オレカバトル:オレタチは炎竜サラマンダーをざっくりと作る。 第4章解禁に伴う男の戰い
子供達のドラゴン好き度合いは異常だ。どいつもこいつもLV.4ぐらいの微妙なファンを持っている。(ここの所はコロコロの付録なのが大きい)そう、しかもこのドラゴンは往々にしてファンだ。誰の金竜もファファンにはなれない。ドラゴンとはオレカバトルのモンスターの中で(レアドロップアイテム等の弊害を除けば)一番金のかかるモンスターなのだ。
*別に純粋な気持ちを持ってしてプレイしている子供たちを馬鹿にするつもりはございません。おかしいのはどう考えても僕なので。
ドラゴン育成は茨の道。ただでさえ、コマンド厳選を強いられている僕達はそう易々とドラゴンという禁域に踏み込むことは許されない。ましてや、僕は3章からの新参。ドラゴンという高すぎるハードルに置いてけぼりを食らったような虚無感にやられている中、興味のないふりをするしかない。
(オレたちは…オレカを…厳選することを…強いられているんだ!!)
しかしながら卵が手に入ってしまい、それでいて魔人ランプという双児宮の迷宮をひたすらマラソンしていく中で思ってしまう。作りたい。そうして50コイン以上を消費するとてつもないランプデスマーチのなかで出来てしまった。しかも、出来心故のとんでもなくざっくりとしたサラマンダーだ。
そして柄チェンもしてしまった。
柄チェンに相応しくない炎竜サラマンダーの完成だ。
どうしてこうなった!
そんなわけで、僕の人型モンスターで溢れかえるオレカケースの中で炎竜サラマンダーは一際異彩を放ち、それでいて目にする度に「この炎竜はここから持ち直せるのか?」と触れては為らない感を放ち
そうして今日もケースからチラ見えしては、炎竜サラマンダーをどうにかしてやっつけてしまわなければと悩ませる。びっくり箱は開いてしまったわけだ。