも悪は栄えるもので、沼地から砂漠へと変貌したこの島はまた新たな脅威に脅かされたことになる。(時系列順で追えば)

はるか昔(と勝手に思っている)沼地にてクレイが堕天をしてまで「その地に息づく命」を守ろうとしたその意思を。先へと進めなくてはいけない!どうすればよいのか、つまり、ダルタンの育成なんです。

 

時元銃士ダルタン/無幻銃士ダルタン

これまでドクトルや時元ダルタン、幽鬼ジャンヌを通して考察まがいのいかがわしいブログをポストしてきたのだが、肝心のダルタンが物凄く雑であり罪悪感を感じていた。そんな中、先日クエストモードを徘徊おじさんしていたところ優秀なダルタ君と出会ったので育成を開始。コメントは忘れたぜ!

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異常なまでに向上心が高く良貨の連発を起こした無幻ダルタン。昨今はドクトルに入れ込んでいるので出来れば必殺と戦友の銃を沢山入れたい。★4ダルタン繋がりということで、最近頻繁に使用している時元銃士も再掲。

 

新旧2/6章のレツキ

これまで新旧2章を通過してきているバトラーの方であれば大前提として「沼地の砂縛化」という結末を知りながら「では何故沼地は砂縛へと向かったのか?」の解答編を解き明かしていくような手法をとった今回の新6章。オレカにはこの「結果」を先に提示しながら「そこまでの道」を徐々に明らかにしていく手法が多いように感じる。

例えば旧序章・新序章におけるメソタニア編のアヴァドン→マルドクのストーリーや、新旧5章の魔王アズール→海賊アズールのストーリー。双方共に、アヴァドンや魔王アズールという「結末」を先に見せ、その後バトラーは「何故そうなったのか」をストーリーの解禁とともに自らの手で紐解いていくような形になる。

個人的にこの手法をスターウォーズ456→123手法と認識している。これは最初に456にてアナキンスカイウォーカー=ダースベイダーを絶対的な悪(一部御幣あり)として描いておき、その後123にて何故アナキンスカイウォーカーがダースベイダーへとなったかを一緒に追っていくスタイルである。

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新旧あわせて4章分ともなると正直1枚の画像には収めるのは厳しいのだが全体を把握するために無理に詰め込んでみた。なので、細かい部分は大幅に割愛し旧2章・旧6章・新2章・新6章の全ての時間軸に”現象”するダルタンをベースにまとめてみた。*砂縛の「縛」の字が間違えているのはご愛嬌。

 

ダルタンの消失

左から右へと過去→未来の構図となっており、それぞれのタイムラインを線で示してみた。個人的に新旧6章と旧2章までの間には運百年~というラグがあるように感じているが、そのほうがロマンを感じるからという超個人的な「だったらいいな」で、特に裏付けはない。

一番上に位置するのが旧2章を起点とするダルタの時間軸であり、彼が無幻の銃にて時を逆行し生み出した新たな時間軸が中央に位置する時間軸。旧6章までは

  • ダルタンが無幻化しアブシールを撃破し、ジャンヌ達の世界からサッカーラが消失。そうした時間軸の逆行とジャンヌ達が存在する世界のパラレル化(=サッカーラの存在しない世界)によってジャンヌ達の記憶からダルタンも消失する。

をベースに進んでいるように見えた砂縛。

 

 

しかしながら新2章のロック達は未だサッカーラの支配下にあるので、「ダルタンがアブシールを討っていない」時間軸の未来となっているはずだ。ここでジャンヌはダルタンの記憶が健在であり、ドクトルと接触し無幻へと時間を逆行しているので、旧2・6章には存在しない新たな

  • ダルタンが無幻化したが、サッカーラ=アブシールが健在でジャンヌがダルタンの後を追う時間軸

が生まれたようにも見える。これが水色のラインになる。しかしこうなると、ロックやランチュラ達の記憶からダルタンに加えジャンヌまでもが消失する事になるので、その後の世界は新たな展開を見せるのではないかな?

 

また、上記とは別のラインとして「幻定モンスター」の紡ぐ、バッドエンディングにあたるような時間軸。赤く示した時間軸は

  • ダルタが無幻へと旅立つも、アブシールの撃破に失敗し(全ては憶測)幾度とない時間の巻き戻しによって”時元の狭間”に迷い込んでしまったライン

ここではダルタンは時元銃士へと変貌し、ジャンヌはそんな彼を信じ待ち続け、遂には倒れ幽鬼と化してしまっている。ここではサッカーラが健在となるはずなのでロック達の脱獄も深く関わってくるようにも感じる。

 

そんな訳でダルタンはほぼ全ての時系列に参戦するフレキシブルさを発揮しているが、重要な事は彼が世界を改変することによって生まれる新たな世界の人々の記憶から、「ダルタン」という記憶は必ず消失する、という部分だ。

彼の歩いた道に彼の足跡が残ることはなく、彼がその存在を犠牲にして救われた世界に誰も気づくことは無いのだ。

 

尚、こちらのまとめは「ぼくのかんがえたさいきょうの砂縛の”レツキ”」であって、なんの信憑性も持たない完全なる妄想なので、注意だ。

 

松本零士の漫画の40%は巻紙で構成されている

これまでのブログでも幾度と無く持ち出している話だが、ダルタンとドクトルはいつ見ても銀河鉄道999やキャプテンハーロックに登場するキャプテンハーロックとトチローに似ている。そんなわけで、よっしゃ!松本零士風にダルタンを描いてオレカ野郎に送りつけたろ!と、トップに貼り付けた絵を描いていたのだがあまりにも微妙な結果となってしまった。

 

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以前、敬愛する島本和彦大先生が漫画「アオイホノオ」にて提唱した漫画を構成している事象の円グラフ。この円グラフにて松本零士の漫画「銀河鉄道999」は40%が「巻紙」で構成されているという大変すばらしい考察を読み、それなら巻紙を突っ込んどけば”らしくなる”だろう!と安易にも巻紙を突っ込んだのだが、巻紙パワーですらもあのイラストを松本零士たらしめることは出来なかった。

 

そんなわけでより松本零士っぽさを追求し描いたキャプテンハーロック風ダルタンとクイーンエメラルダス風のジャンヌの落書きを最後に貼り付けておく。キャプテンハーロックの渋みというか燻し具合ってそう簡単に真似っ子出来るもんではないね。

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