くるめろとは違う

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オレカバトル:新4章 重装騎士クラン と僕のオレカ再考

オレカバトル新4章『灼熱の煌国』より

 

ポスターには夢が詰まっている

重そうな奴らをがっちゃがっちゃと引き連れてオレカ界をヘヴィメタルちんどん屋として練り歩いてる昨今。先日解禁された新3章ストーリーモードのボスを討伐したところ、「イコンの包みくじ」をゲットした。

イコンの包みくじは基本的にその章の最終解禁後に購入・アイテムゲット可能となるのだが、これまでのくじは全て「最終解禁後、即カートン買い=ポスターカードとして排出」している僕に「イコン」は落ちないはず。

そんな訳でそのイコンの包みくじからは新6章のポスターカードの切れ端が登場。そこから育成などのプレイも意識的にストーリーモードを徘徊した結果、まだ2次解禁だというのに新6章のポスターカードをコンプリート。排出まで出来てしまった。

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このポスターカードだが、新4章までは実際にポスターとして店頭に貼りだされており僕はこのポスターとしてのパッケージング、特に旧4章~旧7章までのデザインによりストーリーへの想像をふくらませる、映画のポスターのような柄が大好きだった。

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*キーボード周りに並べていつでも見ることが出来るようにしている。オレカのポスターって見てるだけでテンション上がる。

残念な事に突如このポスター制度は廃止されてしまい、新5章からはポスターのデータは存在するがカード排出のみという状況になっている。また、新章から統一されていたロゴ最下部のデザインが今回の新6章でさり気なく変更されておりタイトルがど真ん中にレイアウトされるという微妙な変更も。(上下で天使軍勢とアンデッド軍勢に二分されている)

個人的にはオレカのポスターは告知や販促以上の「その作品のテーマやストーリーの空気感」に焦点が当てられているように感じていたので、是非とも復活して頂きたいところだ。

 

重装騎士クラン君の育成

随分前置きが長くなってしまったが、最近の重そうなキャラクターブームによって育成を開始したのがクラン君だ。

★2のちびっこの状態でもガチャンガチャンと巨大感を醸すのが最高に可愛いクラン君。

 

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オレカモンスターズ烈伝にも主役の扱いで登場し、その健気さには定評のあるクラン君。オレカの最も代表的な受難である「闇堕ち」のターゲットにもなり★3重装騎士クラン君が★4へと進化するためには闇に落ちなければならない。

この闇堕ちだが往々にして救済が存在し、タンタは魔戦士となった後にクフリンや勇者タンタへの救済、昨今では煉獄帝へと堕ちた(この表現は非常に曖昧)アレス君にもイベントにて遂に救済の措置が取られようとする中で、彼への救済はひっそりと幕を下ろされてしまった。不遇過ぎる。(と言っても漫画ではしっかりと救済済み)

強力なモンスターとして名前をあげられる機会に恵まれない彼だが、非常に強い。個人的にも、自身の防御力を上げる低ダメージ攻撃の「シールドクラッシュ」や「かばう」のイメージが先行していたが、★2では会心の一撃、★3では必殺の一撃を覚え前述の防御やサポートも可能なオールラウンダー。というかステータスだけで見れば旧1章の★3ダンテにも引けをとらない数値である。(細かい事はいいんだよ)

攻撃に徹するか防御に徹するか、瞬間の戦局を見極める。バトラーにはこの騎士を適切に動かす判断力が求められるが、その選択がハマれば一気に頼もしくなるモンスターだと感じる。

 

強いカードとオレのカード、僕のオレカ再考

カードを整理していたところ、僕がオレカを始めたばかりのカードを発見した。

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旧3章最終解禁からオレカを始め、その後の旧4章解禁にて作成したこの不死鳥フェニックス。恐らく最初は色んな情報をかき集め、見よう見まねで★移動を詰め込んでいったであろうコマンド。然しながら当時の僕は途中で何を考えたのか方向性を完全にシフトしたようだ。

おそらくこの時の僕は「不死鳥はEX使えば最終リールまで勝手に行くから別に移動無くてもよくない?」と決断。ためると★→で埋めた2リールがあるというのにそこへ続く道を自ら絶った。当時の僕の考えた最強、オレのカードでオレカをストレートに体現している。

 

オレカを続けていく中で日に日に

  • 可能な限り良ステータスの個体を手に入れ
  • そのカードへ★移動と最終リールに強技を詰め込んでいく

ことへと向かっていった僕のオレカバトル

しかしながら、これは「ある種の情報の集合体が導いた究極の一般的な強さ」であって、そこに自身の嗜好みたいなものが大きく欠落していた。(あくまでも僕の中では)

のめり込みすぎて、車のレースで例えるなら、スピードを上げることばかりに躍起になって、自分の意志みたいなものをスピードの代償としてポイポイと車の窓から投げ捨てていたのだ。

始めた頃のカードのほうが自由であって、それは僕の考えの塊であって、オレのカードでオレカだった。暫くの間、僕は必死になってどこかの誰かのカードを作ろうとしていた。

 

最強への道は自分で決める

完全に育成に飲まれ一番やってはいけないタイプの過ちを犯してしまった、なんとも情けない。僕はもう一度初心に帰りたい、出来れば早急に初心に帰りたい。あと小学生の頃にも帰りたい。

そんな訳で初心よカムバック。初心まみれだった頃の旧4章のクラン君に協力してもらい僕は初心を取り戻すことにする。

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例えば先ほどのカード、このクラン君の1リールこうげき!を★移動にしたくて仕方がなかった僕だが、コマンド潜在ではないクラン君には難しいという話を頂いた。

これまでであれば「よし!コマンド潜在で作りなおそう」と言い出しそうなのだが、重要なのはここで自分がこのクラン君をどうしたいかだ。

 

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他の戦士を守りたいという気持ちが脳内の半分を占めつつも、もう半分は目の前の相手の土手っ腹にメイスをめり込ませたいという気持ちに支配されている、そんな暗黒面も渦巻くクラン君。これがぽすか先生の冒険烈伝を読み座禅を組みチャクラを高めて行き着いたクラン君の個人的なゴールだ。

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そんな訳で恐らくミスを入れなければ4つ目の移動が入る可能性が低い2リールの★★→★★★を潰す。あえて潰す。これで2リールの下段シールドアタックを★★→へと変えて行く。

 

ここ数年で忘れてしまった「オレのカード」を、クラン君と共に取り戻すのだ。

 

 こちら、なんと育成の参考資料にもなります。