くるめろとは違う

くるめろと貴様は関係ない。

オレカバトル:オレ最強決定戦 大魔王ムウス杯閉幕(14日前) 暴かれた最強の世界

オレカバトルオレ最強決定戦『大魔王ムウス杯』より

 

大魔王ムウス杯終了(14日前)

先日8月9日、4回目となるオレ最強決定戦の大魔王ムウス杯が終了した。先日っていうか2週間前であって、2週間前を先日呼ばわりしていいのかどうか。回を重ねる毎に最強決定戦の結果報告(求められているか否かはさておき)が遅くなっており、その理由は後述。

今回は「火属性縛り・クラス無制限」と、これまでのオレ最強決定戦からルールも一新、戦い方やチームのトレンドに新秩序がもたらされるんやぁー!と1人で盛り上がり、開催中の1週間、パンドラに柄杓で100円玉をぶっかける作業に追われていた。

 

ムウス杯結果

f:id:cruelmelody:20150823223233j:plain

全国では130位、店舗では僭越ながら1位を頂く結果となった。これまでの成績で言うと

  • 第1回アズール杯 全国133
  • 第2回サッカーラ杯 全国221
  • 第3回ナナワライ杯 全国 307

とモチベーション下がってるのがバレバレのランキング推移であった中で、自己新記録。

ここまでプレイに意欲的になれたのは今回の新たな要素「クラス無制限」への開放に尽きる。元来、必殺の一撃だ~い好きで、赤い物を見ると無条件で興奮するナチュラルボーン小学生センスな僕なので(トリコロールもだ~い好き)、今回の火属性・クラス無制限は持っているやたらと赤い★4な奴らを小銭ジャブジャブで育成するには願ってもないチャンス。素晴らしい口実を公式様から与えて頂き、これでもかというほどバーストしてきた。

 

大魔王ムウス

店舗ランキングでの報酬の鍵飾りとチケットを頂き、早速大魔王ムウス様を排出。

f:id:cruelmelody:20150823223246j:plain

ATMAX個体

遂に”椅子=座る物”の概念から解き放たれたイラストが秀逸。

邪神ムウスと比べてHPが大幅に上昇(20前後)、攻撃力はほぼ同じか若干低いものの、独自の技「グリルファイア」は昨今アレスの使用する「ヴォルカイザー」のように対象へ火傷・攻撃力ダウンの状態異常の付与率が高く、これまでのムウス同様に強力なモンスターとなっている。

何より気になるのはそのコマンドがどれだけ配置できるかの各リールのキャパシティであり、実際これまでの大魔王シリーズがそのキャパシティの低さからカードボックスの辺境の地・タトゥーインにて埋もれてしまっている。

だがそもそもムウス育成の経験が一切ない僕に、このフレキシブルに椅子を使いこなすイラストのムウス様は魅力的であり、育成を始めている。ムウス様はこれまでの魔王の椅子の概念を超越し、新たな椅子の使い方を自らの行動で体現しているのだ。椅子には座らなくてはいけないなんて誰が決めたんだ!俺は椅子の上に立っちゃうぞ!って部分がどの魔王よりもアナーキーだぜ。アナーキー・イン・ザ・魔界だぜ。

 

暴かれた最強の世界

そんな訳で今回の大魔王ムウス杯。一新されたルールでのバトルのニューオーダーの到来だ!と、僕のお気に入りの火属性を引っさげて戦場へと舞い降りたのだが、そこは牛魔王達の巣窟だった。1ターン目で牛魔王の攻撃フェイズまでに彼を潰しておかないと、

ロキに変化し偽りの反射壁→サッカーラに変化しハンドレットフィスト

 というお約束が待っている。なんと、今回の火属性縛りが牛魔王の変化先には適用されず。おかしい!「ムウス様!チートレベルの土属性がこの杯には紛れ込んでいますよ!」状態に。牛魔王…つ、土属性って…殿中でござるよ?殿中でござるよ?

そんな状態だからか、とにかく最強決定戦のコロシアムというよりかは牛魔王が出やすい「牛魔王神殿」が登場期間のような。

 

そして、追い打ちを掛ける凄い既視感。これまでの最強決定戦と変化がないというか、クラス制限が解除され、「ターンさえ回れば属性制限を無視する牛魔王」その横には、「石化ブレスを放つ高耐久力の祟竜」や、「超高速でイカれたダメージ値の全体攻撃力を放つスライムマナ」等、寧ろこれまでの最強決定戦にてクラス6制限内のアタッカーを担っていたモンスター達が3体横並びしている状態。これまでの最強決定戦の比でない修羅具合。六道輪廻中の三悪道を延々と回転していくような苦行だ。

そんな三道輪廻、幾度とない敗北の転生・苦行を経て僕が到達した個人的な真理、どうやらオレ最強決定戦にて好きなモンスターだけで勝利を収めるのは不可能だというあまりにも悲しい、決定的な事実だ。

オレカバトルには確実にある種の一線を踏み越えた、所謂チートモンスターが登場する。そんなモンスターと同等のクラスであるモンスターを使い如何に対策を練っても、越えられない壁が確実に存在するのだ。

 

もう少し踏み込もうか迷ったのだけど、ここまでにしようと思う。そんなチートの殴り合いを最強と言うのであれば。僕の夢見た独善的な弱点の輝く強さと、その最強は、そもそも「最強の定義」が違ったのだ。

あなたはこの最強決定戦にてどんな強さを見出しただろうか。

 

暴かれた世界

暴かれた世界