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オレカバトル:6章 ドクトルの育成と ドクトルはいったい誰なのか

オレカバトル6章『孤毒の沼地』

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加速する公式

新5章の最終解禁から気付けば3週間。既に一部の店舗では新6章のポップ関連が発送され展示されており、これまでの雑誌早売り情報よりも早い公式の対応がWEB上でも話題になっている。9月のコロコロ発売日が15日頃とのアナウンスがWEB公式から発表されているため、オレカバトルの新6章は9月15日(火)が濃厚だろうか。

新6章の主人公「天戦士クレイ」のカード情報も掲載されているコロコロの次号予告はこちらから↓↓↓

コロコロ公式サイト

新6章となれば大きくクローズアップされていくのはダイヤのストーリーであるべきなのだが、旧6章のダイヤを軸とするストーリーのメインラインはあまりにも曖昧であり、僕のバイブルとなっているオレカモンスターズ冒険烈伝ですら、この主人公ダイヤがメインとして登場すること無く魔皇トカイと対決が始まりその戦いは伝説の賢者の登場にて帰結していった。

時系列であれば

旧6章→旧2章→新2章

の順に並ぶであろうこの島の中での旧6章は旧2章を遥かに超える過去具合に見える。そんな主人公ダイヤのストーリーのみが大きく剥離し、新旧2章ともリンクしているように見えない彼女は謎にあふれている。その為か新6章のストーリーもなかなか展開を読むのが難しく、上記の時系列の中で新6章は一体どの時系列に組み込まれていくのかが楽しみだ。

 

謎に包まれたドクトル

時間軸を遡る旧2章の主人公・ダルタが絡むこの砂縛・沼地のストーリーはしかしながら彼を無視して全体を語ることは難しいとも感じる。ダルタ(ン)は砂縛沼地の未来過去の起点となるサッカーラの統治から、無幻戦士の銃にて飛んだ世界の過去と未来を様々な形に塗り替え続けており、彼の無幻戦士への覚醒も旧6章にて起こったように見えるからだ。

*アプリ版オレカバトルにて無幻銃士ダルタンが解禁された際の煽りは「無幻銃士ダルタン 現象!」。当初は無幻銃士が「夢幻銃士」と誤字っていたり、登場!などではなく「現象!」とされたり、その独特な表現が話題に。が、たしかに彼は旧2章から遥か過去となる旧6章へと「現象」したのだ。

さらに”そんな彼を語る”上で外せないのが新2章で登場したドクトルだ。

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そんな訳で僕は何故かこのタイミングで新2章のドクトルの育成を始めている。育成開始直後は

  • 試作魔銃ー敵HP依存のダメージを与える(MAX150前後?)

を中心にコマンドを変化させていたのだが、この試作魔銃の最大の弱点、「とどめを刺す事が出来ない」部分(敵HPが減少していくにつれてダメージ値も下がり最低で「2」等を確認)が気になり始め、ロボ修復をメインのサポートに切り替えた。また、粘着攻撃はダメージ値は25前後と攻撃としては弱いが相手の素早さを下げ、ターンを遅らせることができるのでこちらもサポートとして入れている。

このドクトルとかばう系統の技を覚えたロボ参式を同行させることにより、ロボ修復→かばうのコンボで究極の壁になる。

 

新6章が来る前にドクトルの事をもう一度、再考する必要がある

ボスでも無く通常レア枠出現クラス3となかなかに渋いポジションのドクトルだが、異常なまでの物語への介入を誇り、フランケンが登場する旧6章や、ロボ零式が企てた新1章の侵攻へも影響しカットインを生んでいる。これは旧6章の主人公ダイヤの比ではなく、彼もまた旧6章~新2章の1人の主人公と言っていい程だ。

*把握しているカットイン

1.幻銃士ダルタン(旧2章) 2.ロボ四式(旧3章) 3.ロボ零式(新2章) 4.フランケン(旧6章) 5.魔神イフリート(新2章) 6.英雄ジャンヌ(新2章)

*以前にドクトルのカットインなどをまとめた記事はこちら

オレカバトル:新2章 ドクトルが握る?旧章と新章を紐解く鍵 前編 - くるめろとは違う

オレカバトル:新2章 ドクトルが握る?旧章と新章を紐解く鍵 後編 - くるめろとは違う

さらに前述のフランケンとのカットイン後には専用の登場アクションが追加され、ロボ零式との戦闘では専用の楽曲が用意されている。そんなバトルを動画に収めてみた。

フランケンVSドクトル

*フランケンの登場シーンが追加されている。ボス枠ではない通常モンスター同士に専用のモーションが追加されるのは極めて稀、というよりはそんなモンスターは他には存在しない気がする。

ロボ零式VSドクトル

*ロボ零式は本来ランダムボス枠であり、ダンテ等をリーダースキャンすることにより出現が確定する。ドクトルはこの確定枠には追加されていないのだが、このロボ零式・ドクトルの組み合わせのみに専用楽曲が追加されている。

 

フランケンは通常敵のレア枠、ロボ零式はランダム(確定モンスターではない)なのに、あまりにも豪華すぎるこの専用演出。やはりオレカバトルの中で「機械」族を生み出したドクトルは相当重要なポジションを担っているように感じる。

そして、自身を機械化し長い年月を生きてきた彼は、再過去と言えるであろう旧6章とその謎を解明するはずである新6章にも深く関わってくるのではないか。というよりか、あまりにも謎に包まれたドクトルの出自が解明されて欲しいのだ。

*追記

このブログをこさえたのが9/6だったのだが本日更新のオレカ野郎にて、ロボ零式にアイテム「ハート」を持たせることにより、上記の専用楽曲がBGMとして流れることが判明した。ロボ零式は確定以外は完全ランダムの為、ドクトルリーダースキャンで20~30回程粘った僕は(育成も兼ねているとはいえ)このオレカ野郎を視聴してリアルに膝から崩れ落ちたよ!

 

まさかの話(ネタバレを含むので注意)

ブログの冒頭にも書いた新章ネタバレ関連、僕自身も目にして勝手に広がった妄想の話になるのだけど。ここから先はソレを見ている前提であったり、ネタバレだったり妄想だったりの内容を多分に含んでいるのでご注意頂ければと思う。つまり、ネタバレ・他人の妄想を見るのは嫌!というあなたは見るべきではない。

 

まさかとは思うが、ドクトルは。いや、ドクトルも。ダルタの幾多の成功と失敗の世界線の中の、1人のダルタの姿のであったら。ダルタが無幻戦士の銃を放ち、幻銃士へ・無幻戦士へ・魔銃士へ・次元銃士へ…と様々な未来へと分岐していく中での一つの姿であったら。

例えばの話、全ては憶測と妄想の話だが(超重要)

ダルタ(ン)はアブシールの討伐に何らかの形で失敗し、彼を過去へと飛ばした「無幻戦士の銃」は大破する。彼は過去にて未来を書き換える事への失敗に苦悩し、未来の自分=銃の発動となる基点に再度賭ける事を決める。

気が遠くなるような時間の経過を「無幻戦士の銃」の修理・製作に注ぎ試作魔銃が生まれ…。自身がその賭けるべき未来の自分(過去へ飛ぶ前の自分)にその銃を託すまで生き永らえる為に体を機械化していたとしたら。

彼がそんなように一つの世界線でドクトルへと変貌していったなら。

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*全て、だったら相当アツくない?っていう想像と妄想の話なのです。

 

ドクトルは排出セリフやオレカモンスターズ冒険烈伝の中で「家族を失った」と家族の存在とその喪失に付いて度々言及しており、さらにオレカモンスターズ冒険烈伝にはドクトルと「誰か」が二人寄り添う写真まで確認ができる。この場合、その家族とは誰を指すのか。

ただ、僕が気になるのはとにかくオレカバトルの中でのドクトルの優遇具合だ。そう、前述の特殊カットインや特殊楽曲の多さは、言われてみればまるで主人公のような扱いではないか?

 

超妄想が加速しだしてしまっているが、新6章まで残り一週間程と迫りまくっている。そんなドクトルの真実の”詳細”や、ダルタン・ジャンヌの無幻戦士達の結末、何よりもそんな濃厚なストーリーに揉まれ希薄な内容となってしまっている主人公ダイヤの「疑いと不安でいっぱい」の心は救われるのか?

新4章から始まり、アレスの結末・アズールの結末と、その結果がどうであれ裏属性章の2周目は全ての物語の終焉を紡いでいる。

孤毒に蝕まれた沼地は天使族主人公の登場により、どういった結末を迎えるのか?死ぬほど刮目しよう。

 

フランケンが主役で活躍する漫画は1巻、ダルタンの活躍が見れるのは2巻、ロボ零式の秘密が読めるのは3巻だ。チェック。